概要
主にスペースオペラ、ヒロイックファンタジーの多くの創作作品において、主人公に敵対、もしくは敵対までは行かなくとも行動の制限となり障害となる軍事組織として出てこない方がおかしいレベルでよく用いられる。
メイン画像のSTARWARSに登場する銀河帝国(STARWARS)の帝国軍や、
ロードス島戦記のマーモ帝国軍
などがその際たる例だろう。
幹部クラスの構成員は皇帝の悪のカリスマに心酔し、士気、忠誠心は高い事が多いが、
末端の兵士は強大な力により屈服させられ渋々戦わされていたり、
征服した国の国民を奴隷戦士として使役し戦わせていたり、
国民をマインドコントロールして洗脳し、考える力を奪っている場合が多い。
戦記ものなどで、主人公が帝国軍の将軍の場合は必ずしも悪役として描かれていない場合が多く、主人公が組織内で立身出世するサクセスストーリーになる場合が多い。
接頭語無しに単に『帝国軍』と言われて真っ先に思い浮かぶ、STARWARSの帝国軍と双璧を成す
発展形で、主人公が帝国の皇帝で、自分自身が帝国軍を率いる場合も存在する。(ロマンシングサガ2、など。)物語の途中で主人公が下克上を果たし皇帝になる場合も多い。(前述の銀河英雄伝説など)
他にもMMORPGなどで、『自分の出身地や、所属を決めた勢力がたまたま専制君主制(帝国)だった』など、特に近年の作品では例外も多い。