概要
「内臓魔」とも呼ばれるイギリスに出没するとされる、内蔵と外皮が逆転した大変グロテスクな容姿が特徴の妖怪。
昼間は棺桶の中で寝ているか、普通の人間のふりをして何食わぬ顔で外を出歩いているが、夜になると口から内臓を吐き出して裏返しとなり、その正体を現すといわれる。
人間の脳味噌が大好物で、夜に北枕で寝ている人間を見付けると、音も無く忍び寄り、頭に口を付けて脳味噌を吸い取ってしまうとされる。
尚、一説によれば枕元に壺を置いておけば脳味噌がない頭だと誤認して立ち去り難を逃れる事が出来るという。
創作での扱い
西洋妖怪軍団の一員(演:潮健児)として、霧の都ロンドンからやってきた変身術の専門家という設定で登場。 →モズマ(変身忍者嵐)
内蔵剥き出しのグロテスクなモンスターとして登場。
異次元地底のモズマの街に住むグールのような異次元の神々の奉仕種族。メタモルの魔法で彼らに変身しないと戦闘になり、先に進むことができず街の施設なども利用できない。
外皮が裏返ったことで背中に心臓があるモンスターとして登場。キャラクターデザインは韮沢靖氏で、連載記事『クリーチャーコア』でも同モンスターを造形物として発表している。