概要
『ゴジラS.P』におけるゴジラの名前の由来であり、漢字表記。
千葉県の南房総(逃尾市)は"ミサキオク"にて古くから伝わる伝承に記されている「海が紅く染まった時に姿を現す『終末の獣』」が由来であり、それを表した浮世絵「古史羅之図」では鰐鮫のような姿で描かれている
- 絵には「羅甸天狗(らてんてんぐ)」と称される翼竜も描かれていたほか、ジェットジャガーを思わせる「鎮西主税」なる人物も描かれている。
- 「鎮西主税」の読み方は小説版によれば「(チンゼイ)シュゼイ」もしくは「ゼイゼイ」とのこと。(ゼイゼイ⇛JJ?)
- 逃尾市の祭に出ていた神楽に海坊主のような怪物が描かれたものもある)。
- 一見、神野銘や有川ユンのように「こしら」と読みたくなるが、読みは従来通り「ごじら」で変わりはない。
2030年に次々と未知の巨大生物が出現したなか、マンダを追跡するように東京湾に侵入したのち上陸した超巨大生命体に政府が上記の伝承に由来して「ゴジラ」と名付けることになった。
余談
- なお、上記の伝承は"かつてゴジラが出現した様子"を描いたもののようであるが、ファンブックではもしかしたら"未来を予測したもの"ではないかと記載されている)
- モチーフは『椿説弓張月』で書かれた(源為朝(鎮西八郎為朝)難破の場面の浮世絵『讃岐院眷属をして為朝をすくふ図』。
- 『椿説弓張月』では為朝の部下二人の魂が宿った鰐鮫が為朝の息子を救う場面もあり、2代目ゴジラのように人類の味方になる布石ではという、推測も立てられている(ただし根拠はない)。