図鑑データ
「改装航空戦艦、日向だ。うん、さらに航空艤装を強化した。
なに、心配するな。瑞雲の運用も可能だ。いけるな。」
概要
2018年6月13日の伊勢改二実装時の運営電文にて「同二番艦も今年度中の改二改装を目指しています」と報じられており、この時点で18年度中の改二実装は事実上予告されていた。
その後11月6日に「伊勢型戦艦、その二番艦のさらなる改装の来春実装準備を進めています」との告知があったことで3月の実装となることがほぼ確定。
姉に遅れること9ヶ月となる2019年3月27日のアップデートで晴れて実装された。
容姿
制服は2019年艦これカレンダーでお披露目されていた通り伊勢改二と共通デザインだが、前垂れの書き文字が「ひうか(=『ひゅうが』。旧仮名遣いの表記では濁点を使わない場合がある)」となっている。
中破時にはこちらも上衣を諸肌脱ぎにし、黒インナーに包まれた見事な胸部装甲を見せつける。なおポーズは通常時が伊勢改二の中破、中破時が伊勢改二の通常時と対になる構図を取っている。
艤装配置は伊勢改二に対して反転しており、右側に矢筒を兼ねた飛行甲板を備え、左側に三連装砲の第1主砲と二連装砲の第2主砲を配置している。
弓は通常時では矢筒に取りつけて背負っているが、中破時には左手に構えている。
飛行甲板は伊勢改二と若干形式が違っており、三つ並んだヘリ発着位置標識(『不』の字を反転させたような白線)がどこぞの護衛艦を思わせる。
性格
改造前とさほど変化はないが、改造前と比べより頼もしさが増し、泰然自若という言葉がより似合うようになっている。
また、以前と比べやや口数が増えており、提督との仲が深まっているらしいことがわかる。
なお、以前にも増して航空戦艦推し、ひいては瑞雲推しがさらに加速しているようである。その熱意たるや、母港ではもちろん、ログイン時放置時、果ては戦闘時にまで航空戦艦について語り始めるほど。
「提督もそうか、やっと航空戦艦の有用性に開眼したか。いや、とても良い事だ。……うん、色々と話し合う必要があるな。」
鎮守府が瑞雲教に支配される日は近い…のか!?
性能
伊勢改二と同じく改装航空戦艦となり、艦種表記が三文字となる三隻目の艦娘になった。
伊勢に輪をかけて改装時の条件は重く、必要レベル90(武蔵改二・陸奥改二を抑えてコンバート改装を除けば単独1位)に弾薬4500、鋼材8800、改装設計図×2、試製甲板カタパルト×1、戦闘詳報×1、新型航空兵装資材×1、開発資材×181を求められる。
おい最後、桁一つ間違えてないか……?
ちなみに、181という数値は護衛艦「ひゅうが」の艦番号「DDH-181」と同一である。設定ミスではなく、意図的なものだろう。
なおこの内、試製甲板カタパルト・新型航空兵装資材・戦闘詳報は同時実装された任務をこなす事で入手可能となっている。
素性能は伊勢改二に対して火力・対空・搭載数で劣り、回避・索敵・対潜値で勝る。
特に搭載数配分で18機を超えるスロットが22機の第三スロ一つになってしまった点(伊勢改二は第三・第四とも22機)が若干痛いが、一方で索敵値は驚異の81(Lv99時)。しかもオートジャイロ系を二スロットか対潜ヘリコプターを一スロットで先制対潜攻撃が可能となった。「伊勢や日向には負けたくないの」と言っていた扶桑姉様は泣いても許されるだろう。
2020年2月7日に【火力+1/対潜+4】の修正、さらに8月27日のアップデートで、搭載数が伊勢と同じ57機【2,4,22,11,11→2,8,24,12,11】へと加増された上に回転翼機での装備補正もさらに向上。これにより搭載スロットを戦闘機で統一(通称「制空箱」)にした場合、一点特化の24機スロットのおかげで伊勢より高い制空効果を発揮するようになった。
持参装備は試製41cm三連装砲、12cm30連装噴進砲、そして新規実装のオ号観測機改。
オ号観測機改はカ号観測機の完全上位互換である。
任務では、瑞雲の中でも頭一つ抜きん出た性能を持つ「瑞雲改二(六三四空)」、そして艦これ初の実在する戦後装備とも言えるシコルスキー社製のヘリコプター(オートジャイロではない)「S-51J」が入手可能となる。
改時点で言及のあったロクマルことSH-60J/Kもまたシコルスキー社の開発であり、S-51Jはその御先祖様とも言えるだろう。
※原型機「シコルスキー R-5」の運用自体は第二次世界大戦末期から開始されているが、実際に日本において「S-51」の運用が始まったのは戦後の警備隊(現:海上自衛隊)発足後であり、当然航空戦艦「日向」が運用していた事実はない。S-51「J」という形式も存在せず、架空である。
四コマ「吹雪、がんばります!」でも213話Part3で伊勢改二ともども登場。
ロクマルやVSLは積めないと言っていた。