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妖怪ウォッチ零式

ようかいうぉっちぜろしき

妖怪ウォッチ零式は、ケイゾウ(又はフミアキ)が作った試作型の妖怪ウォッチの事である。
目次 [非表示]

概要

妖怪ウォッチ零式(正式名称は妖怪ウォッチタイプ零式)とは、一言で言えば『初代妖怪ウォッチ』である。

但し、事情に限ってで言えば制作者が必要に迫られて作られたものであり、後に作られた別の2種類のウォッチが『初代』とされた。

発端は怪魔によって憑かれた不良に暴行を受けた友人を救おうとしたが、自身も見えない力で囚われ傍観状態になり、結果として救えず友人とは絶縁した過去に起因する。


基本的には従来の物と殆ど同じではあるが、古典妖怪や上級妖怪を召喚、怪魔に憑依された者を探知する機能が備えられている(但し、現代において再現された簡易復刻版には探知機能はオミットされている)。


音声は初代に比べ、機械的にこもった男性のものになっている。

探知時は初代のボタンの位置にあるレバー(玩具版では折り畳むことができる)起こすと「オット、妖怪探知!」という音声の後にサーチが始まる。劇中では召喚時しか零式は使われないため未使用だが絶対使いづらいと思われていたが···(妖怪ウォッチ♪参照)


召喚時にメダル装填後、ベゼルを1にすると、「オット、召喚の構え!」という音声の後に、プリチー族だったら「プリチー~」のメロディーが鳴る(製造された順番的に、この待機音によく分からない歌をつけたのが初代ウォッチであろう)。そしてベゼルを2にすると、「(族名)、召喚でアリマス」と鳴る。


その反面、従来の銀フレームの妖怪メダルをそのまま装填し召喚するのは不可能であり、劇中・玩具版共に「このメダルは 対応しておらず 使用できません」と音声が流れる(同様にZ、古典妖怪のメダルを従来の妖怪ウォッチで装填しての呼び出しも出来ない)。

この場合はメダルの更新を申告し申請しなければならない。現にジバニャンもこの更新手続きを劇中で行っていた。


劇場版ではケイゾウが妖怪達を友達にする事を決心し、自然と彼の左手に出現した。その後ケータに授ける事になる。


10周年アニバーサリー企画一弾として「DX妖怪ウォッチ 零式タイプS」となり202210月22日に発売された(妖怪ウォッチ♪参照)。ウィスパーの新規ボイスが20種類以上収録され、新メダルが5枚付属する。


アニメ版

無印第27話「新型妖怪ウォッチを手に入れろ」で初登場。

当初はケータが初代と一緒にはめて使用するが(零式が二の腕に近い側)ウィスパーが自分ももっと触りたいとケータの腕をくわえ、ケータが無理矢理引き抜いたところ虹色の光を放ち(なぜか電子レンジのチーンという音と共に)、初代だけ出てきた。

ウィスパーが飲み込んだものと思ったケータは左腕をウィスパーの口に突っ込んで探る(そもそも腕に着いているものが飲み込めるわけはないのだが)と、なんとウォッチ零式に切り替わった

明言はされていないが、前後の描写からするにどうやらケータが無理矢理腕を引き抜いたせいで、ウォッチ同士がウィスパーの口内で押しつけられて融合してしまった可能性が高い

このことから初代を零式に切り替えるには いちいちウィスパーに左腕をくわえてもらうという妙な手段を踏まねばならなくなってしまった (しかも後にウィスパーが切り替えの際に高速でウォッチをなめていることが判明した。本人いわく綺麗に磨いているとのこと)。

その後どうやったのかは不明だが、U入手時に初代と分離されていた。


36話では初代に前日にジバニャンが食べてたピーナッツが挟まっており、零式で召喚しようとしたが今度はウィスパーが食べてたイカの燻製ががっつりハマっていたどういう状況でハマったよ···



バンク付きで召喚される妖怪が、レギュラー補正もあるのだろうがほとんどジバニャンのみと極端に少ない

プリチー族以外の零式で召喚バンクが出たのはポカポカ族から傘お化け(2回)、ブキミー族じがじぃさん花子さんウスラカゲ族りもこんかくしゴーケツ族ガマンモスの5体。


ちなみに本編のも玩具同様電池で動くらしい。



悲運のウォッチ

初代のメダル(銀フレーム)非対応という召喚範囲の狭さが祟ったのか、他のウォッチと比べると扱いが非常に悪い

漫画版ではコロコロコミック版で1回しか登場せず、劇場版のコミカライズにも登場しなかったが、コロコロ版では旧式ウォッチが故障した際に、ウィスパーが安売りで購入したものを所持していたものを新たにケータに渡したがゆきおんなのメダルは種類が違うため召喚できなかった。


ちなみにこのウォッチの存在や他のメダルの種類の事を話さなかったのはウィスパー曰く「大人の事情」らしい。その後故障した旧ウォッチと一緒にヒキコウモリが預かって修理出来る人を探すことになり、登場してすぐ仕舞われる結末になった。


ちゃお版はフミアキ(フミちゃんの祖父で、零式の開発者)が登場し、自作した零式を付けているが、作中で零式の存在はまるで明言されなかった。


その為、ゲーム版初代のウォッチ(銀フレーム専用)で本来非対応のZメダルや古典メダルによる召喚を普通にやっている。

また、時系列では『2』と『3』の間に相当する『赤猫団/白犬隊』のスタッフロール画面で踊っているケータフミちゃんが付けているウォッチはどちらも初代であった。


『3』の1章でケータがUSAに引っ越した時にピントコーンをサーチしようとしてメリケン妖怪のサーチに非対応だったシーンに使われたのも初代。

後継機種となる妖怪ウォッチU妖怪ウォッチドリームは旧世代メダルに完全対応していた事からメダル対応範囲の差が明暗を分ける格好となった。



アニメ『妖怪ウォッチ♪

第1話では初代のメンテナンス及び機能強化が施され、全種類の妖怪メダルを使用可能(但しドリームリンク非対応)になった。この際にウィスパーが契約書の記入ミスをやらかした為に初代以外のウォッチは零式も含めてヨップル社に回収されており、これを以て妖怪ウォッチ零式の存在意義は完全に失われた。


主人公の祖父が開発したウォッチがこんな扱いを受けるとは・・・




・・・かに見えたが、73話で零式がギーくんの手に渡っていたと判明、紆余曲折を得て零式も機能拡張全メダル対応(Uドリームの存在意義ェ···)&音声もリニューアルされ、再びケータが使うようになった(しかし戻ってきて早々なんやかんやでウィスパーが飲み込んでしまい、初代でケータが言っていたことが現実になってしまった。しかもウィスパーの鼻水で接触不良を起こし、メダル読み込み機能がイカれてしまう無論ちゃんと修理されたが)。それに先駆けて第2OPではケータのウォッチが妖怪ウォッチ零式となっている。

零式の内部にはケイゾウが使っていたメッセージ入りの栓抜きがお宝として隠されていた(組み込まれていたのではなく、ケータがいじくっているうちに突如現れた)。




この事から同時に回収されたU1ドリームエルダも同様の理由で他人の手に渡っている可能性がある。


音声

無印と比べ、高めの声になっている。

サーチ時の「オット、妖怪探知」省かれている(ちなみに、探知音も新規音声となっている)。

召喚時にベゼルを1にするとガラケー固定電話のプッシュ音のような音の後に「オット、召喚の構え!」という音声が流れ、初代の召喚ソングをリミックスした(歌付きの)待機音が鳴る。そしてベゼルを2にすると、「ヨウカーイ!」という音声の後にファンファーレが流れ、(族名)、召喚でアリマス」と鳴る。(ちなみに、玩具版では特定のメダル以外(特定のもの以外のSメダル及び「♪」以前に発売されたメダル)だと妖怪の名乗りがない。)

アニメでは待機音と「(族名)、召喚でアリマス」の部分は省かれていた(玩具版で聞けということだろう。バンダイさぁ、、、)。



音声の違い


忙しい方向け




玩具版

  • DX妖怪ウォッチ タイプ零式

2014年8月2日発売。

Zメダル・古典メダル(「U」マークのついているものを除く)に対応している。


  • DX妖怪ウォッチ零式 タイプS

2022年10月22日発売。

フレームの色に関わらず、「♪」マークの付いている全てのメダル(2021年以降に発売されたもの)に対応している。


矛盾点

初代妖怪ウォッチは後述の零式が妖魔界の科学者スティーブ・ジョーズによって簡易 量産された物だが零式完成より過去にガシャに封印されたウィスパーは入手できるはずの無い初代妖怪ウォッチを持っている。

それに加え『1』では「妖怪ウォッチはチョーシ堂で開発された」という台詞もあり、現時点では誰が開発者なのかは不明。コロコロ版では赤鬼が古来より妖怪に災いをもたらす、忌まわしき道具として回収と破壊を目論む(赤鬼の説明だと封印されていたウィスパーが持っている事に矛盾が無いが他の設定との矛盾がある。)


尚、小西版漫画妖怪ウォッチのチビチビクミタテ~ル編にてUSAピョンが注文したロケットのパーツが突然現れた所を見るに、どこへでも配送できるようなのでそれでガシャ内部から注文して手に入れられた可能性もある。


余談

ゲーム真打エンディングではジョーズが突如ケイゾウ(フミアキ)の前に詰め寄り、零式の量産のために設計を頼むシーンがあるが、その後のアニメで零式量産型の開発や特許の疑惑によりジョーズ本人名義で開発したことでないことが公にされ、ヨップル社のCEOを解任させられた様である。



「妖怪ウォッチ♪」からのリニューアル版の音声は無印からの視聴者にはもっぱら不評であり、「ヘリウム吸ったみたいな声」「前の方が良かった」と厳しい声が上がっている。



関連タグ

妖怪ウォッチ2 ケイゾウ フミアキ

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