バスコ「いらっしゃいませ~~!!」
概要
バスコ・タ・ジョロキアが戦闘用に使役する巨大な怪物。疑似生命体だが、感情表現らしきものや僅かながら言語能力(自身の名前の語しか喋れないが)も確認できる。
普段は宇宙猿サリーの腹部の異次元ドアー内に格納されており、バスコが上記の台詞と共にドアーを開けて召喚する。
元ネタは一週間の曜日。
一覧
第16話「激突!戦隊VS戦隊」に登場。液体の能力を宿して製造され、流体筋肉のボディを利用しての戦闘を得意とする。全身が液体と固体の中間のようになっており、全身の流体筋肉の割合を増加(要は身体の液状化>ザミーゴ・デルマ]])することであらゆる攻撃を無効にする。逆に攻撃に転ずる際は固体の割合を増加させてダメージを増加させることができる、攻防一体の厄介な相手である。
また、両手から電撃を放つ攻撃も見せた。
バスコ撤退の時間稼ぎとして召喚され、最後はシンケンゴーカイオーのゴーカイ侍斬りを喰らい爆散した。
CV:勇吹輝、スーツアクター:中川素州
第20話「迷いの森」に登場。月光の能力を宿して製造され、両腕の鋭利な三日月ソードを操っての戦闘を得意とする。全身に月のエネルギーが宿っており、月の満ち欠けの影響を受けるとさらに凶暴化。三日月ソードで全身を武装し、月齢から引き出す凶暴パワーを集束させたソードで相手を斬り刻み、更に十六夜型や半月型の様々な形状の光線を発射し、「自身と対峙した者は2度と太陽の光を見ることはない」と言われている。
ただし、召喚されたのが昼間だったため作中では一切上記の凶悪スペックを発揮することはなかった。
バスコ撤退の時間稼ぎとして召喚され、最後はゴーカイ侍斬りと豪獣トリプルドリルドリームに散った。
CV:勇吹輝、スーツアクター:田中宏幸
第23話「人の命は地球の未来」に登場。火炎の能力を宿して製造され、見た目通り炎による攻撃を得意とする。全身に発火体液を循環させており、手足等からの火炎放射や、周囲の酸素と発火体液を反応させての火炎攻撃を操る。また、相手の攻撃から炎を吸収してパワーアップする。
バスコ撤退の時間稼ぎとして召喚され、最後はゴーゴーファイブの大いなる力によって放たれた水流波・「ビクトリースプラッシュ」を喰らって弱体化した挙句豪獣トリプルドリルドリームを受け爆散した。
CV:モリリン:勇吹輝 ドロリン:丹野宜政
スーツアクター:モリリン:おぐらとしひろ、ドロリン:中村博亮
第39話「どうして?俺たち高校生」に登場。拘束つながりで両者の相性は良く、コンビネーション攻撃に注意しなければならない。
モリリンは樹木の能力を宿して製造され、全身が樹木のような筋肉から成る。巨木のような頑丈さや、ボディを覆う唐魔蔦(からまつた)を自在に伸ばしての戦闘を得意とする。太陽光を浴びての超光合成により唐魔蔦を一瞬で成長させる能力を持ち、これで相手の動きを封じ、一方的に痛めつける戦法を得意とする。
ドロリンは土壌の能力を宿して製造され、全身を軟らかい粘着質の泥でコーティングしている。 その上には土のエネルギーを司る邪悪な鎧を装備し、肩のチェーンつきトゲ鉄球を操っての戦闘を得意とする。空気に触れると一瞬にして土器のように硬質化する泥を発射することができ、これで相手の動きを封じ、一方的に痛めつける戦法を得意とする。
バスコ撤退の時間稼ぎとして召喚され、最後は互いが互いを盾にし合う仲互いを起こした挙句、ゴーカイカンゼンバーストを同時に喰らい2人仲良く散った。
CV:ソーラー:勇吹輝、ゲロンパ:成澤卓
スーツアクター:ソーラー:的場耕二、ゲロンパ:中村博亮
第47話「裏切りの果て」に登場。両者は眩いもの同士、相性が良く、両者背中合わせで回転・突進する「合体竜巻眩惑アタック」を得意技としている。
ソーラーは日光の能力を宿して製造され、全身が細かいミラー状の鱗で覆われている。常に高い体温を保ち、虫眼鏡の原理でボディの随所に配置された巨大レンズに太陽光を集束させ、体温で増幅することで超高熱ビームとして連射する戦闘を得意とする。
ゲロンパは黄金の能力を宿して製造され、全身が純金から成る。有毒な金粉を撒き散らしたり、金粉によって敵を固めたりする戦闘を得意とする。毒金粉によって固められてしまうと、呼吸を封じられるのみならず動けぬまま外から肉体を腐食させられてしまう。ちなみに金色つながりで『愛の戦士レインボーマン』の「ダッシュ5」が隠しモチーフに組み込まれている。
ゲロンパの名前については、1970年代に愛川欽也とうつみ宮土理が司会を務めた音楽番組「きんきんケロンパ歌謡曲」が由来と思われる。
物語冒頭でゴーカイジャーと戦い、コンビネーション攻撃で一時は圧倒するも、最後はゴーカイカンゼンバーストの前に爆散した(その際2人で抱き合っている)。
第47話で全て使い果たした。
余談
スーツはワテルのものとツッキーのものの2種があり、「ワテル→メラン→モリリン→ゲロンパ」「ツッキー→ドロリン→ソーラー」の順で改造・流用された。
台詞が少ないためか、cvは全てopのクレジットでは省略されている。
公式サイトでは「製造された」とあるが、誰が作ったのかは不明。
韮沢氏はツッキーを描いた時点では曜日モチーフだと気づいておらず、3体目にプリズムロイドというカメレオンモチーフの擬似生命体を描き、ボツとなった。曜日モチーフと気付いたのはモリリン、ドロリンを描いた時だという。
関連タグ
暗黒七本槍:曜日モチーフ繋がり。
ギガノイド:同じく巨大戦力の生命体