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単冠湾泊地シリーズ

ひとかっぷわんはくちしりーず

「単冠湾泊地シリーズ」とは、pixivユーザー「永井さん」氏が作成・公開している一連の艦これ漫画及びイラストの総称である。
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作品解説編集

艦隊これくしょん」世界における択捉島に設置された海軍基地「単冠湾泊地」を舞台に、その司令官を務める女性提督「永井」と彼女を取り巻く艦娘や妖精たちの活躍と日常をテーマとしている。手書きを写メってアップするのが基本スタイルだったが、最近はデジタルが主流になりつつある。


当作品の最大の特徴は「妖精」(艦娘用の装備品操作や基地施設運営に携わる小人たちのこと)にスポットライトを当てている点だと言える。公式では台詞や詳細な設定がほぼ無い等の事情から他作品ではあまり見られない妖精たちへの明確なキャラ付けが行われており、「その他大勢の脇役」と片付けられがちな彼ら/彼女ら一人一人に付与された味のある性格やストーリーに惹かれるファンも多い。

またこの妖精たちには「前世」がある者もおり、その記憶に基づく技能を生業とするものや「見た目が可愛いが中身はオッチャン」という場合があるのも大いに注目すべき事項である。


なお妖精繋がりで2017年7月末からは同じく艦これ妖精をクローズアップする、ニコニコ動画をメインプラットフォームとしているロングラン作品「艦これil-2」との合同コラボレーションも果たす(後述)など、更に活動の幅を広げている。



組織図編集

当作品における単冠湾泊地の組織図は以下のようになっている(一部省略あり)。


戦闘班

基地の2~3割を占めるとされる。俗に言う「装備妖精」はココに入る。

  • 航空隊(空母等の艦娘と連携する艦上部隊と基地隊、及び訓練部隊に細分化する)
    • 鱒岡、橋本、アルフォード、鶴岡、岳(赤城所属)、五十嵐(飛龍所属)、都、藤本、緒方一、緒方純二、緒方孝三郎、津高、笠岡、五十里
  • 砲術班
    • 円満寺(主任)、原
  • 水雷班
    • 時雨沢(主任)

非戦闘班

基地の7~8割を占めるとされる。工廠等の施設で見かける妖精が所属する。

  • ご班(漁業、農業、調理を担当する班の総称)
    • 飯田
  • 経理班
    • 坂本(主任)、北澤(主任補佐)
  • 運送(運輸)班
    • 浦島(主任)
  • 通信班
    • 山之辺
  • 医療班(「Z隊」はここに属する)
    • 甲田(主任)、両橋(Z隊隊長)、小山田、吉原、ジェーン(Y隊主任)、クレア
  • 衣装班(実は単冠湾で二番目に怒らせてはいけない部署)
    • 藤小路(主任)
  • 開拓班(単冠湾再開発の為に立ち上げられた班でかなり古い部署。派生して土木・考古・記録班ができた)
    • (2代目主任)
  • 土木班
    • 立木(主任)
  • 考古班
  • 記録班
    • 宮部
  • 塗装班
    • 宮田
  • 工廠班(土木や整備を行う工作部隊、開発班の「工廠ロマン階」等を有する)
    • 松元(主任)、島津&アスタリスク03、高橋、佐藤
  • 酒保班
    • 田中(主任)
  • 郵送(便)班
    • 柴田
  • 指導班

登場人物編集

人間?編集

永井提督編集

司令室

単冠湾泊地の長を務める女性将校。

秘書艦かつケッコンカッコカリ済みの駆逐艦娘「時雨」のほか、副官のような立場である工廠班の妖精「松元」とよく一緒にいる。

夫婦というよりは漫才コンビのようだが時雨の事は心の底から愛しており、本人曰く「理由もなく後ろから刺されても2回迄なら許せる」ほど(ちなみに3回目は「めっ」て言うらしい)。

穏やかな性格の持ち主で艦娘や妖精たちに寛容であり、よほど羽目を外したりしない限りは自由な活動を許している。

周りに常に配っており信望も厚いが、基地が都市圏から遠い北方の島であることもあってかデスクワークよりも動き回っていることの方を好み、基地内のあちこちに顔を出しながら畑を管理したり施設の補修をしたり滑走路の除雪まで手伝ったりしているので「居所を探すのに苦労する」ことも間々あるとされる。

提督としての能力も後方支援向きで、戦闘面に関してはさっぱりだが物資捻出などの兵站や資金繰りには強い一面もある。お金そのものよりも稼ぐことに熱意を向け経営者目線で語られるそれは最早商売人。

体格は全体的に「控えめ」でシークレットシューズを履いて身長を本来より高く見せているが、それでもなお時雨とあまり身長が変わらないのは公然の秘密である。

しかしその体に似合わず「勢い余った拍子にドアノブをもいだりする」などの人間離れした点も時折見せており、謎の多い人物でもある。

実は男性が苦手。慣れていないらしい。

読書好きの一面も持つ。


なお、作者様の名から便宜上永井提督と呼ばれているが本人は永井と名乗ったことは無く、本名は別にある可能性もあることを一応留意されたし。



人間編集

莉真提督編集

永井提督の友人提督。和装とおさげが特徴的。

花柄のあしらわれた振袖、袴にブーツという和服姿。作業中は襷で袖をたくし上げている。

おっとりとした淑やかな雰囲気で、永井提督や艦娘からも可愛い人と認識されている。女子力も相当高いらしく、切り絵が趣味らしい。

秘書艦は赤城。


小林憲子編集

単冠湾の憲兵。ふわふわウェーブの髪が特徴的。

見た目こそ物腰柔らかい雰囲気だが、かなりの筋金入りのレズ。永井提督にちょくちょくちょっかいを出しているセクハラ専門の憲兵(憲兵とは)。

艦娘はクライアントなので一切手は出さないが…。カニ味噌好き。



艦娘編集

時雨編集

バレンタイングラフィック時雨ちゃん。

永井提督の秘書艦兼嫁艦である駆逐艦娘。勿論ケッコンカッコカリ済み(記念日は6月30日)。実はショートランドから異動して単冠湾に所属した艦娘(元々は艦これil-2とのコラボの際の動画内の設定だったが、後に時雨の改二と共に永井提督が逆輸入する形となった)。

一般的な時雨と比べるとなんと言っても特徴的なのは、その掴み所のないフリーダムかつ飄々としたマイペースな性格。常に据わっている目、板についているアメリカンなノリ、多用する関西弁、健在のアホ毛等、独特な雰囲気で日々提督との夫婦漫才を繰り広げている。公式のイメージを全力で打ち壊す勢いで自由を謳歌しているらしい。

よく永井をからかったりして遊んでもいるが、しっかりと恋に生きる乙女の姿も覗かせ、根っこは互いに信頼関係で結ばれたよきパートナーでもある。夫婦の甘い雰囲気は希薄なものの感情自体は豊かで、照れたりデート時にしおらしくなったりもする。むしろ永井提督の純心かつ欲求の薄さにやきもきする事も多い。また時に相棒として自分より深く提督を理解している松元には嫉妬心を燃やすこともあり、攻撃的になったりと割と独占欲が強く愛は重い。

実は昔は大人しくて純真だったとのことで今でも時々その顔を覗かせることがある。

提督不在時には代理を任されたりするなど周囲からも信頼を置かれており、戦闘でも強さを如何なく発揮する。

料理の腕は普通よりちょっと下らしい。


川内編集

セッツブーンな単冠湾鎮守府。

夜戦バカ軽巡艦娘。見た目通りの忍者趣味を持つが、ふとした切っ掛けで航空隊の妖精「藤本」と「都」で渡り合う事になり季節の変わり目毎くらいのペースでバトルを繰り広げる。

ネーミングセンスが壊滅的(なお次女も)。


今のところ連敗中で、相手が同じ基地の妖精だと気付かずに楽しんで戦っていたが、後に正体を知り(それでも間違えて覚えていたが)結果的に和解。現在はコンビ妖精として組んでいる。


金剛編集

主力戦艦の一人で、頼れるお姉さん。

提督の事は好きだが異性愛者なので恋愛感情は無い。ただし提督と時雨がイチャついてるのを見るのはイラッ☆と来る(イチャついていることよりも、互いにそれを認識してないのがムカっ腹の原因らしい)。


提督が男じゃなかったので別口でダンディな老紳士と恋をしたいと願っているが、叶う見通しは立っていない模様。


吹雪編集

夏の暑さで忘れていたTwitterログまとめ。

永井提督が最初に選んだ初期艦。

金剛と同じく提督と恋愛には繋がらないのでケッコン願望は無いまま真面目に任務に勤しみ続け、レベルカンスト後は釣り好きが生じて今は立派な釣り師となった(…ん?)。

イカが最も得意な獲物。釣りの話をし出すと止まらないので要注意。


大和編集

日本が誇る大和型戦艦の長女艦娘。

燃料や弾薬費が馬鹿にならないので出撃はおろか演習も控え気味で、その鬱憤晴らしのために単冠湾島内で同じ立場&仲良しのアイオワと日々スリルを求めて提督公認の頭○字Dごっこ(ストリートレース)をしている。

ただ加減しないので板金王も真っ青になるくらい車をボコっては工廠班の厄介になっている。

…あとたまに提督も撥ねる。


アイオワ編集

アメリカ最後にして最新鋭のアイオワ級戦艦の長女艦娘。

大和と同じく節約の対価として許可されたストリートレースに勤しむが、工廠班泣かせなのまで一緒である。…あとたぶん提督も撥ねている。

持て余したパワーで大和と力比べ(腕相撲)もする模様。


妖精編集

松元編集

そろそろ春めいてきた単冠湾妖精さんログ。

永井提督のもう一人の相棒のような妖精。愛称は「松(まっ)ちゃん」。

制帽とロングポニーがトレードマークの工廠妖精(修理班主任)。

年齢不詳のオッサン(?)。頭は固く表情の変化も少ないが、内面には熱いハートを持っている。前世から工廠員として修理を専門としていた事だけは覚えているらしい。

Z隊所属の吉原・小山田は昔の部下。今の二人の上司である両橋にはこっそり様子を窺って褒めたり、元部下がくれた軍帽に部下の写真を仕込んでいたりと、部下の面倒見も良く慕われている。備えている体術スキルは部下にも受け継がれている様子。

打電などの普段使わないような技術を習得している。

以前は他基地で応急修理要員妖精を務めていたが用済みとされた矢先に永井からスカウトされ、新たに工廠妖精へと「変化」した経歴がある。珍しい改二の妖精でもある。

酔うとよく歌う。昔は演歌ばかりだったが、今は刷り込みでアニソンも知っており、提督にも驚かれた。

基地の工廠が主な仕事場だが永井の副官として一緒にいる事も多く、彼女の肩や帽子に乗っている姿を見ることができる。提督の事を「艦長」と呼び(人前では提督)、互いに深い信頼しあう間柄として振り回されたり頭を抱えたり、遠慮なく永井を叱ったり鼓舞したりもする。

なお前世は男性である模様。


両橋編集

妖精さんログ。

医療班直下の海難救助部隊「Z隊」の隊長を務めるパイロット妖精。

危険な最前線で臆することなく二式大艇を操り、海上へ墜落・不時着した航空隊妖精を救助して回る。姉御肌で拾い上げた相手にすら常に厳しい態度を崩さないが、それは一人も死なせず助けたいという固い信念の表れでもある。飛行服の下はドライスーツを着込んでおり、必要な時は自ら海に飛び込んで助けに行く。好物はホワイトシチュー。

怒ると怖く、眉間のシワが取れないらしい。よく撃墜される五十嵐を救助してはしばいてる。


小山田・吉原編集

例のダンスが流行っている鎮守府。

両橋の部下で、Z隊の救命士を務める妖精コンビ。

元は工廠妖精であり更に辿れば松元と同じ応急修理要員妖精トリオでもあった。その名残から今でも松元を班長と呼んで慕う。

吉原はトリアージ担当、小山田は医療担当となっている。


五十嵐編集

イベント終わってのんびりな単冠湾鎮守府の妖精さんズ。

飛龍航空隊のエース爆撃機乗り妖精。練度表示をした破魔矢がトレードマーク(但しよく描き忘れ…コホン、折り畳み式なので仕舞われている事も多い)。

出撃する度撃墜され、それでも何度も生還する生命力の強さから、撃墜され(オチ)るのが上手い「噺家」の綽名を持つ。海に漂流しても撃墜された艦載機を組み上げて即興でいかだを作ってしまうなど、爆撃時技術だけでなく生き延びる術も並ではない。但し本人はイマイチ字名を誇らしく思っている訳ではなく、内心はもう少し戦果に恵まれたいらしい。が、周囲がトップエース揃いなだけで彼の戦果も中々なもの。

何度も漂流してその度にZ隊の両橋に救助されどやされている。扱いは厳しいがちょくちょく互いを気遣ったりと、その根っこでは確かな信頼関係で結ばれている模様。

飛龍を「お嬢」と呼んでおり、提督にもそれが浸透してしまっている。

愛煙家。実は片脚が義足である。好きな落語家は立○談志。


鶴岡編集

コラボレーション感想・落書きまとめ。

艦上航空隊のエース雷撃機乗り妖精。一枚プレートのゴーグルと、帯刀している刀がトレードマーク。岡コンビの鶴の方。ネームド名は「梟師(たける)」。イメージは茶目っ気のある大学教授。

智を司る生き物「梟」の文字が入るだけあり、博学多識で真面目な性格。五十嵐曰く「歩く大英博物館」。

その腕前は曰く「規格外」。九七艦攻の尾部銃座で敵機を撃ち落とした事もあるなどベテランの貫禄を持ち、周囲からの人望や信頼も厚く、それゆれ教官として教育を任される事もある。

航空隊なのに工廠員でもあったりと、割と変わり者でもあるらしい。一度風呂に入ったらずっと出てこないタイプ。趣味は機械いじり。


鱒岡編集

妖精さんTwitter落書きログ。

飛龍航空隊のエースオブエースな戦闘機乗り妖精。おさげのツインテールがトレードマーク。岡コンビの鱒の方。通称「ぬるりの鱒岡」。元々は零戦52型妖精で増岡という名前だったらしく、おさげはその頃の名残。

マイペースでほんわかした雰囲気ながら、図太かったり飄々としたりと周囲をやきもきさせる人物。語尾に「よぅ」が付くのが口癖。ちょくちょくカップ焼きそば作りに失敗したり、バレーボールを顔面で受けたりと、陸ではとことんポンコツ。卵かけごはんは作れる。曰く「人生の初心者」。女装しても違和感皆無なほど顔立ちが女の子らしい。

但しパイロットとしての腕は確かで、ドッグファイトにかけては基地内で右に出る者はいないほどの実力者。単騎の腕だけでなく、空中指揮も素晴らしい。昔は隊長に向いた性格ではなかったそうで、様々な経験を経て隊の指揮や人の面倒を見られるまでに成長したらしい。実は飛行用語すらあまり覚えていないのにエースを張れるのは流石の一言。字名の「ぬるり」は、正面反抗で敵機へギリギリまで近づきすれ違いざまに撃ち落して”ぬるり”と離脱する戦法より。

飛行機に乗らないと死ぬ病患者で、昔から抜け駆け常習犯。大体の航空機は操縦でき、陸攻や最新鋭機を簡単に操ってしまう。吉原・松元とは同期の桜で、特に昔こっぴどく絞られた事で松元が大の苦手(自業自得)。曰く「飼い殺しの松元」(鱒岡談)。

休日は基本着物(本人曰く必殺仕事人リスペクト)。

3月30日は鱒岡にとって大事な日のようだが…?


橋本編集

ノーズアートを入れる塗装班と航空隊妖精さん。

艦上航空隊の戦闘機乗り妖精。眼鏡とロングの黒髪が特徴。ネームドパイロットの一人として数えられる。

現代文化に慣れ親しんでおり、重度のアニメ・マンガオタク。「夏・冬の祭典」の時期に休暇を取ったり乗機のノーズアートにジャパリパークのロゴを描いたり、哨戒飛行中に東京に行ったりとやりたい放題の自由人。

多芸な人物でもあり、何をさせても割と一定以上はやってくれる。ヲタ知識、将棋、コスプレ、楽器、料理となんでもござれ。チョコ作りが上手かったりコスプレ服を自作していたりと女子力はかなり高い。

上司であり先輩でもある隊長の鱒岡大好きで、よくおちょくって遊んだり照れたりしている。パイロットとしての腕前以外はまるで敬っていないが、気付かれずに靴を自分のと一緒に磨いてあげたりと心中ではかなり慕っている様子。ちなみに相部屋。

島津とはゲーム仲間であり、同時に実験機体に乗せたり乗せられたりする間柄。

かなりの自由人ではあるものの、当然パイロットとしての腕は優秀。特に囲碁や将棋などの戦術勝負に秀でており、状況判断力はズバ抜けている。その為いつもはサポート特化型で援護に回る事が多いが、攻守共にできる器用さ由来として「岡目の橋本」「銀将」と、ネームドが2つもある(ネームドを2つ持っている妖精は珍しいらしい)。

最近ギャルゲーにいそうなチョロい後輩が出来た。普段は自由人でも、先輩として新人教育はちゃんとしている様子。


編集

夏来にけらし単冠湾鎮守府(妖精さん詰め)

赤城航空隊の戦闘機乗り妖精。犬耳っぽい髪型が特徴的。

大体、犬耳は出撃時に上がる。

普段は教官や隊の編成の采配などに回る事が多いゆえ、航空隊の中では目立ちにくい存在だが、人の能力を見抜く力と面倒見の良さから慕われており、ネームドパイロット「お父さん」の一人として数えられる。単冠湾の中では古参の隊員でもあり、無論その腕前も確かなもの。

赤城所属で、赤城を「赤城の姐さん」と呼ぶ。元々は零戦21型に乗っており、頭に乗せているヒヨコ(ぴよ吉)はその時からの付き合い。

好物がラーメンや肉など、軒並み脂っこいものでしかも大食い。縦に長いのか横に長いのかは秘密である。

しばらく地上勤務が続いた時期に引退すら考えていたものの、「誰かの前に立ち続ける自分でいたい」と一念発起。したら「改ニ」になった。


緒方一編集

基地航空隊の陸攻乗り妖精。単冠湾名物「緒方三兄弟」の長男でパイロットを務める。ちょっと大柄。

べらんめえ口調の江戸っ子(野中一家ではない)。思った事は取り合えず口に出す性格で、ノリと調子の良いオッチャン。ベテランとして新人への面倒見がよかったりと、たまに良き兄貴分になることもある。

実はコミケ常連。ようつべ派。兄弟それぞれで個室を割り振られているものの、結局誰かの部屋に集まってしまう事が多いらしい(そして弟に部屋の秘蔵本を漁られている)。

キレーなお姉ちゃんならだいたい誰でも好き。おっぱいあるとなお良し。

実は隠れた特殊技能として、「自分以外の機を思念力の身で動かせる(所謂ファ○ネル戦法)」力を持つ。航空隊のパイロットの傍ら無人機を操る事で、ある程度精度は落ちるものの人的被害を減らすことができ、最大18機×8隊(航空隊集中一回分)程度とかなりのもの。

なお、この影響でかなり脳を酷使しているので、普段から当分補給の欠かせない体質となっており、よくチョコをもぐもぐしている。但し、甘味はそれほど好きと言うわけではないらしい。

同じ陸攻乗りで名物一家野中一家の野中少佐には対抗意識を燃やしているらしい。

作者曰く、描くのに一番手間暇がかかる子。そして手のかかる子ほどかわいい。


緒方純二編集

コラボレーション落書きまとめ4。

基地航空隊の陸攻乗り妖精。単冠湾名物「緒方三兄弟」の二男で機銃手を務める。

機銃手としての腕前も相当なものだが、実は本業は偵察手。「見張りならお任せ」と自信の通り非常に目ざといらしく、面白そうな場所には大抵現れてる美味しい所取りのちゃっかりさん。

関西弁を話すがキャラ作りではなく、これは昔兄弟全員が別々の地で働いていた名残らしい。

結構適当言っちゃう性格で、「知らんけど」が口癖。

好みのタイプは両橋の姐さんで、猛アタックも中々振るわずな様子。実はロン毛で、曰く「純二という名前なのに全然"純"ではないナンパ野郎」。


緒方孝三郎編集

基地航空隊の陸攻乗り妖精。単冠湾名物「緒方三兄弟」の三男で電信員を務める。

三人兄弟の中では一番の常識人。単冠湾の中では若い立ち位置。上二人が自由人でよく好き勝手しているので苦労人でもある。

実は乗り物酔いするので、飛行機は苦手だったが兄達に無理矢理連れ回されて多少は慣れたらしい。長男のコミケに同伴したりと、なんだかんだ兄弟で行動してる事が多い。車の運転が荒っぽいなど面もある。

好みのタイプは翔鶴。高嶺の花と憧れており、かなり惚れ込んでいる。撫でられた時は頭から湯気を立ててしまった。

「艦これI’ll−2」では翔鶴姉に憧れていたが、翔鶴が所属する鎮守府の提督と結ばれたため見事に玉砕。ショックのあまり兄貴達に担架で運ばれていた。


島津編集

工廠にて新鋭技術開発を担当する班、通称「工廠ロマン階」の主任研究員妖精。

現代基準から見てもオーバーテクノロジー気味の兵器や装備を開発する。ややマッドサイエンティストの気があり、ビックリドッキリ(爆発)するような物ができることもしばしばだが本人は特に気にしていない。

天才ではあるが説明するのはやや苦手らしく、新発明の効果を半分くらい擬音や身振りで(無意識に)表現して実験担当を困らせる事もある。


アスタリスク As-03編集

島津の助手として産み出されたサポートロボット。彼女が背負うバックパックとそのなかに収納されたロボットアームで構成されている。

発声以外のこれといった明確なアウトプット装置を持たないが高度な感情AIを持ち、非常に愛嬌があり島津に懐いている。

ドリルアームに換装可。


坂本編集

経理班の古参の主任妖精。モデルはアイテム一覧画面に出てくる買い物カゴを持った妖精さん。

単冠湾の台所事情を一手に引き受けるやり手の妖精。主任なだけあって金の話に強く、どんな内容であれお金が発生するならまずこの人を通さねば話は始まらない。引き出しの多い経験則、多方面への配慮を忘れず最大限の融通を効かせようと働くその姿勢は多くの妖精から尊敬を集めており、割と非の打ち所の無い人物。

一方でプレゼンや直談判で他人を引っ張り回すこともしばしば。そのせいで悪目立ちしてしまい良い評価も得られていない不憫な面も。関西弁だが和歌山寄りのイントネーションであまりきつく感じない(ように配慮している)らしい。

妖精さんとして転生後も最初は倉庫整理程度で、前世では小さい工場の経理をしていたらしい。

提督の隠し預金通帳を在り処と額を知っている唯一の存在。夢は戦争が終わったら択捉島を一番の観光収入地にする事。


アルフォード編集

単冠湾の妖精さんがいっぱいコレクション、にねんめ。

2017年夏頃にやって来た妖精で、新人教育の一環で橋本の後輩となる。高飛車な印象を受けるが、勤勉で純粋、自分の非を認められる素直な性格。

英国風お嬢様のような言動や振舞いをするが、実際は米国機乗りの米国妖精。

前世は金持ちのお嬢様だったらしく、父親の趣味の飛行機に同乗していたことがトリガーらしい。

橋本から見せられた漫画の数々を今の日本や日本人と信じ切ってしまったり、橋本が任務を抜け出してサボったのをお土産で誤魔化されたりと、驚くほどにチョロく騙されやすい子。

ファーストネームがキャスリンなので、愛称は「キャシー」。但し橋本からは「アルたそ」と呼ばれてしまっている。

飛行機乗りとしてはかなり肝の据わった飛び方をしており、一言で言うなら「上司二人(鱒岡と橋本)のハイブリッド」。橋本曰く「教えたつもりはない」らしく、独学で先輩二人を参考にしていたらしい。愛機が零戦でないからこその戦法でもある。

まだまだ任務のハードさに慣れない修行中の身だが、歴戦の先輩妖精達に感化され奮起しながら着実に成長している(2018夏イベ終了後に改へ)。

将来の夢はお嫁さん。

橋本が料理ができると聞いて一度お弁当を作ってもらったことがある(メニューはくまさんと思わしき顔が形作られたライスバーガーとローズマリー風味のきいたポテトフライ、デザートにウサギ林檎と蜜柑のフルーツポンチ風というかわいらしいもので、見た瞬間キラが付いたほどうれしかった様子)。

藤本編集

航空隊所属。ニンジャのちょっと天然な方。川内に正体がバレて以降は雷撃機乗りから夜偵乗りに転向。


編集

航空隊所属。ニンジャのマトモな方。川内に正体がバレて以降は雷撃機乗りから夜偵乗りに転向。


アシュリー編集

柱島妖精鎮守府の航空隊所属。白岩さん(https://pixiv.me/siraiwa75)の作品の妖精さん。ニンジャ仲間。


ジェーン編集

忙しいZ隊をサポートするための「Y隊」主任。医療班から異動してきたお姉さん。名前の由来は米国の医療ドラマ「ER」より。アップルパイを作るのが上手い。多分。自称カウガール。

酸いも甘いも噛み締めた色々と経験豊富なお姉さん。男女の駆け引きやつかず離れずの距離感を保ちつつちょっかいを出したり、仕事もプライベートも隙の無いまさに『デキるお姉さん』である。両橋の良き理解者。恋バナ好きで、五十嵐と両橋の間に何やら波動を感じており…?

フリーだが、実は過去に甲田とは良い仲になったことがある。結局ジェーンが別れを切り出したので今は違うが、料理を作りに行ってあげたりニックネーム(甲ちゃん)で呼ぶなど仲は良いようである。


クレア編集

医療班からY隊に異動してきた妖精。Z隊の仕事量に驚きつつ、日々奮闘中。


編集

砲術斑所属。右頬に傷跡のある(単冠湾ではやや珍しい)前世が女性の妖精さん。

足柄とコンビ(人呼んで「ばっちこいコンビ」)を組んでおり、負けず劣らずの戦闘狂。ついた字名は「泥足弁天様」。

元砲術班の経歴を持つご班の飯田は尊敬する先輩後輩の間柄。また意外なところでは航空隊のアルフォードにも頼れる姉として見られていたりする。


時雨沢編集

時雨のコンビ妖精。時雨からは「じいや」と呼ばれている。

プリン○ルズおじさんを思わせる立派な髭が特徴的。但し時雨からじいやと呼ばれているという理由だけで付けている付け髭なので取り外し可能。ちなみに単冠湾の妖精の中では若い方である。そもそも時雨沢という名前も、時雨に合わせて本名の「沢」に付け加えたものだったりと、結構適当である。

独特のノリと勢いがあり、急に茶番などを振られてもノリ良く付き合えるため、時雨とは仲良しで妙に波長が合う様子。

本来は砲術妖精だが、強運な相方の魚雷をセッティングしていたらいつの間にか詳しくなり水雷班主任になった。

ちなみに、ライトノベル作家とは関係ないらしい。


柴田編集

輸送班内郵便斑(郵送斑)所属の妖精(要出典)。

実は人事斑主任の妖精だが、少し特殊な立ち位置の妖精であり、また最古参組の一人。

手紙を配りながら世間話をする体で、異動願いや職場の悩みなどを聞き、泊地内の運営を円滑に進められるよう働きかけている。その為自身が人事斑だと身構えられぬように、彼女が人事斑主任だという事は一部の主任クラスしか知らないらしい。

肩に掛けている郵便鞄には、単冠湾輸送斑ロゴ(錨と郵便の地図記号が合わさった形のもの)が入っている。

元は12cm単装砲の妖精さんだったらしい。


甲田編集

医療班主任妖精。作務衣と医療用メガネ(ハ○キルーペ)、双葉癖っ気が特徴。断固ズボン派。

とにかく歯の浮く台詞を並べ立てる、分かりやすい超フェミニストな変わり者(主任クラスは大抵変わり者だが)。可愛い子は取り敢えず口説くのがモットーで、治療の際でもお構いなしにディナーに誘ったりする。曰く「美人を口説くのは男の義務」。但し下心などは一切なく、単に女性は大事にするべきという信念を持つ紳士でもある。一方で男性を相手にする時は露骨にテンションが下がり、雰囲気通りのものぐさおじさんになってしまう。「野郎は失せろ」。

割かし古参の妖精でもあり、医師としての腕前自体は優秀。但しその腕前は主に女性限定に発揮されるもので、男性相手だと野戦病院レベルの扱いなので医師としての評価はバッサリ分かれる(というか医師としてそれはどうなんだ)。

検診に来ると自作のシールをくれるので、一部の人からは「シールの人」と呼ばれている。

Y隊主任のジェーンとは医療班時代からの縁で、何だかんだで未だにコンビを組む事も多い(コンビ名はMIB)。

その流れからか一時期男女の仲だったらしいが、フラれたので現在はフリー。但しジェーンから投げ渡された聴診器を未だに首から提げているほど未練たらったらである(なお相手方はすっかり忘れている模様)。しかも振られた理由を全く理解していないため時々うっかり「マイハニー」と呼んでしまったりする(そしてひっぱたかれたり肘鉄を喰らったりする)。

名前の由来は「ああだ”こうだ”」から。口煩いかららしい。

ちなみにモデルは「ジェネラ○・ルージュの凱旋」の人物の医師「速水」から。



用語編集

妖精さんログ。

Z隊編集

第二次大戦時のドイツ軍海難救助隊「ゼーノートディーンスト」を手本とする単冠湾独自の海難救助部隊。救助に必要ない装備(大半の自衛武器を含む)を外した代わりに、その収容力と航続性を活かした二式大艇を主要装備としている。

最前線でパイロット妖精たちの救助を行うため危険度が高いが士気は高く、数多くの妖精たちを死の淵から救っている。限定海域での撃墜される艦載機や陸攻の数を思えば、その多忙かつ重要さが分かるだろう。

所属は両橋・小山田・吉原から成り、三名とも海難救助のプロフェッショナル。目立ちにくい役割だが任務のハードさは単冠湾の中でもトップレベル。前衛のY隊主任のジェーンをして「三人で回していたのが信じられない」ほど。ジャージの色はオレンジをベースに青と白が入っており、救命士でもあり整備士でもある事を表している。


ロゴは方位記号とアスクレピオスの杖、それにZを組み合わせた図案から成る。


なおZ隊というネーミングは「最後の救い手」であることとアルファベットの最後の文字であるZを掛けているが、実はゼーノートディーンストのスペリングをZと間違えたから(本来はSeenotdienst)…という噂もある。


Y隊編集

多忙を極めるZ隊をサポートするために立てられたZ隊のバックアップ隊。

”隊”とつくが事実上隊員は主任のジェーンと副官のクレアの二名のみで構成されており、有事の際になると手すきの人員をあちこちの部署から引っ張ってきて活動している。そのため10人で回す事もあれば100人態勢での人海戦術を執る事もあり、Z隊の前衛と言いながら活躍の幅は多岐に渡る。

主任の命令力は他よりずっと強く、別任務中などでなければ一存で決められる権利を持つ。突如Y隊所属を言い渡され二式大艇で救助に向かう事もあり、救助隊の臨時とは思えない多忙さを物語っている。

ちなみにエンブレムもあり、臨時の所属と言えど必ず身に着けなければならない。他の協力あってこそのY隊…という意味を込めたもので、「三位一体」「陸海空」などを表しているとされる。


静信編集

単冠湾のパイロットの間で浸透している習慣で「戦闘中に甚大な被害を受け生還叶わず被撃墜となると確信した場合、黙して通信を切る」と言うもの。

勿論強制では無いが殆ど皆が行っており、理由としては「士気を下げぬ為」「志半ばで力尽きる悔しさ、辛さ、恥ずかしさのため」「残してゆく戦友への気遣い」「仲間に断末魔を聞かせないため」などがあるがこの行為自体が周知されている為に「死を隠す」という本来の目的は既に効果を失っているため矛盾が生じている。それでも行うパイロットが跡を立たないのは、心のどこかで「気付いて欲しい」と思っているからでは無いかと橋本は語っていた。


コラボ編集

伍長(コーポラルザーン)氏が展開する艦これIL-2とコラボし、単冠湾の提督とその妖精さん達として登場している。ただし、世界観を合わせる為に、艦娘は、劇中確認された中だけでも(前述の通り)ショートランド泊地から転属した時雨、そして海防艦の占守国後のみ。妖精も多くが未登場(松元、Z隊メンバー、鱒岡、橋本、五十嵐、鶴岡、緒方三兄弟のみ)で、鱒岡、橋本の戦闘機組は陸上機の雷電か紫電11型に搭乗しているし、五十嵐、鶴岡両名も陸攻に乗り換えている(しかも、五十嵐は臨時で雷撃隊に配置されたことがある)。緒方三兄弟は変わらず陸攻を乗り回していて、93話(北方海域艦隊決戦18マス目)で陸上爆撃機銀河に乗り換え。94話(同19マス目)では飛行場姫に対し、雲で地上が殆ど見えない中、急降下爆撃を敢行。これを成功させている。このように、作中でも数少ない、優秀な基地航空隊を備える泊地となっている。

第76話にて少し遅れる形で岳が雷電に乗って参戦。111話では紫電11型に搭乗している。


関連イラスト編集

深夜の秘匿通信。「我ら単冠湾の妖精ズ!」


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装備妖精 工廠娘 女性提督 漫画 艦これ漫画 艦隊これくしょん 艦隊これくしょん(二次創作)

艦これIL-2…外部出演先

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