概要
ニンテンドーDSのロンチタイトルの一つ。略称「バンブラ」。
元々は「G.B.ミュージック」というタイトルでゲームボーイアドバンス向けに開発されていたソフトであるが、
お蔵入りの後でDS用に大合奏!バンドブラザーズとして作られた。(ちなみにGBAソフトはあるが、そちらはニンテンドーDSのダブルスロット機能で連動する楽曲追加カートリッジである。)
タイトルの元ネタが大乱闘スマッシュブラザーズとスーパーマリオブラザーズについているブラザーズの名詞だというのは確定的に明らかである。
実はお蔵入りは二度されており、ゲームボーイカラーの頃に企画・構想されたらしい。
内容
ゲームとしてはコナミのビートマニア(及びビーマニシリーズ)の系譜に当たる、「流れる楽譜に合わせてキー入力をすることで楽器を演奏するタイプの音楽ゲーム」である。
が、そこは任天堂。単なるビーマニの亜流というだけでは終わらない。
まず演奏可能な楽器の豊富さ。金管楽器や打楽器などのジャンル別に、各ジャンルで4~6種類の楽器が用意されている。
さらに「大合奏」とタイトルにある通り、複数のパートに分かれての演奏が楽しめる。要するに、タイトル通り「合奏」できるのだ。
DS本体のボタンというデバイスの都合上、各楽器ごとの演奏の感覚を再現とまではいかないが、オクターブや音階の変更という要素を取り入れており、きっちりとリアリティある演奏を楽しむことができる。
そしてここが重要。作曲機能を搭載しており、自分で作った楽譜で演奏できる。
音楽ゲームというよりは「手軽に演奏を楽しめる簡易楽器」、そして「DSの音源利用したシーケンサ」といった方がしっくりくるかもしれない。
また、DSのGBA用スロットを利用した追加曲カートリッジ(DS連動カートリッジ)も発売されていた。
シリーズ共通用語
登場キャラクター
当記事を参照。
- ティンティン・バット
バーバラ様の弟。店を手伝っている。名前が危ない。
- ポッキン・デス
死神の子供。通信エラーの画面やポスターに顔を出す。名前のポッキンは骨の音が由来である。
関連イラスト
関連タグ
任天堂 音楽ゲーム ビートマニア ニンテンドーDS ゲームボーイアドバンス
大合奏!バンドブラザーズDX:DSで発売された二作目。ギターを模した演奏方法や、DSに搭載されているマイクを使用してボーカル有の楽曲を歌うことができる機能が追加された。
大合奏!バンドブラザーズP:3DSで発売された三作目。VOCALOID技術が搭載されていて、自分の声を使ってオリジナルのボカロを作ったり、歌わせることができるようになった。
バーバラ様がゲスト出演している作品
アシストフィギュアとして参戦。
島の住民として出演。