概要
貧しい家庭に生まれ、両親はリヴァーが幼い頃カルト教壇に入信するなど今で言う毒親であり、普通では考えられないような環境でリヴァーは幼少期を過ごした。
しかし、リヴァーは演技の才能を開花させ、『スタンド・バイ・ミー』のクリス役で一躍有名となり、80年代末には『インディー・ジョーンズ 最後の聖戦』に出演、『マイ・プライベートアイダホ』では親友キアヌ・リーブスと共演し、ベネチア国際映画祭で男優賞を獲得している。
華々しくハリウッドでスターダムを駆け上がるも、友人ジョニー・デップの経営するクラブでドラッグのオーバードーズにより1993年10月31日に23歳の若さで夭折する。
公的にはヴィーガンであり、アンチドラッグの姿勢を貫いていたため、ドラッグで死亡したことは当時大きな話題となった。
陰りを帯びた美少年ぶりとナイーブな演技は、未だに映画ファンの記憶に新しい。
彼の演技、最期を含め、今や伝説として語り継がれるハリウッド俳優の一人である。
吉田秋生の漫画「BANANAFISH」の主人公、アッシュ・リンクスのイメージモデルとなった人物としても日本では有名である。
ホアキン・フェニックスは実弟。妹のレイン・フェニックスとサマー・フェニックスも兄たちと同じ道を歩む。
最近では、リヴァーの幻の遺作であった『ダーク・ブラッド』(原題:Dark Blood)が2014年に日本で公開された。
※本作は1993年に制作されていた映画だったが、撮影途中に彼が急死した事によってお蔵入りされた作品だった(リヴァーは主役だったため完成は不可能と判断された)。
だが、本作の監督を務めたジョルジュ・シュルイツァー氏が2007年に余命宣告を受けた際に本作の完成を決意し、2012年に完成させた。
関連タグ
アッシュ・リンクス:リヴァーをイメージモデルにしたキャラクター。
キカイダー(REBOOT):リヴァーを顔のモチーフにしたキャラクター。