「聞いた!? 例の幽霊が出るって噂!」
概要
CV:杉浦奈保子
『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクである『宇宙戦艦ヤマト2199』に登場した女性キャラクター。続編の『宇宙戦艦ヤマト2202』『宇宙戦艦ヤマト2205』にもわずかではあるが登場する。
船務科に所属する脇役キャラで、初期は西条未来と混同してしまう視聴者もいた。
プロフィール
所属 | 宇宙戦艦ヤマト船務科(2199~2202)→補給母艦アスカ船務科(2205)→戦闘空母ヒュウガ(3199) |
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肩書 | 船務科員(2199~2202)→アスカ主任レーダー手(2205)→ヒュウガレーダー担当(3199) |
階級 | 不明(宙士長~宙曹長の範囲のどこか)(2199)→三等宙尉(2205~) |
生年月日 | 2179年6月17日 |
年齢 | 26歳(2205第1話時点) |
人物像
茶髪ロングをハーフアップにしている。後頭部の大きめのリボンが特徴。このリボンの色は『2199』だと赤だったが、『2202』以降は水色に変わっている。
船務科に所属しており、レーダーや無線通信の扱いに長けている。
劇中での出番
初登場は第15話。この時期のヤマト艦内はエルク・ドメルが仕掛けた度重なる威力偵察とオムシスの不調による食事の質の低下で、乗組員全員の心身が疲弊しきっていた。彼女も例外ではなく、「イスカンダルなんて本当にあるのかなぁ…」と、この航海の士気に大きく影響しかねない際どい発言を漏らしている。この発言に加え、この時の雑談相手の一人がイズモ計画派の反乱に加担した人物だったため、ひょっとして彼女も加担してしまったのではと一部の視聴者からは心配されたが、後に間が空いたものの普通に再登場したので加担はしなかった模様。
第24話ではイスカンダル星での海水浴が行われた際、真っ先に海に飛び込んでいる。
最終話では沢村翔、林繁と展望室で雑談。艦内にヤマトではない国連宇宙軍の軍服を着た幽霊が出るという噂について話していた。
上記の通りレーダー等に長けているという設定こそあるが、彼女が登場するのは遊んだり雑談したりするシーンだけで、働いているシーンは全く無かった。
基本的に下っ端乗組員の日常や心情を視聴者に伝えるのが彼女の役目だったと言える。
『2202』では第10話で数カットのみ登場。小説版では森雪と岬百合亜の不在の穴埋めとしてメインレーダーのシフトに入ってもらうことを西条未来が検討している(だがやはり現時点では実際にレーダーを扱っているシーンはない)。
このように『2202』までは仕事の面ではロクな出番が無かった彼女だが、『2205』ではなんと三等宙尉に昇進。補給母艦アスカに転属し、主任レーダー手となる。
といっても劇中では後ろ姿が何度か映るだけで終わったが……
『3199』では配置転換により、戦闘空母ヒュウガに転属。アスカの時と同じく艦橋でレーダーを担当する。