概要
アクションゲームやシューティングゲーム等において、ステージクリア時に表示される『成績発表』を指す。そのステージ内で入手したアイテムや倒した敵の総数、ミスをした回数、クリアまでに要した時間等の数字がスコアに加算される。最後に総合的な評価がアルファベット(SSS~E等)で通知され、プレイヤーの腕前が示されるケースもあり、作品によってはゲームクリアまでに獲得した評価が、エンディングに影響する場合もある。
音ゲーを始めとしたアーケードゲームにおいては、自分の名前をランキングに残せるかどうかに関わる目安として機能している。家庭用ゲームにとっては「より多くのスコアを叩き出したい」と燃えるプレイヤーを一喜一憂させたり、ゲームを長く楽しみたいとする、消費者の願いを叶えるメーカーの計らいにも一役買っているようだ。
問題点
隠しアイテム等のフラグ解放の条件にされ易く、そうなった途端に苦行へと変貌してしまう(主にアーマード・コア等に見られる)。
又、腕前の指針であるのだが、マナーのなっていない一部プレイヤーは好成績を維持している……風の偽造する為に、初心者狩りを行う切っ掛けにもなってしまい、結果的に不正を助長するケースも度々ある(現実にこのような悪質ユーザー達が原因で、プレイデータのバックアップが取れなくなった実例がまま存在する)。
突っ込んだ意見を記せば、そもそもゲームの評価基準は『諸項目毎の減点方式』が採用されているのが大半な上に、それで『クリアタイム』が入っている場合、どんな凄いプレイングも『タイムオーバー』を理由に全てが水泡に帰すと、フラストレーションが溜まり易い(特に酷くなると『短時間クリア』と『ノーダメージ』の両立を要求されると、一気に萎える場合も)。
ゲームによってリザルトがあっても評定基準が曖昧かつ、リザルトそのものに意味のない作品もあり、必死になってクリアしたリザルトが最低評定だった場合、以降のプレイ意欲が殺がれる危険性もある。