概要
頭部がボウリングのボールの形をした、その名の通り兄弟の高等吸血鬼(バンパイアロード)。頭部の色が白い方が兄で、黒い方が弟となっている。
なおアニメには未登場であり、CVはドラマCDのものである。
容姿
ボウリングシャツを身に纏ったガタイのいい男性。なおボウリングのボールの指を差し込む部分が、顔のパーツとなっている模様。
能力
他の吸血鬼の変身能力をバグらせ、ボウリングのボール状の球体へ変える事が出来る。
当人達は「意味不明な能力」と称していたが、使われてしまえば文字通り手も足も出ない状態で無力化されるため、何気に厄介かつ恐ろしい能力である。
作中の動向
初登場となった第164死では、ロナルド吸血鬼退治事務所のポストに新横浜某所のボウリング場の『ナイトボウリング 吸血鬼ご優待無料券』を差し込み、まんまと罠に嵌まったドラルクとドラルクに連れて来られたロナルドとジョンを、ボウリング場の結界内に閉じ込めた。
上述の能力を活かすために一生懸命考えた『吸血鬼を球体に変え、1人が投げ手を1人がボール役を担い共に戦い、負ければ自分達のボールコレクションに加わって貰う』という、『吸血鬼ボウリング』の特別ルールで勝負を仕掛け試合開始。
転がされて鼻が当たって痛いわ酔うわ死にまくるわでピンを倒すどころではないドラルクとは対照的に、兄弟の方は順調にスコアを伸ばしていく。
しかし、『1人が投げ手を1人がボール役を担う』というルールに目を付けボール役となったロナルドがストライクを連発し、形勢逆転かと思われたが既に巻き返しようが無い程に差が開いてしまっていたため、結局ロナルド達は敗北してしまう。
そのままドラルクのみならず、ボール役を担った以上ロナルドまでコレクション入りさせようとした矢先、ロナルドが丸まった状態で攻撃したため兄弟は敗北した。
その後はゴウセツとヒヨシから事情聴取を受けるが、昼間は普通営業(「僕らも稼ぎは必要なんで」という切実な理由)である事と、特別ルールにおける被害者はロナルド達が最初(開店直後かつ、「いきなり負けるとダサすぎるから弱そうなヤツを呼んだ」ため)だったのもあり、厳重注意に留められた。
以降はその特別ルールのナイトボウリングは変な遊びとして吸血鬼達の間でウケ、最後のコマでは吸血鬼三兄弟とあっちゃん、へんな動物、吸血鬼熱烈キッス、Y談おじさんが遊びに来ている様子が確認出来る。
関連タグ
同作品のキャラにしてドラルクの母親。変身能力にしか干渉出来ないボウリングスターブラザーズとは微妙に異なるが、こちらもまた『他の吸血鬼の能力に干渉出来る』力を持つ吸血鬼である。