概要
2021年7月、東京・新宿の駅東口にあるビルの上に突如として現れた巨大な三毛猫。
ビルの上から通行人を見下ろしつつ何かを語りかけたり寝たりといった行動を見せており、それを目にした人々や国内メディアから大きな反響を呼んだ。
その存在は海外メディアにまで伝わり、米ABCニュースの公式ツイッターは「Cat(猫)」と「Godzilla(ゴジラ)」を組み合わせた造語である「Catzilla(キャジラ)」の名で呼んでいる。
また巨大猫自ら「新宿東口の猫」の名でツイッターより情報を発信している。→ @cross_s_vision
真面目な概要
新宿東口の新たな街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」のプロモーションとして2021年7月1日より映し出された、3DCGによる猫の映像である。
猫の動きは骨格レベルで分析・再現されており、非常にリアルなものとなっている。
クロス新宿ビジョンおよび施設詳細
詳細は⇒クロス新宿ビジョン
猫の現況について
猫の出演時間のスケジュールは、猫アカウント曰く家主こと「株式会社クロススペース」のツイッター(@xspace_tokyo)にて公開されている。
また、この猫の映像は期間限定ではなく、今後も継続して放映されることが同アカウントより告知されている。(当該ツイート)
企画および映像選定の経緯
海外では2020年頃からL字や湾曲した画面での3D広告映像が注目されていたが、日本では目立った事例がなかったことから今回の企画に至っている。
猫のCG映像を制作したのは、映像制作会社オムニバス・ジャパン。
その題材を決定した経緯については、クロススペースのツイッターにて語られている。
クロススペースとオムニバス・ジャパンとの会議資料において、ディレクターがこっそり忍ばせた猫の案が採用されたとのこと。
「おっきいネコチャン…ファンタスティック…決定…」
また各種インタビュー記事においては、コロナ禍でも皆が明るくなるようなマスコットキャラクターを作りたいと思い立ったこと、また渋谷の「ハチ公」・池袋の「いけふくろう」以上に愛される動物キャラとして老若男女問わず人気である猫に決定したことが語られている。
骨格・筋肉レベルから3Dモデルを作り込まれ、日本の伝統工芸である組紐とちりめん玉でできた首輪をつけており、三毛模様の中に新宿区の形の模様が入っている。
ちなみに公式設定では雄の三毛猫である。
CROSS SPACE公式動画
新宿東口に巨大猫が登場!
朝の新宿巨大猫
関連イラスト
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天使の涙(シティーハンター):劇中序盤のターニングポイントになっている。