解説
常に宙に浮いており、ふわふわと優雅に舞いながら攻撃を繰り出してくる。
自らの贖罪の為に刻印を持つ不死を屠り続けているらしいが……
重厚な甲冑を纏っていながら重みを感じさせない優雅なモーションと、序盤の登場シーンのインパクトから、発売直後から人気のあるボスキャラクターの一人。
敵として
序盤のエリア「朽ちた巨人の森」に登場するボス。
初登場時には、エリア攻略中に突然巨大な鳥に掴まって現れ、篝火、主塔付近の高台広場に飛び降りてくる。
これはイベント戦闘のようなもので、一度プレイヤーを殺害するか時間経過、あるいは広場から撤退する事で呪縛者も撤退してしまい、再登場せず、兵の鍵を使った先の霧の中のボス部屋へ移動する。
もちろん初対面時に倒すことも可能。その場合もしっかりと戦利品とソウルを落とし、ボスエリアは素通り可能になる。しかし、物理攻撃力が上がる刃の指輪と大量のソウルを素早く入手可能になるだけであり、先に倒してもメリットは特にない。
手にした大剣はリーチが長く、シールドバッシュを交えた連続攻撃を繰り出してくるため、操作に慣れない初心者や、俊敏の低いプレイヤーにとってはかなりの強敵となる。特に剣を白く光らせて放つ突き刺し攻撃を受けると即死級の大ダメージを受けるだけでは済まず、呪い状態になってHPが半減してしまうので非常に危険。距離が離れていると青白い斬撃波を飛ばしてくることもある。
ボス部屋にはバリスタが設置してあり、これを命中させることで大ダメージを与えることができる。ただしバリスタは呪縛者の攻撃で破壊されてしまう上、協力プレイ時にはホストや白霊にも命中してしまうので注意。
また、意外にもパリィで大剣を弾き返して怯ませることが出来る。流石に致命の一撃を叩き込むことは出来ないが、これを利用してバリスタを撃ち込んだり、怯んでいる隙に連続攻撃を仕掛けるという手もある。
撃破すると、物理攻撃力の上昇効果を持つ指輪「刃の指輪」をドロップする。
条件を満たすと、「熔鉄城」や「王城ドラングレイグ」にもモブ敵として遭遇する。ハイスペック版では更に登場エリアが増加。その時は光る楔石を落とす。
モブ敵とはいえ弱体化しているわけではなく、「朽ちた巨人の森」と違って出現地点にはバリスタも設置されていないので装備が整っていても油断は出来ない。特に「王城ドラングレイグ」では二体同時に出現するので、かなり厳しい戦いを強いられる。
ただし、倒すと「刃の指輪」の強化型をドロップする為、見返りも大きい。
関連装備
ソウルからは呪縛者の特大剣と呪縛者の大盾が作成可能。
特大剣は高い能力を要求されるがグレートソードより4軽く、横薙ぎではなく振り下ろしから入る特殊モーションである。残念ながら刀身を光らせた刺突や闇術は使用不可。
大盾は炎カットが高く雷カットが低い。こちらも厳しい装備条件であり、特大剣と違って重量が高い為やや不人気。自慢の炎カットもゲルムの大盾の存在が痛い……が、その独自のビジュアルから性能度外視で愛用する不死もいるようだ。
残念ながら防具は入手不可能。
ダークソウル3では大盾が名前を改め抗呪の大盾として登場。前作に比べ性能はパッとしないが呪いカット率が高い。今作もそのビジュアルからそこそこ愛用している不死もいるらしい。