概要
『ブラック・ジャック』に登場する警部。演者は手塚スターシステム恒例のアセチレン・ランプ。
ガンコな性格の鬼刑事で、過去にデタラメな手術を施した無免許医のせいで息子(本来の顔は友引に全く似ていない美男子)が獅子面病で苦しむことになった事もあり、無免許医であるブラック・ジャックの事を妬ましく思っている。
息子の獅子面病を治せたら日本医師連盟への取次で医師免許復旧、治せなかったら即逮捕という条件を提示させてBJに手術を行わせ、見事に息子の施術は成功するが、日本医師連盟が条件を破談にした際には「実際に人の命を救ってるんでしょうが!」と談判、受け入れられなかった際にはBJに申し訳ない顔をしていた。
また天才的スリ「山手線の哲」ことヒゲオヤジ(アニメでは、BJの行きつけの喫茶店のマスター)を現行犯逮捕していることを夢見ていたが、哲が指を切断(原作では標的にされたヤクザからの仕返し、アニメではそのヤクザから追いかけられ交通事故に遭って切断)した際には、「スリは現行犯じゃないと逮捕できない」と言う事で、BJに「無免許手術を見逃してやる」と脅してタダで手術させた。
結果的に手術は成功したものの、原作とアニメでは少し違う理由で見逃している。
この事から分かる通り、短気かつ強権的で厳格ではあるものの、人情味あふれる人物であることがうかがえる。
そういう事もあってか、アニメ(OVA、WEB、TV問わず)では友引警部以外の「原作でランプが演じたゲストキャラ」は全て別キャラに描き直されるか削除されている。
なおOVAでは名前が高杉に変更されている(CV.羽佐間道夫)。