CV:丸山詠二(旧シリーズ) / 岩崎ひろし(Crystal)
人物
プリンス・デマンドに仕え、蒼のサフィール等ブラック・ムーン一族上級幹部たちの前に現れては預言を残していく謎の預言者。ローブを頭から被り、ホログラムのような姿をしている。声質は旧シリーズとCrystalで差異が大きく、前者は低い老人の声と女性の声が重なった不気味な声であったが、後者は甲高い声が特徴で、エフェクトはかかっていない。
実体がない亡霊のように神出鬼没な上、不気味な輝きを放ち、共何処までも伸びて相手を拘束し複数に分裂、触れた対象者からエナジーを抜き取る、(アニメの設定では)例え致命傷を負い、体を粉々に砕かれようが、瞬時に自己再生してしまう事が可能な『妖獣の手』や、相手に強力な暗示を掛けてマインドコントロールを施し、操り人形に仕立て上げる『邪視』などの異能の力を身に着けている。アニメではデマンドなどの一部の者たちに、原作ではルベウスを除くブラックムーンの上層部にその力の一部を貸し与え、彼らを上手く利用している。そのローブで覆われた下には不気味な白骨化したような体が隠されている。
時折不可解な行動や言動、そして何かを隠し、企んでいるような素振りを見せるなど、不穏な空気を醸し出しているが、その正体はかつて惑星『ネメシス』に追放された異能の犯罪者かつブラック・ムーン一族の先祖・デス・ファントム。
自身を地獄のような環境へと追いやったネオ・クイーン・セレニティと地球に復讐をするため怨霊となり、ネメシスと一体化。
復讐の為に末裔であるブラック・ムーン一族を利用し地球、あるいは宇宙そのものを破壊してしまおうと暗躍していた。
遥か未来に登場するということ以外は一切不明のセーラーカオスを除けば、時系列上一番最後に戦う敵でもある。
PCエンジン版ではパスト・ワイズマンという眷属が登場している。
原作第5部と劇場版『Cosmos』ではセーラーギャラクシアの回想でいて座・ゼロスターの存在を知っていた事が描かれている。そもそもワイズマン自身、すべての元凶にして根源であるカオスの分身とされているので、知っていてもおかしくない。
詳しくはこちらを参照。
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美少女戦士セーラームーン 美少女戦士セーラームーンCrystal
ワイズマン(装甲騎兵ボトムズ)…元ネタと思われる同名のキャラクター。
オスカー(FF:U)→どことなくポジション的に似ているキャラクター