ピクシブ百科事典

喰いタン

くいたん

喰いタンとは本来は麻雀の役の一種であるが、これを原意として現在では(特にpixiv的には)複数の意味を持つ単語となっている。
目次[非表示]

喰いタンとは。

  1. 麻雀の役。タンヤオ(断幺九)の一種。
  2. 寺沢大介の推理コメディ漫画作品のタイトル。『イブニング』(講談社)に連載。作品名は主人公が「食いしん坊の探偵」であることに由来し、これを略したもの。
  3. 上記漫画を原作に置いたテレビドラマ。ただし設定からして完全に別物の物語である。pixiv上では主にこのテレビドラマに関連する作品(ファンアート)が多い。

麻雀の役

タンタンタタンターン



いわゆる覆露(チーあるいはポン)を行ったタンヤオの事を指す。相手の牌を「喰った」(自分の手の中に取り込んだ)状態で成立させる事から、こう呼ばれる。早上がりの最大手として最も有効かつ有名な手のひとつであるが、ゆえに初心者向けかつ役としての点数としては弱く設定されており、こればっかりをやられるとゲームが成立しなくなる可能性も大きいため、認めるか認めないかのローカルルールの差が激しい。

詳細はタンヤオの項目を参照。

漫画『喰いタン』

ミスター味っ子』でおなじみ寺沢大介の漫画作品。
「食」をテーマとした探偵(推理)もの。連載時は『ミスター味っ子II』と並行連載だった。
ちなみにその『ミスター味っ子II』(および『ミスター味っ子』)とは世界観が共有されている。(本作のキャラクターが『味っ子II』に登場したり『味っ子』の内容が本作に反映されていたりしている)

資産家の遺児にして小説家かつ無類の食いしん坊にして名探偵である高野聖也が、秘書の出泉京子と共に様々な事件に挑む物語。
食い物と見れば、事件現状に残った証拠品ですら食い尽くすとか毒入りの可能性のある食い物ですら食い尽くすとか、まさに大賢は大愚に似たりを地で行く主人公が活躍していく物語。

後述するテレビドラマ版が有名になったため、こちらを読むと面食らう人も出る事がある(喰いタンだけに)のだが、こちらもテレビドラマ版に負けず劣らず濃いキャラクターに彩られた作品である。
ちなみにテレビドラマ版に関連する「お遊び」として「野田涼介」という焼酎の銘柄が登場した。(残念なことにキャラクターとしては登場しない)

テレビドラマとの一番の違いは何かと問われれば、こちらは緒方警部が男性(警視庁捜査一課期待のホープとして名高い敏腕キャリア警部。高野にとっては大学時代の後輩で、先輩であり手助けしてくれる高野に対しては基本的に丁寧)である事。

テレビドラマ『喰いタン』

トリオザジシャキーン



上記した寺沢大介の漫画『喰いタン』を原作に置いた、と称して制作された日本テレビ土曜ドラマ枠(2006年1月クール、2007年4月クール)放映のオリジナルテレビドラマ。主演は東山紀之。漫画とは設定も物語も全く別物。(一部のトリックを申し訳程度に共有している程度)

漫画のテレビドラマ化と見てしまった場合には、甚だ原作クラッシャー(下手をすれば原作レイプ)な作品であるが、単作のオリジナルテレビドラマとして見た場合には、なかなかに凝った設定や物語やキャラクター性を持っており、SPや2期制作も得るなど、放送当時には大きく好評となった作品でもある。
ちなみに、このテレビドラマの展開中、原作者である寺沢が他ならぬ漫画『喰いタン』上で(漫画の)高野に「ドラマと原作は別物。表現(メディア)が異なれば(設定含め)見せ方も違うのは仕方ない事。(だから)アレは自分の作品じゃない 」と、とってもメタフィクションな投げやり発言をさせ(該当シーンもメタフィクションである事自体を全く隠さない表現だった)震えあがったテレビドラマスタッフが寺沢の元に詫び料代わりの菓子折りを持って土下座しに行ったという逸話がある。
寺沢的には(いわゆる「原作クラッシュ」を痛烈に皮肉った)シャレのつもりだったのだが、スタッフ側にとってはシャレがキツすぎたようで、スタッフの謝罪に対し逆に恐縮してしまった寺沢は、この後に(漫画の)高野に一件を匂わす発言をさせてドラマ側の謝罪を受け入れ許している事をきちんと明かし「漫画もドラマも両方面白い作品だから、どうか両方ともよろしく」と締めている。

そんなワケで、こちらは残念ながら原作に存在した『ミスター味っ子』との関連性は存在しない。

倒産寸前の探偵社であるホームズ・エージェンシーのオーナーによって招かれた謎の男にして無類の食いしん坊である高野聖也が、同事務所の未熟な若手である野田涼介出泉京子、さらには高野に助けられたことで彼に憧れ事務所に出入りする、少々紛らわしい恰好をした紛らわしい名前の小学生である金田 一(“カネダ ハジメ”と読むのであって“キンダイチ”ではない。“ダニ”でも“フミ”でもない。無論キー局ゆえのネタである)とともに事件に挑む物語。
主人公の高野が、自身の持つ双子箸「カストルとポルックス」を持って行う「食の構え(ポーズ)」である「シャキーン!!」が、非常に特徴的。この「シャキーン!!」こそが本作を代表するものと言っても過言ではなく、別作のキャラに、このポーズを取らせた場合にも「喰いタン」タグが付く場合がある。

原作漫画との一番の違いは何かと問われれば、こちらは緒方警部が女性(所轄署である横浜みなと署の広報向けお飾りキャリア警部。高野に対しては捜査に割り込んで邪魔ばかりされる事から粗暴)である事。

関連タグ

pixivに投稿された作品 pixivで「喰いタン」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 49

コメント