説明
講談社キャラクター文庫から2016年11月22日に発売されたプリキュアシリーズの小説第5弾。この本の刊行で梅澤淳稔担当プロデューサーのプリキュア作品は全て小説版が出たことになる。
アニメ本編の翌年に起こった事件を北条響/キュアメロディの視点で語る構成にしているとのこと。
執筆は原作でシリーズ構成を担当していた大野敏哉。イラスト担当はキャラクターデザインを手がけた高橋晃。
ストーリー
マイナーランドとそれを陰で操っていていたノイズとの戦いから1年後。
中学3年生になった北条響/キュアメロディはドイツに音楽留学するために準備をしていた。幼馴染の南野奏/キュアリズムもパティシエ学校への受験勉強にいそしみ、黒川エレン/キュアビートや調辺アコ/キュアミューズにそれぞれの道に進むべく動き出していた。
しかし、そんな状況に響は孤独を感じていた。
ある日、奏が憧れている先輩の王子正宗が行方不明になるという事件が発生。犯人を探していると、上空に黒い雲が出現し、加音町の人々を次々と吸い上げてしまう。
最後に残された響達はプリキュアになって人々を救うことはできるのか?