「薩奸……死すべし!」
概要
CV:安元洋貴
時は止めるし私残酷ですわよだし魔少年でBTでバルバルバルバルで一巡目の世界で金玉は4つだし死刑執行中だし脱獄進行中。
ウソみたいだろ、これ公式解説なんだぜ……。
真面目に解説すると、無口。しかしそのまま無口キャラで行くのかと思いきや、三巻で黒王が青銅竜を制した時に喋った。
その時にラスプーチンが「無口なあなたが」という程なのだから、普段『HELLSING』のワンちゃん並なのだろう。
函館戦争のときの服装で登場。
異能としては新選組隊員の亡霊を召喚し、即席の戦力とするが、たいして致命的な攻撃力を持つ訳でもなく、また散弾の一撃で撃退されたり、ドワーフに礼儀良く頭を下げたりと、現時点ではそれほど役に立っていない。また近藤勇や沖田総司等一部の隊士は呼んでも現れなかったと言っているなど、呼び出される側にもある程度の自由があるらしい。
もっとも、亡霊たちに頼らずとも自前の刀で真っ二つにできるため、どちらかと言えば異能者より剣士としての印象の方が強い。
劇中での活躍
黒王の命を受け、ラスプーチンと共にオルテ帝国の首都ヴェルリナの制圧に赴く。当初は町諸共侵入したドリフターズを殲滅するつもりであったが、相手側の主戦力である島津豊久との直接対決に突入。双方熾烈な戦いを繰り広げるが、黒王の撤退命令を受けて引き下がった。
幕末の動乱を生み出した元凶(と捉えている)、薩摩の家紋を纏った豊久に対しては、任務以上に並ならぬ私怨を抱いており、本人は「それを纏っているだけで万死に値する」と強い執念を見せている。
しかし豊久に「日ノ本の侍」と認められたことに関しては満更でなく撤退時に少し嬉しそうにしてた。
マモン間原サルサデカダンで行われた「漂流物」と「廃棄物」の決戦でも豊久が現れることを確信し、決着をつけるべく単身向かうが、たどり着いた時には味方の撤退を援護するため捨てがまっていた豊久はすでに瀕死になっており、介錯を頼まれてしまう。
ここに至り感情が爆発した土方だったが、直後に戦闘301空「新選組」隊長菅野直が乱入。彼から(盛りに盛られた)新撰組の活躍が後世に伝わっていることを語られ、ついでになんやかんやごちゃごちゃあった末に「かつての新撰組」がどんなものだったのかを思い出し、彼らの戦場からの離脱を援護する。
その後は「誰であろうと、もう新撰組が使われるのはうんざり」と言い残し、黒王軍を離脱していずこかへと去った。