岡山県を拠点とする女子バレーチーム。V・プレミアリーグ所属。
概説
前身は東芝京浜事業所の女子バレーチーム「東芝シーガルズ」。
チーム名の由来は、海が近く、大空に飛び立つカモメを意味している。(東芝時代は海芝浦、岡山時代は瀬戸内海・児島湾)
1999年に親会社の東芝が活動停止(スポーツ各部の廃部)を決定したため、これを受けて当時の監督である河本昭義が部門運営担当社員とともに運営会社ウォークを立ち上げ、チーム名を「シーガルズ」として独立を決意。複数企業よりスポンサーを募り、リーグ唯一のクラブチームとして同年よりVリーグに加盟した。
当初は国体がらみでチームを欲した富山県黒部市の求めで同地を仮本拠としたが、シーガルズの支援に手を上げたスポンサーの多くが関西の企業であったためウォークの本社は大阪市に置かざるをえなくなり、いわゆるスポンサーと本拠地の「ねじれ現象」が起こり問題視された。
のち河本監督の出身地である岡山県が監督に支援を申し出て帰郷を促した事で2001年、岡山市に事務本拠(ウォーク)を赤磐市に練習拠点(シーガルズ)をそれぞれ移し、2006年正式にチーム名を「岡山シーガルズ」とした。(岡山ならば大阪とも近くスポンサーたちも便宜をはかり易くなる)
2019年に運営会社のウォークも社名を「岡山シーガルズ株式会社」に変更している。
ホームアリーナは岡山県総合グラウンド体育館。ネーミングライツによりZIPアリーナ岡山とも称する。ちなみにネーミングライツを持つZIP(ジップ)はベネッセ系の配送アウトソーシング企業である。
関連タグ
コンサドーレ札幌:同じく東芝の社会人チームを起源とするプロスポーツチーム。