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恋のキューピッド焼野原塵

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こいのきゅーぴっどやけのはらじん

『恋のキューピッド焼野原塵』とは、長谷川智広作の週刊少年ジャンプ連載漫画である。全3巻。

あらすじ

モテない星の下に生まれた中学生吉丸は、同級生の花井ユリ子に片思いをしている。

付き合いたいと思いつつも、モテないことと自信の無さから後ろめいてしまう。

そんな彼の下に自らを「恋のキューピッド」と名乗る魔王焼野原塵が現れる。その男の目的は「一生恋人が出来ないまま死ぬ運命」を背負わされた吉丸の運命を変えることである…。

登場人物

「恋のキューピッド」と自称する元・大魔王。体長は吉丸曰く3mくらい。白目・牙・陰がかった顔が特徴。

目的の真意は不明だが吉丸のを叶えさせるために人間界にやってきた。

しかし発想と行動が魔王そのもので、「世界征服をして全ての女を奪い取る」という形で叶えさせようとしているなど、とんでもなくズレている。

からは光線を発射する。人間界では3%の力だけでも差が歴然としている。

視力地上から月面に置かれたラブレターを読めるほど優れており、は21世紀のあらゆる攻撃手段をもってしても傷一つ付けられず、全力を出されたらウルトラマンガイアでも敵わないだそうだ。

余談だが、『空想科学読本12』でネタにされたことがある。

ごく一般的な男子中学生。塵の魔王的行動を全力で止めていく。フルネームは不明。

臆病な部分はあるが、友人思いの優男。一生恋人が出来ないまま死ぬ運命を背負っており、その苛酷さたるや恋人つなぎをしただけで即死すると誓いの門に評された。

本作のツッコミ顔芸担当。

吉丸のクラスメイト。学校中では注目の的の美少女。分け隔てなく人と接している心清らかな女子中学生。その分吉丸から心配されるほどのド天然で、誰もが恐れを抱く塵に対しても吉丸の友達だと思い込んで普段通りに接している(その時散歩に連れてた死んだフリをしていた。その後二足走行で逃げた)。

ファミレスに銃を持った強盗団が立てこもった時も平然とパフェを食べ続けるほど、食べることには目がなく、頭の中は食べ物でいっぱいになるほどの無類の大食い

  • 誓いの門

人間界と魔界を繋ぐ唯一の。喋れる。吉丸の運命に対してはやたらと辛辣。人間界ではフリルの帽子を被った小柄な少女の姿をとって塵と吉丸をサポートしている。

誓いの門をくぐるにはそのものが最も強く望みかつ達成が困難な誓いを立てねばならず、誓いを果たすまで帰ることはできない。またこの条件を満たした者に対して誓いの門は拒否権を持たない。

  • ゴルゴン

魔界最強の男を自称する魔人。焼野原塵の唯一のライバルと言われ、塵の居なくなった魔界でならたやすく魔王になれる実力の持ち主…だが、肝心の塵との実力差は天と地ほどにかけ離れている。実力をわきまえず塵に突っかかっては返り討ちにあっている。色んな意味で残念なイケメン

テレポーテーション能力の持ち主。

  • 下根(しもね)

吉丸の友人。角刈りや色々と濃い外見が特徴で、下ネタ発言が多い。モテる男には嫉妬深い。

パンツ一丁になって繰り出す技を持っているようだが不発に終わった。

余談

作者の次回作『青春兵器ナンバーワン』にて、本作の登場人物の一人である女子中学生・梔子今日子(くちなし きょうこ)が、主人公達の通う高校教師として登場しており、第41話では(間接的だが)ゴルゴンの名前が登場している。

また、次々回作『森林王者モリキング』では、本作のヒロインであるユリ子と同じ苗字のキャラ・花井桜(はない さくら)が登場している。

関連項目

週刊少年ジャンプ 長谷川智広

次作→青春兵器ナンバーワン

仮面のメイドガイ:発想の過激さ、牛刀割鶏っぷりではこれに匹敵する。中でもメイドガイ・コガラシと焼野原塵は色んな意味でカップやきそば現象

キュピコ!:主人公の恋愛を助けたりするが、その仕方や発想力は同じくらい。

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