プロフィール
本名 | ミハエル・ケール(Mihael Keehl) |
---|---|
誕生日 | 1989年12月13日(アニメ版は1994年) |
血液型 | A型 |
身長 | 171cm |
体重 | 52kg |
国籍 | イギリス |
好きなもの | チョコ |
嫌いなもの | 自分より優れたもの |
CV | 佐々木望(テレビアニメ) |
演 | 優希美青(テレビドラマ版) |
概要
第二部の主人公の一人。Lの後継者を育てるイギリス・ハンプシャーのウィンチェスターにある孤児院ワイミーズハウスで育った、と同じくLの後継者候補の一人で、ニアに次ぐNo.2の位置にいた。
人物
容姿
キャラをデザインした小畑健のコメントによると、当初ニアは現在のメロのデザインを考えていて、メロは大人しい女性的なキャラ、ニアは悪人面の人物にする予定だった。しかし、大場つぐみに提出する際にメロとニアの名前を逆に書いてしまいそれが通ったため、後に引けなくなり元々はニアだった容姿が今のメロになっている。 そして、ニアとは双子のようなイメージでデザインされたらしい。
途中から顔に爆発による火傷跡がつき、凄味と精悍さが増した印象となった。
人物像
ニアには劣るが優秀な頭脳と、ニア以上の卓越した行動力を持つ。活動的で大胆な性格。自分より優れた者、特にニアに対しては徹底して対抗心を見せる、負けず嫌いな人物である。目的達成の為なら犯罪行為も厭わず、時には感情的な行動を見せるが、ノートと人質との交換取引の際にはフェアなやり方で進めたり、仲間の犠牲を悔やむなど、良心的な一面も見られる。
特徴として黒いエナメル素材の奇抜でスタイリッシュな服装をしている。
板チョコを好んで、常にかじっている。行動力(即断即決/熟慮断行)、思考(感情的/理性的)、雰囲気(金髪・黒服のメロ/銀髪・白服のニア)など、ニアと比べて対照的な人物である。
一人称は「俺」であるが、ワイミーズハウスにいた頃は「僕」であった。
活躍
Lの死後、ニアにLの後継者の座を譲って行方をくらました。その後、「ニアよりも先にキラを捕まえ、一番になること」すなわち「自分の上に立つものを排除する」目的から、ロッド・ロス率いる米国マフィアの上位組織に敵対組織のボスの首を手土産に加入。日本の警察庁にノートがあることを知り長官の誘拐を企てる。しかし長官がキラに殺されると、次は警察庁次長の娘である粧裕を拉致し、ノートとの交換を日本警察に持ちかける。さらにハイジャックや殺人、果てはミサイルの発射まで、法外な手段を使い、キラとニアを出し抜きノートの強奪に成功。敵対組織であるSPKのほとんどのメンバーを殺害、更にアメリカ大統領(アニメではカット)やL率いる日本捜査本部を脅迫する。順調にキラを追い詰めていくも、月による海砂の死神の目を使った策略でマフィアは壊滅。
その後は同じワイミーズハウスの出身者であるマットとコンビを組み、リドナーとコンタクトをとりながらキラを追い、キラを間接的に追い詰めていく。
ニアらSPKと捜査本部の面々の対峙を目前にした2010年(アニメでは2013年)1月26日に突然NHNの局内に現れ高田清美を拉致。運送会社に忍び込み、トラックを盗み出すと高田を一糸纏わぬ状態にして長野県軽井沢市方面へ向かう。その目的は、『自分を犠牲にして魅上に本物のノートを使って高田を口封じとして始末する』だった。
メロの狙い通り、高田が下着の中にデスノートの破片を隠し持っていたことまでは読めず、更に彼女に配慮して体を隠す毛布まで与えてしまったことで、目を離した隙に名を書かれ、命を落としてしまった後、高田が用済みになった事と、物証となるノートの処分が必要になった結果、魅上照が隠匿していた本物のデスノートの元へ向かったため、思い立ち、口封じの為名を書かれた高田の手で火を放たれ、彼女諸共遺体は炎上した、それと同時にSPKに『用意しておいた偽のノートに細工させ、対面当日に本物を出して皆殺しにする』月の策略がバレてしまう。そのため、そんなことも知らない月は、同じ事(=高田の抹殺)を思い立ち彼(魅上が高田を殺した1分前で)も口封じとして高田を始末した。
派生作品
- 実写映画
映画4部作には未登場だが『NEW GENELATION』「竜崎編/遺志」にて二代目竜崎の口から「あのバカどうしてる」と名前のみ登場。ニア(こちらは前作『LcW』にも登場している)からは「アレは僕の問題だ」と呆れられている模様。
- ドラマ版
実写映画には登場しておらず、ドラマでもニアと違い紹介されていなかったため今回も登場しないと思われていたが、何とニアの持つ人形として登場という、作中でも衝撃度の高い状況で現れた。(人形の造形がホラー作品に出てくるようだと話題を呼んだ。)ニアのもう一つの人格なのか、単なる腹話術なのかは不明。
が、正確には人形はあくまで「メロに似た造形」であり、ニアがメロに向かって呼びかける際に人形とは別の方向を向いていたため人間としてのメロがいるのかもしれないという説がファンの間で飛び交っていたが、ニアのもう一つの人格であることが発覚した。ヒステリックかつ挑発的で、いわゆる「厄介者の人格」である。