モスマン(悪魔城ドラキュラ)
もすまん
『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』で初登場した敵キャラクター。
毒の鱗粉を撒く蛾男。 灯りに誘われて何処からかやってくる。見た目は殆どイラスト通り。
見開いた一対の黄色い巨眼。深い茶色の羽毛に覆われた身体。不気味な赤い皮膜を持った翼。
また撃破時のモーションは、身体が炎上しながら苦しそうに飛び回る気持ち悪い絵面であり、
そのモーションが長い事も含めて、虫嫌いのプレイヤーからすればかなり嫌な相手かもしれない。
元ネタは米国原産の未確認生物(UMA)【モスマン】。海外版での名称も同じく「Mothman」。
HPは199。弱点は炎属性と石化属性。耐性は無し。ドロップアイテムも無し。
コチラが近づくと大ジャンプしながら毒の鱗粉を大量にばら撒いてくる。攻撃方法はこれだけ。
移動手段も兼ねているため、近づかない限りは移動も攻撃も行わない。攻撃範囲も真下のみ。
ただし鱗粉は毒属性のため、毒状態を回復する消費アイテム『アンチドーテ』は忘れずに。
移動中に鱗粉をばら撒く関係上、大ジャンプ中に真下を潜り抜けると言う回避方法は使えない。
背後に逃げる広い空間があるなら後退すれば良いが、無ければ着地した隙に頭上を飛び越えよう。
HPは地味に高いが特に弱点属性や武器を意識しなくても、1体しか出現しないので対処は容易。
着地した隙に高攻撃力の技で一気に仕留めるか、石化属性で固めてしまえば簡単に倒せるだろう。
モスマンから入手できるソウルの能力はエンチャントタイプ「取得経験値がアップ」。
装備中は取得経験値が1.25倍になる優れものであり、ソウルのドロップ率もかなり高い。
また同じ効果を持つアクセサリ『シャーマンリング』も同時に装備すれば効果は重複される。
レベル上げが非常に楽になるため、『呪縛の時計塔』エリアの探索も同時に行っておくと良い。
部屋の入口はスロットマシーンで塞がれているが、書かれている数字を揃えれば開く事ができる。
所持金の下3桁を『573』にすればいいだけなので、近場の蝋燭を壊して金額を調整しよう。
怪奇!彼の名はモスマン!!
さて上記の説明だけでは普通の敵キャラクターの紹介で終わる訳なのだが、実はこのモスマン。
特殊な条件下で出現するレア敵であり、その条件はアイテム『UMAニュース』で確認できる。
以下、その内容である。悪魔城ドラキュラシリーズでも珍しい探す楽しみのある敵だと言える。
- 「地上から高い所で目撃証言が多数報告される」
『妖魔迎賓館』エリアで入手可能なUMAニュース2-2。キーワードは「地上から高い所」。
高い位置にあるエリアに該当するのは『罪人の塔』『呪縛の時計塔』『悪魔城最上階』のみ。
この情報を手に入れた段階ではまだ何処も訪れていないため、今は気にせずに探索を続けよう。
- 「最新の目撃例は強力な光を放つ電球のそば」
『罪人の塔』エリアで入手可能なUMAニュース2-3。キーワードは「電球(ライト)の傍」。
これまで訪れたエリアで電球(ライト)を見かける事はないため、やはりそのまま探索を進めよう。
- 「その光は雷の力によって引き出されたらしい」
『妖魔迎賓館』エリアで入手可能なUMAニュース2-4。キーワードは「雷(属性)の能力」。
『悪魔城最上階』からこれまで進入できなかった『妖魔迎賓館』の上層フロアに進むと、
最後のヒントが置かれている。どうやらライトを起動するには電源を付ける必要があるようだ。
分かったかな?実際の所、本作に登場する隠れUMA達の中でも一番簡単に発見できると思われる。
(実はモスマンのUMAニュースのみ1つ多かったりする。これも見つかり易い要因の1つだろう。)
出現場所は『悪魔城最上階』の最上級鎧兵士『ファイナルガード』が2体出現する長部屋。
その部屋の中央。2体の鎧兵士の丁度真ん中にこれ見よがしに大型のライトが設置されているのだ。
もう答えは分かったも同然だろう。後は電源に対して雷属性の攻撃を行えばモスマンが出現する。
その時、画面手前をアップで横切ってから出現するため、初見ではビックリするかもしれない。
尚、雷属性の攻撃は『狂乱の花園』に出現する雷を操る怪鳥『ライクーダ』のソウルか、
鎚系の最終強化武器『ミョルニル』または槍系の最終強化武器『グングニル』が該当する。
一番簡単な方法はやはり『ライクーダ』の能力「雷を発生させる」を使用する事だろう。
武器で起動する場合は武器合成を最終強化まで行う必要があるため余計に手間が増えてしまう。
一応、『悪魔城最上階』に到着した時点で候補に挙がるのは鎚系の武器『ミョルニル』のみ。
合成の出発点である『メイス』は最序盤のエリア『地図から消えた村』で普通に拾えるし、
後は『地下冥府』に出現する『ニードルス』のソウルを合成して『モルゲンステルン』に、
最後に『悪魔城最上階』に出現する『バックベアード』のソウルを合成して完成となる。
一方の『グングニル』は『裁きの坑道』に出現する『ベリガン』のソウルが必要になるため、
到着した時点では2周目以降でもない限り強化は不可能。素直に『ミョルニル』に出番を譲ろう。
続投した本作では絵画の中の世界『魔の13番街』と隠しエリア『悪魔の巣窟』に出現する。
つまり前作とは打って変わってレア敵でも何でもない普通のザコ敵に降格してしまっている。
せっかく街頭煌く夕闇の街と言うピッタリお似合いの出現場所まで手に入れたと言うのに・・・
仕様は『蒼月の十字架』と全く同じなため、弱点と耐性も同じ。対処法も同じで構わない。
ただし群れで出現するようになったためか、毒の鱗粉の脅威度は前作よりも断然上である。
相変わらず高所から鬱陶しい程の鱗粉を大量にばら撒いてくる上に、本作では狭い場所が多く、
後退して回避できない場面も少なくない。やはりここは高攻撃力かつ纏めて一気に瞬殺したい所。
ジョナサンの場合は鞭系の武器『ほのおのムチ』とサブウェポンには『ブワカナイフ』または、
『やぎゅうしゅりけん』を装備して、遠距離から素早く仕留める方法が良いだろう。
また『メディウサヘッド』が落とす石化属性を持つ鞭系の武器『メディウサウィップ』なら、
接近戦でも一切行動させずに完封する事ができる。HPも80しかないため低攻撃力でも問題ない。
シャーロットの場合は炎属性の爆発魔法『エクスプロージョン』が弱点も突けるためオススメ。
尚、同じく『メディウサヘッド』が落とす石化属性の魔法『サモンメディウサ』は、
発動に時間こそかかるものの、遠距離から一気に広範囲を石化できるためコチラもやはり有効。
ちなみにドロップアイテムは何も追加されていない。・・・あれ?それって倒す意味が・・・無い?
当然、ソウルの能力なんて物も無いため『シャーマンリング』との重複は本作では不可能・・・
と思ったら、本作ではアクセサリは2個同時に装備可能なので2周目以降なら普通に併用可能。
そして『シャーマンリング』が落ちている場所は『魔の13番街』の隠し部屋だったりする。
・・・2周目以降とは言え、なんだか妙に意地の悪い物を感じるのは果たして気のせいだろうか?
モスマンの使用する毒属性を無効化する方法は、登場する全ての作品でちゃんと存在している。
『蒼月の十字架』では毒無効の効果を持つ『ジャイアントスラグ』のソウルが該当する。
出現場所は『悪魔城最上階』攻略後に進む事ができる『裁きの坑道』エリアの下層フロア。
ただし地味にソウルのレア度は最高クラスであり、ドロップ率はかなり低いので頑張って狩ろう。
『ギャラリーオブラビリンス』では毒無効のアクセサリ『セイラムリング』が該当する。
入手方法はウインドから受注できるクエスト「グールキングを倒せ」の達成報酬であり、
そのお目当ての『グール』並びに『グールキング』が出現するのは『魔の13番街』である。
クエストの発生条件も『魔の13番街』解禁後のため、クエストの達成は比較的簡単な部類だろう。
・・・お分かり頂けただろうか?ドチラの作品も防御可能な手段が事前に間に合っていない事に・・・
まず『ジャイアントスラグ』や『グールキング』よりも、モスマンの方が先に出会える上に、
そもそも毒属性を無効化できても鱗粉の連続ダメージまでは防げないため(しかも攻撃力が高い)、
結局は攻撃力を上げて瞬殺すればいいと言う結論になりがち。やっぱり攻撃は最大の防御だね♪
(それ以前に毒属性を使用する敵自体が少ないし、『アンチドーテ』で十分だろとか言わない)