概要
1993年10月5日生まれ、長野県伊那市出身。
高校卒業後、東京藝術大学音楽学部声楽科に進学し、卒業。2015年、バンド「Srv.Vinci」が現在の4人体勢となり、2017年にバンド名をKingGnuへと改名。その後、2019年にアルバム「Sympa」でメジャーデビュー。
2019年4月から約1年間『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送)の木曜日パーソナリティーを担当。その他にNHKのドキュメント番組のナレーション、映画『劇場』、『余命10年』、ドラマ『MIU404』に出演するなど、俳優、ナレーターとしても活動している。
2023年には、映画「ひとりぼっちじゃない」で初主演を務めた。
人物
Twitterではジャミロクワイやバラク・オバマ元大統領など面識のない著名人にリプライを送りつける、Mステでは狂ったような動きで階段を下りてSNSの話題をかっさらうなど、バンド内ではムードメーカー的な存在。傍から見たら、ただの変人(※褒め言葉です。)にしか見えないのだが…。
三男一女の4人兄弟の末っ子で、次兄は声楽家（バリトン）の井口達。本人はテノールである。
最も好きなミュージシャンは七尾旅人。他には親の影響から井上陽水、チューリップ、オフコース、布施明、尾崎紀世彦、ポルノグラフィティ、aikoなどを聞いていた。特にポルノグラフィティは自身のレギュラーラジオで勝手に20周年記念企画として、自身がカラオケで歌うだけの企画を行ったほどである。この企画の反響を受け2020年3月13日に2度目のカラオケ企画が行われた際には、サプライズとしてポルノグラフィティのボーカルである岡野昭仁が乱入し、二人で「ミュージック・アワー」、「アゲハ蝶」を歌唱した。さらに、2022年には遂に初のコラボを果たし、「MELODY」という楽曲を配信限定シングルとしてリリースした。
好きな漫画は『のだめカンタービレ』。ドラマ版ももちろん鑑賞しており、後に「自分が音楽の道に本格的に進もうと決心できた作品」と語っている。
バンドメンバーの常田大希とは小学校、中学校の幼馴染という仲である。中学時代合唱部に所属し、常田と共にNHK全国学校音楽コンクールの全国大会に出場。特別仲が良かったというわけでもなかったが、常田がすでに中退していた東京藝術大学の学園祭にバンド演奏のため訪れたところ、出店の客引きで歌っていた井口と奇跡的に再会する。それがきっかけで常田から「曲をレコーディングするからコーラスをやってくれない？」と誘われ、Srv.Vinciのメンバーとなる。常田とのカップリングはファンの間で「伊那ズ」と呼ばれている。(2人が伊那市出身のため)
大学には入学したものの、クラシックや声楽に向いてないと考え、高校時代はバンド経験もあったことから、何か人前に出られればいいと模索。劇団に足を運んだり、ミュージカルや演劇に役者として出演したりしていた。それが後に俳優業へと繋がっていった。
居酒屋やかっぱ寿司でのアルバイト経験があり、かっぱ寿司では、元日にサラリーマンのスーツにウニをこぼして怒られたというエピソードがある。なお、しばらく続けてはみたものの、勤務するうちに酢飯の匂いがダメになり、限界を感じて結局辞めてしまった。
日向坂46のファン(所謂「おひさま」)であり、推しメンは渡邉美穂。これは、自身の冠番組である「オールナイトニッポン0」のリスナーであることを渡邉がブログで告白したことがきっかけであり、井口は自身のラジオで「生まれ変わったらべみほちゃんのお兄ちゃんになりたい」と(ネタなのか本気なのかよくわからないが)発言している。(ちなみに、日向坂46とKing Gnuのメジャーデビュー年は同じ2019年であり、どちらも大元のレーベルはSonyMusicである。)
ディオ・ブランドーのモノマネ(と言うより、CVの子安武人氏のモノマネ)ができることが最近になって発覚し、自身のTwitterに投稿。しかし、肝心のセリフを噛んでしまうというミスをやらかしてしまった。
その後、伏黒甚爾のモノマネで再挑戦したところ、こちらは見事成功。
