山田正弘
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やまだまさひろ
山田正弘とは、日本の脚本家、詩人。
文化学院文芸部卒業後、詩誌『氾』の創設に参加。その後、月刊詩誌『現代詩』や『詩学』などで、堀川正美、水橋晋、三木卓らと社会派詩人として活躍する。
1958年、自民党が警察官職務執行法を改正しようとし、石原慎太郎、大江健三郎、江藤淳、羽仁進、谷川俊太郎らと共に若手文化人を中心に思想、信条を超えて組織された社会運動団体「若い日本の会」に参加して反対運動を行なった。
1959年、石原慎太郎が企画したオムニバス形式のミステリードラマ『慎太郎ミステリー暗闇の声』で脚本家としてデビュー。
その後、ウルトラQ、ウルトラマン、快獣ブースカ、ウルトラセブン、マイティジャックと初期の円谷プロダクション作品に多数参加。中でも快獣ブースカはウルトラQの『カネゴンの繭』をベースに作り出され、作中に登場するブースカ語も山田が考案した。
1967年に『炎と女』で映画脚本デビュー。吉田喜重監督とのコンビで、アナキストの大杉栄を描きシドニー国際映画祭南十字星賞を受賞した映画『エロス+虐殺』や『煉獄エロイカ』『告白的女優論』などの脚本を執筆。
2004年、『ウルトラQ_darkfantasy』でウルトラシリーズの脚本に復帰するも2005年8月10日、肺がんのため死去。享年74歳。
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