概要
嘆きの弓共々シノビメダルの原型でもあり、カラクリ巨人のカラクリボールシステムを用いる事で実体化出来る。ただし、天雷旋風神クラスの能力でなければ扱いきれず、暴走する危険がある。
本来は嘆きの弓とのセットで「矢」として使うのだが、剣代わりに使うシーンが多い。
アストラム星にて封印の石に封じられた状態で保管されていたが、サンダールに強奪され、星ごと滅ぼされた。
その後、ハリケンジャー達や中忍の怒りのエネルギーを封印の石に取り込ませることで、メダルの封印を解くことに成功する。
サーガインがメガタガメマークⅢを囮にしてハリケンジャー達のカラクリ巨人が使うカラクリボールシステムを解析し、得たデータで同システムを複製して究極のカラクリ巨人「ガインガイン」に搭載。
ガインガインのカラクリボールシステムで遂に実体化を果たし、天雷旋風神とリボルバーマンモスを立て続けに撃破。
その後の再戦でリボルバー天雷旋風神に敗北し、怒りの矢のメダルはハリケンジャー達によって回収された。
凶扇獣バドーギに対抗すべく旋風神が使用するが、パワー不足で暴走してしまう。天雷旋風神への合体でようやく制御可能となったが、バドーギを倒した直後に災扇獣デザーギに奪われ、サンダールの手に落ちた。
御前様が持っていた嘆きの弓もジャカンジャに奪われ、ジャキュームガンで怒りと嘆きの感情が集められ、「アレ」出現の為に揃えるべき物が揃い、嘆きの弓を用いて怒りの矢が発射された。ちなみにこの場面で初めて作中で「矢」として使われた。
最終回では嘆きの弓と共にブラックホール内部に残された所を旋風神ハリアーに回収され、「アレ」を撃ち抜く為に使用。撃ち抜いた直後に消滅した。
海外版『パワーレンジャー・ニンジャストーム』ではハイパーザーゲインゾードの単なる専用装備とされ、「アレ」関連のストーリーも改変された影響で同機が撃破された後は登場しない。
嘆きの弓はメダル含めてそのものが一切登場しないが、あるアイテムが同じ役割を兼ね備える。
余談
サンダールの発言からアストラム星でもカラクリシステムが使われていたことが判明しており、地球のカラクリシステムと同じ要領で、怒りの矢のメダルを原型として生み出されたものと思われる。
また、トライコンドルについても、怒りの矢のメダルを元に開発された可能性が示唆されている。