平凡でも非現実でもない日常
へいぼんでもひげんじつでもないにちじょう
様々な人物が主人公・山下健人に絡んでは悉くフラグを折られてしまうコメディ2コマ漫画。
大抵は1コマ目にある人物が主人公に絡み、2コマ目で主人公にあっけらかんとした態度で流される(または冷めた様子で正論を言われる)という流れとなっており、キャプションにはその後のやり取りが書かれている。
過去篇(小学生、中学生篇)も投稿されている。
ニコニコ静画(現在は休止中)と作者のツイッターアカウントにも投稿されており、前者ではキャプションのやり取りも漫画化されていて、後者では話の時系列がやや不規則である。
主要人物
- 山下 健人(やました けんと)
一応、主人公。
色んな人に絡まれては冷めた態度で悉く返り討ちにしたり流したりする鋼メンタルの持ち主の高校生。
興味ないことにはとことん興味を示さず、我が道を貫くマイペースな性格。
よくDQNな輩に絡まれたりやっかみを受けたりしているが、冷めた態度で流したり正論を言って論破(無自覚)して返り討ちにしている。一方で、美女・美人に絡まれることも多く、中には明らかに好意を持って揶揄ったり誘惑したりする者もいる(そして、例外なく流される。ただし、本人自身は女性に全く興味が無いわけではない)。
それ以外では相談を受けることも多く、適当に見えて実は適格なアドバイスをして解決や向上につながっているため、非常に頼りにされている(ゆえにモテることが多い)。
オタクな面があり、漫画家になることを目指しているが、画力は高いものの話構成がイマイチとのこと。
地味に身体能力は高く、翼のパンチを受けても平然としてたり、不意打ちの目潰しも難なく躱し続けている。勉学も優秀で、特に国語と社会が得意。
父の浮気によって両親が離婚して母・縫子と妹・美江と三人暮らしだったが、後に母が再婚して義父・剛太郎と連れ子の義姉・瞳の五人で暮らしている。
- 蒼崎 翼(あおざき つばさ)
健人のクラスメイトの男装女子。妹に燕がいる。
運動神経が抜群に良く勉強も全教科満点を取るほど優秀で、女性からもモテモテの完璧超人。
以前は男子として健人とつるんでいたが、思い切って男装していることを明かすも軽く流されてしまい、その後も変わらずつるんでいる(明かした際、多少は女扱いしてほしいとお願いしている)。
健人に好意を抱いている様子で、積極的なアプローチはしていないものの時々大胆な発言をしたり考えてたりしている。また、健人に流されたり正論を言われた人に対し、フォローしているようでより貶したり追い込んだりしていることが多い。
容姿は整っており、身体は引き締まっている上に胸も大きい。男装の時から女子にモテており、女と明かして以降は男子にも言い寄られることが多くなったが、実家が道場で格闘技もやっているため腕っぷしがかなり強く(中学の時点ですでに父親よりも強い)、言い寄って来る輩に鉄拳制裁して追い払っている。
過去編では、健人とは中学校からの付き合いで、当時はかなりナルシストな性格をしていた。カオルとも中学校から知り合ったが、当時は健人の一番の親友という立場を巡って険悪だった。
実は小学生の頃、男子達に男女とからかわれていたが、健人に助けられたことがある(だが、助けてくれた男子が健人とは気付いていない)。この時の健人の助言で男子として振る舞うことを決めた。
- 仲ノ内 カオル(なかのうち かおる)
健人の幼馴染でオタク仲間の男子……だった。
謎の女悪魔によって性転換して女子(しかも、かなり巨乳)になってしまうというかなり非現実的なことが起きるが、それでも健人に軽く流されてしまう。
その後はなんとか元に戻ることを目指すが、周りは特に女になったことを気にする様子はなく、母親に女物の着物を着せられたり(しかも母親は息子が男に戻ることを望んでいない)、舞衣子のメイド達にミニスカサンタの恰好をさせられたり等、色々と不憫な目にあっている。
オタクだが童顔で容貌自体は良いため、女になってからは男子に言い寄られているが、元々は男子のため本気で気持ち悪がっている。
また、女になってからは(無自覚な)モテ自慢などをする男子に対して過激な発言が多くなった。
元々年頃の男子だった為、人並みに彼女がほしい気持ちもあるが故にリア充への嫉妬も凄まじいが、それがカップル達だけでなく、妹持ちの健人やコウジにも向けられている(兄弟姉妹がいる家庭の現実を知らないからこその反応なのかもしれない)。
過去編では、健人とは小学校からの付き合いで、同級生にいじめられていたところを健人に助けられた(?)ことで、仲良くなる。
山下家関係者
- 山下 瞳(やました ひとみ)
健人の母と再婚した父・剛太郎の連れ子で、健人と美江の義姉。
現役人気アイドルで、四人組グループの一人。当初は健人にツンツンしてて馴れ馴れしくしないでと言ったが、興味が無いと言われたことに傷つき、何とか振り向かせようと以降はライブのチケットを渡したりするなどデレな面が多くなる。
義妹の美江とも仲良くなろうとして上手くいかなかったが、健人に押し付けられる形で美江と一緒に寝た時に(健人の悪口言って)少し仲良くなる。
ライブのあと弟妹とメンバー達の顔合わせをさせたが、(自分達は人気グループでライブまで見てくれたのだから)「メンバー達のことはわかるでしょ」とキチンと紹介しなかった為、元々アイドルに興味が無い弟妹は初対面にもかかわらずメンバー達の名前を聞くタイミングを失ってしまい、メンバー達から一方的に覚えられてしまった(それにより健人が姉の仲間に遭遇した際、互いの認識に齟齬が生まれてしまってややこしくなる原因となった)。
スタイルもよく、今でも胸が成長しており、美江にかなり嫉妬されている。
- 山下 美江(やました みえ)
健人の実妹。
現在は思春期による絶賛反抗期中で、健人に家以外で話し掛けないでと言うが、学校で本当に他人扱いされてショックを受け、家に帰ると理不尽に激怒するなど、扱いがメンドくさくなっている。だが、なんだかんだで義理チョコをあげたり、添い寝をお願いしようとするなど、健人のことは嫌っていない。そういった学校での対応や健人も美江のことを離さないため、文化祭の時まで妹がいることを周りはおろかカオルすら知らなかった(一応、小学生の時に話していたが、忘れている)。
健人ほどではないが興味がないと知ろうとせず、アイドルですら疎い(ただし、有名俳優は別)。瞳のグループメンバーも顔は知っている程度しか知らない。
幼い頃は兄にべったりのお兄ちゃん子であり(離婚で忙しくなった母に代わり健人が面倒を見ていた為)、中学時代にも学校生活の悩みを相談するなど、元々兄のことは大好きだが思春期に入ってからは接し方がわからなくなってしまい現在に至ってしまったと思われる。
胸が慎ましいことにコンプレックスを抱いており、今でも成長する瞳にかなり嫉妬している。
- 山下 縫子(やました ほうこ)
健人と美江の実母で、瞳の義母。
学生二人の子を持つ身でありながら若々しい容姿をしているが、かなりそそっかしい性格。
前夫・昌平が浮気したことにショックを受けるが、健人の後押し(?)によって離婚に踏み切る。
以降は二人を養うために働きに出るが、そのせいで自分が構ってあげられなかったことで健人が素っ気ない性格になったのではと気に病んでいた(実際は元からそういう性格であった上に、むしろ構ってもらえないことを「上等」と思っていた)。
それからも何かと頑張ろうとするが、空回りな行動を連発する。ただし、健人の無責任な言動には頭を引っ叩いたり睨み付ける等、しっかりと躾はしている。ママ友には健人が不良になったらどうしようと不安を口にしていたが、むしろその心配は杞憂だと呆れられる。
後に剛太郎と再婚し、仲睦まじい夫婦になっている。
- 山下 剛太郎(やました ごうたろう)
健人と美江の義父で、瞳の実父。
会社の社長を務めている。縫子と同じく元妻の浮気で離婚した過去を持つ。
健人の素っ気ない態度の所為で彼に家族として認められていないと勘違いしていた(実際は最初から家族として認識している)。
ニコニコ版では健人の本音を聞いて感激した剛太郎が小遣いとして5万円も渡そうとしてした為、健人から引かれていた。
- 祖父
健人と美江の祖父で、縫子の父。
孫の健人と美江を溺愛しており、しかも健人達が欲しい物を先読みして既に買っているなど、かなり爺馬鹿(健人とはウマが合う一方で、美江とは好みが合わず、別のが欲しいと言われてショックを受ける)。
- 桜坂 しずく(さくらざか ――)
健人の従姉。
既婚者で、モラハラ夫と嫁いびりの姑に精神的に追い詰められていたが、健人の後押し(?)と論破によって無事離婚する。
離婚の手助け(?)に感謝しており、健人に対して「お試しで同棲してみない?」と誘っていたが断られる。
後に新しい彼氏が出来るのだが、何故か彼氏と共に健人に交際の挨拶に赴く。その際、その彼氏は前の彼女が高校生に寝取られたことを明かし、その高校生の名前が「コウジ」らしいのだが…。
小学生編では、学生として登場し、健人や美江を溺愛してよく抱きしめようとしている。
- 斎藤 文穂(さいとう ふみえ)
健人の家庭教師の女子大生。
健人に好意を持っている様子で、今度のテストで全教科百点だったら「お願いを何でも聞いてあげる」と言ったが、健人から「新作のスパロボを買ってください」と言われて唖然。
その後、健人の影響でスパロボにハマってしまう。小学生の家庭教師も始めたが、用意した問題用紙がスパロボ関連だったため健人に作り直しを指摘される。
- 瞳のグループメンバー
瞳が所属するアイドルグループの3人。それぞれお姉さんキャラ、妹キャラ、ショートヘアのボーイッシュなど、個性が分かれている。だが、健人と美江はどれも名前を知らない。
お姉さんキャラと妹キャラのメンバーは、健人に気がある様子だが、相手にされていない。
- 笹野木 風香(ささのき ふうか)
健人の幼馴染。
黒髪ロングの美女だが、自分本位で高慢な性格。
健人が自分に気があると思い込んでいた。何故かDQNな先輩の大貴に靡き、見せびらかすように健人の前でイチャついて彼を振って二人で嘲笑っていたが、健人からは幼馴染であること以外何の想いも抱いていない(そもそも、付き合ってすらいない)ことを知って愕然。
だが、本当は未練があると決めつけており、その後は大貴との子を妊娠した上にそれを年賀状(写真付き)で健人に知らせるという暴挙に出て健人と瞳をドン引きさせ、将来を心配されていた。ちなみに、さすがに母親に妊娠のことを知らせていなかった(後に健人経由でバレる)。
その後、子供を出産(ツイッター版では中絶を示唆するセリフになっていた)するが、案の定、大貴に捨てられた上に学校も退学になるという自業自得に相応しく落ちぶれていき、何故か付き合っていないにもかかわらず彼女面して健人と寄りを戻そうとするも相手にされなかった(そして、待ち合わせにやって来たカオルを彼女と勘違いして捨て台詞を吐いて逃げ去っていった)。
過去の小学生編では健人に一方的に結婚の約束をしたり(しかも「大人になっても結婚できなかったら自分が健人のお嫁になってあげてもいい」という上から目線)、その後に「健人が勘違いして言い寄ってきて困る」みたいなことを周りに吹聴したり、中学では健人から話しかけたことが無いにもかかわらず、「オタクと友達と思われたくないから学校では話しかけないで」と言うなど、性格の悪さが表れている。また、男子からモテているようで、健人が彼らにやっかみを受けるが、逆に上述の性格を知っているが故に告白を勧めたり他人のふりをされている。
- 笹野木 ゆたか(ささのき ――)
風香の母親。
縫子と同じく若々しい容姿で、のほほんとした性格。
風香が妊娠した時は太ってきただけと思ったり、何度もナンパ男に騙されそうになるなど天然。
健人と風香は付き合っていると思っており、健人の口から知らされるまで大貴と付き合っている(と妊娠している)ことに気付いていなかった。
小学生編では最近若い男に話し掛けられる(恐らくナンパ)事が多くなっており、自分が若く見えるのかもと照れながら喜んでいたが、縫子から「間違っても家族を裏切ることはしないで下さいね!」とかなり焦った状態で忠告された。
それに対し「自分はホイホイと流されて付いていくタイプじゃないし顔がタイプでホテルまで行きそうだったけどちゃんと断った」と言っていたが、縫子から「行きそうになってる時点でダメでは…」と呆れられていた。
- 加河 昌平(かがわ しょうへい)
健人と美江の実父で、縫子の元夫。
健人が幼い頃、貢いでいたキャバ嬢と不倫していたのを健人に見つかり、口止めするもあっさり縫子に告げ口されてしまう。だが、開き直って縫子に離婚届を見せつけて脅し黙認させようとするが、健人に「離婚届(そいつ)は脅しの道具じゃない」と言われたことで、離婚を決意されてしまう。
その後、キャバ嬢に捨てられて落ちぶれていき、高校生になった健人の前に現れ、縫子と寄りを戻してもらおうと頼むがすでに再婚していることを教えられた。
さらにヤの付く職業の方の娘さんに手を出したことで、追われる身となっている。
- 祖母
健人と美江の祖母で昌平の母。
息子の不倫で縫子を傷つけたにもかかわらず、「離婚しても嫁は姑の世話をするのが当然」と厚かましい内容の電話をかけてきたが、応対した健人に切られる。中学編以降は登場していない。
学校関係者
- 本野 大貴(ほんの だいき)
健人の先輩。
絵に描いたような下衆なDQN先輩。学校一女癖が悪いことで有名。
健人の幼馴染の風香を寝取った(と勘違い)後に二人の仲を見せびらかせて優越感に浸っていたが、そもそも健人と付き合っていない上に幼馴染以上の感情を抱いていないことを知って愕然とする。
その後、風香が子供を出産すると彼女を捨てて行方を晦ました(退学になったのかは不明)。
- 梅沢 りな(うめざわ ――)
健人の後輩。
小悪魔的存在なギャルで、度々健人に絡んで揶揄おうとしているが流されるか返り討ちに遭う。実は健人に好意を抱いている様子で、バレンタインでは彼にチョコ(本命か義理かは不明)を上げている。
地味に健人を本気で苛立たせたことがある数少ない人物。
- 日倉 輝美(ひくら てるみ)
健人のオタク仲間の白髪長髪の女子。
人見知りな性格で前髪で隠れて顔が見えにくいが、実はかなりの美女。声優になることを目指しているが、自信が持ていないことを健人に相談して彼の薦め(?)で演劇部に入部する。
その後、才能が開花したのか自信を付けてどんな役だろうと貪欲に挑んでいる。ついでに顔が見える髪型に変えている。声優の夢が叶ったら健人の作品に出たいと告げるが、健人に「その前に賞を取って連載デビューしないと」と現実の厳しさを告げられる。ちなみに、バレンタインでは健人にチョコをあげている。
その後、健人と同様にDQNな輩に絡まれることが多くなったが、流したり正論を言って論破してる他、ゴミを見るような目で軽蔑している。
- 荒天寺 舞衣子(こうてんじ まいこ)
健人の同級生のお嬢様。お金持ち1号。
高飛車な性格でよく健人を絡むが、自慢話をした後に上から目線で彼を誘ったりするなど素直じゃないツンデレな面もある(そして、悉く断られるが、たまに承諾されることもある)。
- 金元 喜札(かねもと きさつ)
健人の同級生のお坊ちゃま。お金持ち2号。
大企業の社長を務めている父親はすごい人物だが、本人自体に特に自慢できることが少ない典型的な親の七光りを笠に着る存在。
- 浦瀬 聖子(うらせ しょうこ)
健人の同級生の女子。クラスのマドンナ的存在。
しかし、裏の顔があるらしい。健人にそれを知られた時は、バラしたら社会的に消すと脅すが、「俺に発言力があるとでも?」と返されて唖然とする。
その後も今までと変わらない態度で接する健人を気になっていたが、文化祭のミスコンで優勝した時に自分の本性を周りはすでに認知していることを翼に教えられて驚愕する(ついでにマドンナと呼んでいるのは一部の男子だけであることも知る)。
- 愛川 蘭華(あいかわ らんか)
健人の同級生の女子。お色気担当。
大人の女性ぶっているが、キスは未経験。
- 足神 奏子(あしがみ そうこ)
陸上部の色黒の女エース。
健人を気に入り、勝負を申し込み健人が勝ったら自分と付き合ってもいいと告げるが、「俺がアンタに勝てると思ってるのか!!」と拒否される。ちなみに、付き合ったら足が速くなるほど特訓に付き合うらしい。
- 一乗寺 麗子(いちじょうじ れいこ)
生徒会長。
直感で健人を気に入り生徒会へ勧誘するも断られ、今の生徒会は自分含め女生徒ばかりと教えても逆に肩身が狭いと拒絶される。
- 主人 コウジ(おもびと こうじ)
所謂、鈍感系主人公みたいな同級生。
幼馴染の広美とインコから好意を寄せられていることにカオルから憎々しく思われている。また、会話しただけで健人達のことを友達と思い込んだり、ホームルームを含めて人の話をちゃんと聞かないことを棚に上げるなど、自分本位な性格。
だが、広美とインコが露骨なアプローチをしているにもかかわらずその好意に気付かず、それどころか「恋人とか作ればいいのに」と発言する始末(しかし、健人からは「そう言ってる奴に限って失って後悔する」と思われていた)。
カオルに悔し紛れに「寝取られてしまえ」と言われるが、その度を越えた鈍感っぷりが祟ったのか皮肉にも本当に(妹が差し向けた)DQN達に寝取られてしまい、それをカオルが原因と逆恨みして襲い掛かるが翼に制圧される。
その後、二人からメールで会いたいと連絡が来るが、身体中落書きされている上にボテ腹の二人を見て、ショックで一ヶ月ほど学校に来なかった模様。
立ち直った後は、何故か健人達に混ざろうとしている(というよりも、翼とカオルに近づこうとしている)上に、勝手にリーダーを気取ったり相手を逆撫でする無配慮な言動をしたりして翼やカオルからはかなり嫌悪されている(健人達のオタク趣味を馬鹿にしている上に、それを「本人達の為にやってあげている」とSNSで発言した為、炎上しネット上でも無駄に敵を作った)。
- コウジの妹
コウジにかなりブラコンな妹。
一方で、コウジを独占するために手段を選ばないヤンデレな性格の持ち主。
コウジの幼馴染の広美とインコにDQN達を差し向けて寝取らせる。
その際、寝取られDVDを撮ってコウジに見せるために彼の席に置くはずが、間違って健人の席に置いてしまう。しかし、健人は見た後にDVDを学校のゴミ箱に捨てて、席を間違えたことに気付いた妹がそれを発見して回収。後にネットにアップロードしたことでコウジに発覚させる。
ちなみに、翼とカオルにコウジを取らないでと釘を刺すも「取らないしいらねぇよ」と殺気だって否定した。
- 石田 広美(いしだ ひろみ) / 江川 インコ(えがわ いんこ)
コウジの幼馴染の女子。広美はギャルっぽい見た目で、インコはポニーテールが特徴。
コウジに好意を寄せており、彼にべったりくっついたり家に入り浸っていたが、彼が好意に気付くことなく、コウジの妹が差し向けたDQN達に寝取られてしまった上に、後に妊娠していることが発覚する。
- 猿島 和彦(さるじま かずひこ)
モテたい願望が強いが、下ネタを平気で口にする変態キャラ。だが、なんだかんだで健人達と雑談するなどつるむことが多い。健人の妹の美江の存在を知った後、健人に紹介してくれと頼むが相手にされない上に、美江からはわずかなお金を差し出して勘弁してほしいとばかりに拒絶された。
- 盛川 熱志(もりかわ あつし)
テニス部員の暑苦しい男子。
無駄に熱い中身のない熱血発言をするが、テニスの腕は部内で最弱。
翼に好意を抱いて健人に翼を賭けた勝負を挑もうとするも、商品扱いされたことに翼の逆鱗に触れる。それでも必死にずっと前から好きだったと伝えるも、そもそも初対面である上に「好きになったのは女と解った後」と図星を突かれる。
- 上川 東二(うえかわ とうじ)
オタクや絵描きを馬鹿にするDQNな男子。
健人に絵を描けと強要するも、依頼料として一万円を請求された上に絵師のイラスト模写してから出直せと言われたことに逆上。一応、描いて来たもののあまりに酷い絵にもかかわらず楽勝と発言し、何故かその絵をSNSに投稿して絵師全般を侮辱する発言をしたことで炎上する。
- 島栗 多江(しまぐり たえ)
自称「天然のドジっ子」の女子。
健人の前でコケてドジっ子を演じるが、気付かれてすらいない。その後もコケすぎて受け身が上手くなる。
ちなみに、家では鼻くそをほじって食べるという女として色々とアウトな行動をしている。
- 龍凰寺 司(りゅうおうじ つかさ)
所謂、オレ様系男子。
「お前 面白れぇ女だな」と言ったり壁ドンしたりして女に迫るナンパな男で、現在十股中。
カオルや翼にも言い寄ったが、(元男の)カオルにはドン引きされ、翼にはボコボコにミンチにされて失敗。以後、翼にトラウマを抱く。
- 神読 逆女(しんどく さかめ)
保健室の女先生。
色気のあるセクシーな女性のため、男子生徒・男教師からの人気が高い。健人にも色目を使っているが冷めた対応をされているも、満更でもない様子。健人とは昔からの付き合いの用だが…。
その他
- 蒼崎 燕(あおざき つばめ)
翼の妹。
シスコンな性格で、健人が翼と付き合っていると勘違いし、健人が勉強しに翼の家に来たところに立ちはだかったが、翼にO・HA・NA・SHIされる。
その後、健人に果たし状を送って決闘を申し込むが、無視されて夜遅くまで体育館裏で待っていたことで親に折檻され、しばらくお小遣い無しにされる。それでも懲りずに姉が贈るバレンタインチョコに便乗して異物入りチョコを盛る事を企む(何故か姉の前で実行宣言した為、無論力尽くで止められる)。
- 吉田 純菜(よしだ じゅんな)
健人の女性編集担当者。
健人が持ち込む漫画を厳しく評価している。
アラサー手前に焦っているのか、合コンや婚活に参加しているが連敗中。たまに担当する漫画家をそういう目で見てしまうのを堪えている。
- 篠崎 やみえ(しのざき ――)
しずくの友人。
ヤンデレ気質の持ち主。既婚者で旦那を愛しているが、旦那の浮気癖のことでしずくのツテで健人に相談して、「チ〇コ切り落とせば?」とアドバイス(?)される。が、わりと乗り気で、後に実行したことが示唆されているが…。
- 宝賀原 忍(ほうがはら しのぶ)
荒天寺家のメイド。
自分を「感情の無いただの人形」と称するほど感情が乏しい。趣味は寺巡り。
最近、荒天寺家に雇われたが、舞衣子に感情の無さを心配されて健人に相談される。そして、健人から「人形だったら思考すらしないのでは?」などと追及されたことに戸惑い、さらにカオルの変態発言に引いて人形と自称することを止めようと考える。
- 神(ゼウス)
過去編に登場するガキ大将の少年。
健人に絡んでは返り討ちに遭ったり変態扱いされたりする。
神(ゼウス)というキラキラネームを誇らしく自慢しているが、健人に「将来浮気してそうな名前だな」と一蹴される。
その後、動画配信を始めたが何かやらかした様で、住所を特定されてしまい、引っ越し及び転校を余儀なくされた。だが、それでも懲りずに炎上系動画を配信している。
- おかっぱの少年
過去編に登場するおかっぱ頭の生意気な少年。
ヒ〇ユキを真似て屁理屈こねたり開き直ったりして人を馬鹿にする言動をしている。担任にもそういった言動をしているため、担任はかなり頭を抱えている。
一方で、身体はかなり貧弱で、健人にカンチョーをして指を骨折し、懲りずに健人を後ろから肩パンチして手に罅が入るなど自爆している(だが、日頃の行いで担任は内心喜んでいる)。