概要
任天堂から1969年に発売された男女の仲を探る機械。故横井軍平氏が開発した。
本体から2本伸びたコード先の金属部分を異性同士で握り、メーターの針の振れで両者の愛情度(相思相愛度)を測るというもの。
その正体は金属部分を握った掌の水分で導電する事で針が動く検流計。
実は二人の愛情度を測るというよりも、異性同士が付き合うきっかけ作りを元に作られたジョークグッズである。なので別に男同士や女同士でやっても問題ない。
結果は鳴かず飛ばずに終わり、発売から1年で製造中止になった。嘘発見器の技術と実はほぼ同じ。
トリビアの泉では「愛を測る機械」としてラブテスターが紹介され85へぇ(銀の脳)を獲得している。ちなみに、番組内でおしどり夫婦林家ぺー・パー子夫妻の愛情度を測ったところたったの10だった。まあジョークグッズだし…
長らく生産終了となっていたのでもう二度と復活することはないだろう…と思われていたが、2010年に当時のままの姿でまさかの復刻。販売元のテンヨーは50年以上に亘り任天堂のハードやソフト・関連グッズのホールセール部門を担当している任天堂と非常に縁の深い企業。
復刻から5年以上経過した今でもAmazonなどで投げ売りされているため、入手は非常に容易になっている。リア充もおひとついかが?
合コンでやると意外と盛り上がるかも…?
また、ピクミン2ではお宝の一つとして登場しており、入手すると「おたからセンサー・プロトタイプ」というお宝が近くにあると針が振れて知らせてくれるアイテムに改造される。これによりお宝を持つ生物を見分けることで無駄な犠牲を減らしたり、見つけにくいところにあったり埋まっているお宝を取り逃すということが少なくなるためかなり便利なアイテムの一つである。
更にとびだせどうぶつの森では何と家具の1つとして登場。花火大会でつねきちのくじを引くと手に入ることがあり、非売品なのでカタログで買う事が出来ないレア家具となっている。…が、これを使って他の動物との愛情を測るとかは全く出来ず、触っても何も起こらないという仕掛け無しの家具である。肩透かしを食った人も多いだろう。
まさかのシリーズ!?
なんとラブテスターは形を変えて密かにシリーズ化しているのをご存知だろうか?
メイドインワリオシリーズにおいてラブテスターが手を変え品を変え収録されているのである。
ラブテスター2004
まわるメイドインワリオに収録。プチゲームを一定の条件でクリアすると回せる「ガチャコロン」でランダムで出てくるもので、一度出すとそのまま楽しめる。
ゲームボーイアドバンス(手で持つ構造上初代がベスト)を二人で持ち、互いにL・Rボタンを押しながら見つめ合い測定すると「ラブ度数」を表示しグラフとしても表示する。
カラクリはカートリッジに内蔵されている傾きを検知するセンサーを利用している。
一人でやっても虚しいので是非カップルで。
ニューラブテスター
なんか某カノジョとお付き合いするヤツと名前が似ているが関係ない。
メイドインワリオゴージャスに収録。こちらは「ガチャコロン」で出てくる「謎のパーツ」を10個集めないといけない。しかもこれを出すには結構骨が折れる。
このニューラブテスターは3DSの下画面にお互いにハートの片方を描いてから測定するもので、「ラブ度数」が出てくる。
再三言うが、一人でやっても虚しいので是非カップルで。
…と、言いたいが実はこの「ラブ度数」のある数値を出す事が今作の「ミッション(報酬ありの実績)」にある為、やり込みプレイで必要となる。
ただし、一人でやっても虚しいので是非カップルに協力してもらって(ry
説明によると初代ラブテスターから約50年ぶり…らしい。
ラブテスターSP
「ニンテンドーミュージアム」に設置されるアトラクション。ついに大型筐体化である。
手を繋ぐのは勿論の事、さらにラブ度を上げる為に様々なテストが行われる模様。
ただし、注意書きに「1人では体験できません」とある……。