概要
豊臣秀頼の忠臣として知られる武将。大坂の陣で奮戦したが23歳で討死した。
色白で、女性のような端整な顔立ちに男らしいキリッとした眉毛をそなえた超絶イケメンだったらしい。
性格の方もイケメンだったらしく、木村重成でぐぐるとイケメンエピソードが結構出てくる。
出生から大坂の役まで
秀次事件で父・重茲と長兄・木村高成は豊臣秀吉の命で切腹させられ、姉も処刑されたが重成は幼少だったため助命されている。
母親である宮内卿局が秀吉の嫡子・拾丸(秀頼)の乳母となった関係から、自身も幼少時から秀頼の小姓として仕え、秀頼とは乳兄弟かつ幼馴染の間柄だった。
妻の青柳との関係の始まりは、青柳の一目惚れとされる。大坂夏の陣より少し前に結婚を迎えるが、戦国期の武将としては比較的珍しい恋愛結婚だったという。
最期
大坂の役にて秀頼に従い、豊臣勢につく。大坂夏の陣において勝ち目の無い戦いであると悟った重成は、青柳と最後の杯を交わすと、二度と兜が脱げないように紐を硬く結び、紐の端を切り落としてから出陣した。髪には香を焚き込めており、首実検の折に徳川家康に賞賛されたとも言われる。
その最後の戦いでは長宗我部盛親と共に敵本隊たる徳川家康・徳川秀忠軍の側面を突くべく八尾・若江方面に出撃し、若江で藤堂高虎の一部隊を敗走させるが、朝よりの進軍と戦闘で兵の疲労が甚だしい事を憂いた家臣よりの後退の進言を「私は大御所の首も将軍家の首もまだ取ってはいない」と退け、次に井伊直孝勢と戦い奮戦の末に戦死を遂げた。享年23。
残された青柳は尼になり、重成の一周忌を終えると自害してしまったといわれる。
創作での木村重成
信長の野望シリーズ
「覇王伝」から登場。松平忠輝や松平忠直同様、登場がかなり遅い。覇王伝ではイケメンとは言い難い顔グラだったが現在は文句なしのイケメン。武力は高めだが一軍を率いるには心許ない。義理こそ最高クラスだが政治が低いため平時は留守番になる。
ラヴヘブン
乙女パズルゲームの攻略キャラクター。初期レアリティはRでの登場。
青色の髪に青い目の男性。衣装も全体的に青を基調にデザインされている。
異世界の危機を救うため、主人公により召喚された。