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プロフィール編集

誕生日1月3日
身長邑楽よりほんの少しだけ低い
メイン楽器オーボエ
サブ楽器
好きな食べ物クラムチャウダー
好きな音楽J-POP
備考少女漫画が好き。

概要編集

SOULCATCHER(S)の登場人物。鳴苑高校吹奏楽部二年生で、オーボエのパートリーダー。

ぱっつんに切り揃えた黒い長髪が特徴。


神峰翔太に見える「心」の形は神峰に見える彼女の心は、「一羽のぱっつんとした小鳥。小鳥もぱっつん

ただし、神峰が一瞬「心が見えない」と錯覚するほど高い場所から周りを見渡している。


人物編集

やや大人しくも元気の良い性格で、周囲を見渡して人に合わせるのが非常に得意。

高校で知り合った邑楽恵は「彼女といると心地よい」と神峰に語っている。


能力編集

ギネスブックで「世界で一番演奏の難しい木管楽器」とされるほどに扱い辛いオーボエを、当時初心者であった木戸は「オーボエの言う事を聞いてあげたらいい」と選び、2年足らずでパートリーダーを任されるまでに上達した。

もう一つの武器は「全体を把握する能力」で、演奏者の立場からバンド全体のバランスを把握し、一番綺麗な音となるように全体をまとめるコンサートマスターとしての資質を秘めている。


問題編集

彼女の抱えている問題は「自分の居場所」

何かを頑張ってきたわけでもなく、友達と何となく楽しく過ごしてきた木戸にとって、吹奏楽部はたまたま当時のクラスで一番人気者だった邑楽についていっただけで、パートリーダーも何となくで務めているに過ぎなかった。

一歩引いて全体を眺め、周りに合わせて行動することで上手くやってこれたからそれで良いと思う反面、何となくでいるだけの自分が部において必要なのかと、存在意義に疑問を抱いていた。

だが、神峰の加入で空気が変わり始めると居心地を悪く感じ出すが、居場所を取り繕うことにも疲れ出していた。

そんな木戸の悩みも、彼女の「周りに合わせる力」の高さゆえに周囲は気付いていなかった。木戸が問題を起こした直後の演奏でもギクシャクすることなく演奏できることに、アンサンブルコンテストの木管六重奏で同じメンバーの邑楽、歌林優菜御器谷忍吹越花澄はどこか疑問を抱きながらも「大丈夫じゃないか」と考えてしまい、同メンバーである刻阪響も神峰に指摘されるまで問題に気づかなかった。


活躍編集

問題解決前編集

神峰が入部した日に初めて顔を合わせるが、この時は興味なさげに見つめるだけだった。

トランペットパートの問題が解決した後のパートリーダー会議では周囲に同調こそするものの、何事にも積極的な姿勢は見せていなかった。

神峰が天籟ウインドフェスで一曲指揮をするかの指揮者選抜投票では、理由は挙げられていないが反対票に入れている。(後に、今までと居心地が変わることを嫌がったためというのが示唆されている)


ウインドフェス終了後、神峰達が天籟・竹風の打倒を目指そうと決意を新たにする中、突如退部届を提出。だが、邑楽が怒鳴りこんで一週間後のアンサンブルコンテストをどうするか問われると退部を一時撤回、周囲を混乱させる。

一方、オーボエパートの二人がいがみ合う事件が発生、それを解決させた神峰をその日の夜に褒めるが、そこで木戸と向き合った神峰は、彼女の心が見えないほどに高く飛び続け、どこか疲れていることに気付く。

コンテストへ向けて練習をする中、木管グループの見学に訪れていた神峰が演奏を聴いた後、木戸が吹奏楽部に存在することを否定。その意見に木戸以外の邑楽、歌林、御器谷、吹越は神峰に反発。刻阪もメンバーの方が正しいと言う中でさらに木戸を否定する神峰に対し、騒ぎを聞きつけた打樋透は掴みかかるほどに激昂、セッションをしたこともある音羽悟偉も静かに怒りを見せ、滅多に怒りを見せない奏馬俊平平手打ちをしてまで神峰を非難。そして部員達は声を揃えて「木戸は吹奏楽部に絶対に必要だ!!」と言う言葉を神峰にぶつけた。

だが、神峰が木戸を非難していたのは、吹奏楽部が木戸を必要としている「本心からの言葉」を、部員達から引き出すための演技であった。神峰の真意を部員達が理解する中、木戸は「あたし、信じていい?」「ここ(吹奏楽部)にいて、いい?」と控えめに問いかけ、それに対し部員達は力強く「当たり前だ!!!」と答える。

部員達の本心を聞いた木戸は吹奏楽部を「自分の心の羽を休める場所」、すなわち「自身の居場所」と定めた。そして神峰の「目」には、心の中に出来た大きな木に巣を作って羽を休める小鳥が見えたのだった。


問題解決後編集

問題解決後、木戸は部員達の本音を引き出してくれた神峰の計らいに感謝し、神峰に協力的な姿勢を見せるようになる。

そしてコンテスト本番において、安心を得た彼女はコンサートマスターと成り得る素質を開花させ、演奏後には満足そうな笑みを浮かべた。

しかし、結果は金賞であっても上の大会に行けないダメ金に終わる。コンテスト終了後、「もっと早く気付いていれば」と仲間に謝りながら、誰よりも大粒の涙を流す。本気を出して負けることの悔しさを初めて知った彼女は、さらなる精進を決意する。


新年度前のOBとの対決では、神峰がOBを指揮する中、木戸がコンサートマスターとして現メンバーを率いた。対決終了後は神峰と共に、現在の鳴宛バンドの問題点を指摘した。

新年度になってからは、スプリングコンサート前に行われた幼稚園の演奏会に参加。

スプリングコンサート、県大会、西関東大会では要所で活躍。

全国大会では演奏中、自分が短所と思っていた「周りを見てしまう事」について想いを馳せる。

神峰が自分の悩みを見抜いたことを不思議に思いながらも、自分を頼ってくれることを嬉しく思い、自分を助けてくれた神峰に恩を返すべく、「自信」を持って指揮してほしいとコンサートマスターの力を発揮。邑楽と共に東京代表の拍堂悠人を引き離し、神峰が目指す「虹の音」に辿り着くピースのひとつとなった。


余談編集

名字には、木管楽器に因むであろう「木」の字が入っている。


関連イラスト編集

_

雅ちゃんHeart Catcher(s)!!


関連タグ編集

週刊少年ジャンプ SOULCATCHER(S)

オーボエ

邑楽恵 - クラリネットパートのリーダーを務める女子生徒。雅とは同学年。

吹越花澄 - フルートパートのリーダーを務める女子生徒。同上。

歌林優菜 - サックスパートのリーダーを務める女子生徒。同上。


黒髪ロング 姫カット ぱっつん

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