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リュアクス

りゅあくす

リュアクスとは、アニメ『美少女戦士セーラームーンR』に登場する最後のドロイドの名称である。
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CV/浦和めぐみ

概要編集

アニメ『美少女戦士セーラームーンR』第36話(アニメ通算82話)「未来への旅立ち! 時空回廊の戦い」に登場。

ギリシャ語溶岩の流れ”の名を冠する翠のエスメロードの配下にして最後のドロイドで唯一セーラームーンの『ムーン・プリンセス・ハレーション』以外で倒された。


歪んだ時計をモチーフとしており、その姿通り時間を自由自在に操る能力を持っており、それ故に時空回路を自在に動き回れるという他のドロイドたちとは一線を画すの特殊能力を持つ。


時空回路での戦いを得意としているドロイドでもあり、プルートの助力の元、時空回路を通ってブラック・ムーンの本拠地がある30世紀の“クリスタル・トーキョー”へと向かうセーラー戦士たちの殲滅と“幻の銀水晶”を持つRabbit(ちびうさ)の確保を使命としてる。


特徴編集

上述したように時間を操る能力を持っており、時間を逆行させる“リュアクスパワー”を使うことで、自身に向けられた攻撃をそのまま相手に返すことができる。

また他のドロイドたち同様に他人に化ける能力もあり、劇中ではうさぎの未来の姿でありちびうさの母親でもあるネオ・クイーン・セレニティに化けちびうさに近づいていた。


時間を操作する力を持つドロイドだけにチートじみた非常に強力な存在ではあるが、時間操作能力を発動するとしばらくの間能力を行使できないという制約があり、その隙がリュアクス最大の弱点ともなっている。


活動歴編集

エスメロードの攻撃により時空回廊内へばらばらに吹き飛ばされたちびうさとセーラー戦士たちに対し、そこを自由に動ける力を買われエスメロードに呼び出され、ちびうさの確保及びセーラー戦士たちの殲滅を命じられる。(この際エスメロードはデマンドにセーラームーンの捕獲も命じられたにもかかわらず、彼女に対する嫉妬のあまり、リュアクスにそれを伝えなかった)


まずちびうさの確保のためにネオ・クイーン・セレニティに化けてちびうさに近づくが、怪しい気配を悟られ警戒する彼女を“ラビット”(本物はスモール・レディと呼ぶため)と呼ぶという凡ミスから偽者だと見破られてしまい正体を現す。目的があくまで確保のため彼女を大人しくさせるべく爪を鋭く伸ばしながら脅すが、ちびうさからパチンコ攻撃などで抵抗されたため、今度は髪の毛を伸ばして威嚇しながら襲い掛かる。


しかしそこにセーラー戦士たち5人全員が到着したため、戦闘に突入。

“リュアクスパワー”を行使してセーラー戦士たちの攻撃を次々にはね返して優位に立っていたが、マーキュリーの分析に“リュアクスパワー”を使った直後の隙を察知されてしまう。最後は自らを囮にしたちびうさの決死の罠に対して“リュアクスパワー”を行使してしまい、その直後の隙を突かれて放たれた『セーラープラネットアタック』を食らい敗北した。

その後の活躍編集

SFCソフト『美少女戦士セーラームーン Another Story』では、ヘル・デスティニーによって運命が捻じ曲げられたことによって復活。

ブラック・ムーンのUFO内で必ずジャーマネンとセットで出現する。

流石に時間操作能力までは再現できなかったらしく、催眠状態を引き起こす状態異常攻撃を使ってくるようになっている。


名前の由来について編集

過去、wikipediaや当記事に、名前の由来はギリシア語の溶岩であるとの記載があったが、ギリシア語の溶岩は「λάβα (láva)」であるため、間違い。

同じくギリシア語だが「溶岩の流れ」を意味する「Ρυαξ (rhyax)」が由来と考えられる。


なお、アニメージュVOL195には「ラテン語から」と記載があったが、明らかにスペイン語由来のセニシエンタについても「ラテン語から」と記載があるため、これも間違いと考えられる。が、出展が明確と出来るため、wikipediaには(現時点では)これを採用した。


関連項目編集

ドロイド ブラックムーン 美少女戦士セーラームーン

コダラーチラカソーネ:彼女と同じ能力を持っている特撮キャラ

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