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「対魔忍になりたくなーーーーーいっ!」

「対魔忍の世界から 絶対抜け出してやる!」


プロフィール編集

性別
出身現代日本
所属フリーター対魔忍(五車学園)
得意武器戦斧(道路標識→歩行者信号機→大型信号機)
固有スキル我慢強い、斧術心得、【共鳴】生命力増強、対走行強化、【共鳴】攻撃力強化
CV古賀葵

概要編集

対魔忍シリーズのゲームアプリ『対魔忍GOGO!』の主人公

主人公を女性が務めるのはシリーズのゲームアプリ作品では初(シリーズ全体で見ると、『ママは対魔忍』の吉沢加奈以来3年振りの抜擢&通算6人目)。


シリーズ屈指の異色作の1つになるのでは…との呼び声も高い『対魔忍GOGO!』の主人公なだけあり、その経歴も他の対魔忍とは一線を画している。


経歴編集

元々は対魔忍シリーズとは別の世界(設定によると現代日本)の住人であり、戦闘などとは全く無縁の一般女性であった。

しかし、ある日就職活動中に交通事故に遭ってしまい、その際に対魔忍シリーズの世界へと転生してしまう。つまり、シリーズ初の異世界転生者である。


その後、なし崩し的に対魔忍認定されることとなるが、対魔忍の仕事が敵に凌辱される危険性と隣り合わせであることを知っているが為に、そのことに強い拒否感を抱き、何とかしてこの世界から抜け出そうと奮闘することになる。


正確な年齢は不明だが、大卒という設定があることから、元居た世界では少なくとも20歳を超えていたことは確実である。

転生後に年齢が10代後半程度に若返り、対魔粒子を持つ対魔忍へと生まれ変わった(漫画版ではこの過程がより詳細に描かれている)。


人物編集

高校時代まではクラス委員長を務めるなど、表向きは真面目な性格の女性として通していた模様。


しかし、一方で真面目な人物として振舞うことにストレスを感じてもいたようで、そうした気持ちを発散しようと手を出したエロゲインターネットの世界にのめり込んでいき、いつしか重度のエロゲマニア・ネット中毒者になってしまった。

ちなみに、エロゲの中では対魔忍シリーズが大のお気に入りだったとのことで、対魔忍の事情について詳しいのもこのため。

そうした堕落した生活故か、大学卒業後は定職に付けず、事故に遭うまではフリーターとしてしがない毎日を送っていたようである。


もっとも、就職活動をしていたあたり、彼女も今のままではいけないという認識はあった模様。なお、漫画版では活動が実って内定通知を勝ち取るも、直後に事故に遭って対魔忍世界へと転生するというあんまりな内容になっている。


メインキャラである5人の中では割と常識的な思考の持ち主。良くも悪くも個性的な仲間たちに振り回されがちな苦労人で、ツッコミに回ることも多い。

一方で、筋金入りの利己主義者でもあり、危機に陥った際には他人を犠牲にすることも全く厭わないという黒い一面もある。会話からはそういった一面はうかがいづらいが、後述の奥義の内容をみれば何となく察しが付くだろう。


容姿は悪くはなく、しかも局面に応じて様々な表情を見せるなど、かなり愛嬌のあるキャラクター。


能力編集

転移の影響で身体に対魔粒子の反応が現れ、対魔忍の素養を持ち合わせるようになった事情もあり、五車学園の校長にスカウトされる羽目になる…。


作中でも特殊な武器などは使っておらず、転生前の事故現場から拾ってきた道路標識を武器に闘っている(ちなみに、道路標識を強化していくと信号機になる。道路標識も大概だが、信号機を武器にするとは前代未聞である)。


いきなり対魔忍として活動するようになったにもかかわらず、こちらも転生した影響からなのか、オークをはじめとする魔族と普通に渡り合えている等、高い身体能力を発揮している。


奥義「なないろトラックインパクト」編集

センシティブな作品

どこからかトラックを召喚して敵に突っ込むという技になっている。交通事故に遭ったっていう設定の筈なんですが…。

しかも、使用したトラックは最終的に衝突として爆発している。運転手は無事なのだろうか…(なお、しのぶはよく見ると直前にトラックからジャンプして脱出している様子がうかがえる)。


トラックの進路上にいる相手を巻き込めるが、一度に広範囲の敵を同時に攻撃するのには向いていない。その場合は別のキャラクターの奥義を頼ろう。


また、使用後10秒間は敵の遠隔攻撃を完全に回避できるという地味に強力な追加効果もある。

回避が苦手なユーザーはこのことも念頭に置いた上で使用するとクリアがしやすくなるだろう。


余談編集

  • “大真しのぶ”という名前の由来はズバリ“対魔忍(たいまにん)”だと思われる。
    • “大真”は読みようによっては“たいま”と読むこともでき、“しのぶ”は漢字で書くと“”となるため。散々「対魔忍になりたくない」と言っておきながら、対魔忍になることを宿命づけられたような名前をしているというのは中々に皮肉が利いていると言えよう。
  • 対魔忍の世界から抜け出そうとしているという設定だが、「転生した」という設定を見る限り、本来の世界における彼女は既に死亡しているか、仮に一命を取り留めていたとしてもかなり重篤な状態になってしまっている可能性が高いと考えられる。そのため、「仮に抜け出したとして、その後一体どうするつもりなのか」とツッコまれることも。
    • メタな話、全年齢向け作品として展開する都合上、彼女が作中でエロい目に遭うようなことは絶対にない。そう考えると、無理に元の世界に戻ろうとせず、この世界に居続けた方が寧ろ幸せなのでは…という気がしなくもないが。
    • ちなみに、五車学園は政府と深いパイプを持つ対魔忍の養成機関であり、ここを卒業した対魔忍たちは政府の管理下にある部隊に配属されるとされる。極論を言えば、対魔忍は一種の国家公務員であり、ある意味では大卒のフリーターとしての立場からは破格の出世を遂げたとも言える(職業の過酷さに目を瞑ればの話だが)。
  • 声を担当した古賀葵は、『アクション対魔忍』でノア・ブラウン天宮紫水の声を担当しており、演じる対魔忍シリーズのキャラはこれで通算3人目となった。なお、ノアと紫水はどちらかというと物静かなタイプのキャラクターであったこともあり、明るくハキハキ喋るしのぶとのギャップに驚いたという人もいたようだ。
  • 名前をはじめとする詳細が判明する前に、「対魔忍TV」でモザイクのかけられたシルエットの状態で登場したことがある。ただ、正式に発表されたキャラデザとこの時のシルエットはまったく外見が違う(そもそもデフォルメされていない通常の頭身のデザイン自体現時点では存在していない可能性が高い)ため、恐らく別のキャラクターのシルエットを拝借して代用していたものと考えられる。


関連項目編集

対魔忍シリーズ 対魔忍 対魔忍GOGO!

異世界転生 異世界転移

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