概要
『FF4』およびその続編である『FF4TA』に登場するキャラクター。
FF4では出番が少なかったが、FF4TAにてパーティキャラクターの一人として再登場し大幅に出番が増えた。
なお、FF史上、ドワーフとしては初のパーティーキャラである。
作中での活躍
FF4
CV:折笠奈緒美(DSリメイク版)
ドワーフ王国の王女。ゴルベーザの魔力により可愛がっていた人形たちが突如ひとりでに動き出し、城を訪れたセシル一行に襲いかかる。その後、「闇のクリスタル」の安置された封印の洞窟を解放する鍵である「ルカの首飾り」をセシルたちに渡す。
最終決戦時には父とともにミシディアを訪れており、他の面々同様、月で最後の戦いを繰り広げるセシルたちを応援する(このとき、パロムとポロムの姉弟と知己となったとおもわれる)。
エンディングではセシルとローザの挙式を訪れ、その際にパロムにちょっかいを出されていた。
FF4TA
パーティキャラクターの一人として登場。
ジョブは技師。改造などもお手の物。かねてより飛空艇に興味を持っていたが、シドにその才能を見抜かれてから、彼に弟子入りし、以後はファルコンを譲り受け乗り回すようになる。しかし、心配性のジオット王からはいつも怒られている模様。また、ED後はシドの孫息子・ミドと仲良くなっている。
気さくでさっぱりした性格が身上で、本人はこれを「ドワーフ精神」と呼んでいる。だが、心はけっこう繊細で、思いやり深い優しさも見られる。リディアとは親友で、本編でもお互い助け合っているシーンが多い。これは、彼女が幼少時、大切にしていた人形を悪者に利用された末に壊されてしまい、リディアから「あなたのお人形の仇を討つから」という約束を交わしたことによる。この人形こそ、カルコとブリーナで、とても大切に扱っており、他人に触られるのを拒む。・・・その割にとんでもない改造をやらかしたりしているのだが。
また、前作のED以降パロムに対して一途な想いがあったが、当の本人はレオノーラと親密になっている。しかしルカは「最初はヤキモチ妬いたりしたけど、今はもうどうでもいい」とのこと。それでもまだ嫌いになってないだとか、幾つかあるバンド技でパロムをひどい目に遭わせたりしているあたり、まだちょっと心に引っかかりがありそうである。
特殊コマンドは師であるシドと同じ「しらべる」の他、専用装備のハンマー・斧系の武器を相手に投げて攻撃する「とうてき」がある。
容姿
ドワーフという種族柄、色黒で背が低いのが特徴。
FF4ではシリーズを通して登場している黒魔道士のように顔は真っ黒に配色され目が光ったデザインをしている。髪型は茶髪のツインテールで、赤い衣装を着用している。
FF4TAからはデザインが一新され、褐色の肌に厚い唇など、黒人系の印象を受ける顔立ちに変更される。
赤い髪のショートボブに左目の下に泣き黒子、チークを入れたような赤い頬が特徴で、一部では「ガングロギャル」「○コちゃん」などと言われたりする。
衣装は技師という職業柄か、ピンクを基調としたオーバーオールとサンバイザーで、露出はかなり少ない。
キャラデザインを手掛けたオグロアキラ氏によると、当初はもっと可愛く描いていたそうだが、ドワーフらしさがなくなってしまったので、今の絵になったとか。だが、それが災いしてか(それともふてくされたような表情の公式画が問題か)レオノーラやアーシュラほどには、人気を得ることができていないのが現状である。
関連イラスト
pixivでの検索について
「ルカ」という名前自体さまざまな作品に同名のキャラクターが存在するため「FF4」と同時検索する必要がある他、「サークルカット」「ゴルカイ(ゴルベーザ・カインの腐向けタグ)」などにもヒットしてしまうので、これらのマイナス検索も相互に必要になる。