概要
第11話「幻の遊星」に登場。
宇宙を渡ってきた遊星でありながら、地球に極めて酷似した森林地帯が広がっている自然環境が整っており、酸素も大気も地球と同じで、その姿はまさに楽園と言える。地球のスイセンに似た花もある。
だが歩いても歩いても生命体は見つからず、花も回収したら消えてしまうと怪しい所ばかり。
それもそのはず。実はこの星の地下には宇宙戦争用生物兵器であるモンスアーガーが秘匿されており、遊星の地上に広がっている森はホログラムででっち上げた虚像で、しかも酸素と幻覚ガスも供給されており、それによって偽物の楽園を作り上げ、それにつられてやってきた宇宙人をモンスアーガーが攻撃・殺害していると言う偽りの楽園と言うのがメラニー遊星の実態であった。
しかしこの遊星を作った宇宙人は既に絶滅しているようで管理者が居なくなった為にメラニー遊星はモンスアーガーを載せたまま宇宙を彷徨っているものと思われる。
数多くの宇宙船の残骸があるところから見ても多くの宇宙人がこの偽りの楽園に騙された末に殺されており、母星を失って宇宙を彷徨っていたファビラス星人も見事に騙されて、ここに来た調査隊がモンスアーガーの手にかかり壊滅した。ハネジローはこの調査隊の生き残りであった。
スーパーGUTSの面々が海王星に接近していたこの遊星の調査に出向いた際にハネジローの手引きでその実態を知り、脱出しようとするもモンスアーガーと交戦状態となり、そしてウルトラマンダイナによってモンスアーガーは倒されるが、モンスアーガーの死と同時に遊星も爆発するようにプログラムされていた為にメラニー遊星は爆発した。だがスーパーGUTSもハネジローも無事に脱出に成功した。
だが第31話「死闘!ダイナVSダイナ」でモンスアーガーⅡが地球に飛来し、更に送り込んできたグレゴール人が「第4メラニー遊星で捕獲した」と言っていた所から見てもどうやらメラニー遊星はいくつも存在しネオフロンティアスペースを彷徨っているものと思われる(恐らく被害者も多いであろう)。
一体どんな宇宙人が作ったのかは不明だが何とも迷惑な話である。
「ウルトラマンデッカー」ではモンスアーガーを文明破壊用怪獣として邪魔な他惑星文明を潰したい宇宙人に売りさばいている死の商人のような遊星として言及されており、1300年前に地球へモンスアーガーの入ったカプセルを送り込んでいた。恐らくネオフロンティアスペースのと違ってこちらでは住民はいるようだ。
こっちもこっちでかなり迷惑である。