ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

岬百合亜

28

みさきゆりあ

「宇宙戦艦ヤマト2199」に登場する、新規の女性キャラクター。ヤマトの乗組員で候補生として乗艦し、船務科に配属されている。ヤマトシリーズでは初の霊感体質の持ち主。YRAラジオヤマトを放送する(アニメ内と、実際にラジオ放送をしている)。

「私、視える体質だから」

CV:内田彩

概要

 宇宙戦艦ヤマト2199』で初登場した女性キャラクター。

 旧シリーズであまりにも多忙過ぎた森雪のポジションを補完するキャラの一人で、レーダー手の交代要員という立ち位置にいる。

 それと同時に、作品の重要キャラクター絡みの話にも関わる。

 また、音泉にて配信されていたインターネットラジオ『YRAラジオヤマト』のドラマパートでは主人公も務めている。

 宇宙戦艦ヤマト2202』以降のシリーズ作品にも引き続き登場する。

プロフィール

所属宇宙戦艦ヤマト船務科(2199)→波動実験艦銀河(2202)→戦闘空母ヒュウガ船務科(2205)
肩書士官候補生(2199時点)→ヒュウガ主任レーダー手(2205)
階級准宙尉(2199)→三等宙尉(2205)※1
生年月日2182年1月10日※2
年齢17歳(2199)→21歳(2202)→23歳(2205)

(※1) 彼女の場合の「准尉」は士官候補生に充てられる仮階級という扱いなので、間の『宇宙戦艦ヤマト2202』では流石に准尉ではないはずだが、階級章は据え置き。(主に作画の)現場が混乱するからという理由で階級そのものを前作から据え置きにしてしまったと福井晴敏は語っている(尉官で艦長をやってる古代進や連隊長をやってる斉藤始も同様)。

(※2) 誕生日は『2202』、生年は『2205』で公開(おそらく新規に設定)。

人物像

 容貌は、幼さの抜けない顔つきに、茶系の髪をピンクの髪留めでツインテールにしており、スレンダーな体形をした女性。ヤマトシリーズでは、初の霊感体質の持ち主である。

 船務科所属であるが他の船務科と違いオレンジの制服(主計科と同色)を着用。船務科として森雪の代わりにレーダー手を務める描写が度々ある。

 ちなみに髪型に関しては、後述するユリーシャ憑依時は髪を降ろしてストレートロングになっている。だが髪質なのかそれともツインテール時の癖がついているのか、髪がいくつかの束になっており、傍から見ると暖簾か短冊みたいな感じ。なお、本人はこの状態が嫌らしい。『2205』以降は流石にいい大人だからかそれとも結婚したからかツインテールを止めている。

 艦内通信を利用して、『YRAラジオヤマト』を放送開始し、そのパーソナリティを務めたり、霊感体質の結果ユリーシャに憑依されたり、星名の為に突っ走ったりと、ちょっとお騒がせなところもあるものの、素直で真っ直ぐな意志の強い人である。

性格

 明るく元気な性格の持ち主で、新しく始めたラジオ放送でもその活発さや元気さが窺えるような、明るいトークを披露。

 その明るさは音泉版のYRAラジオヤマトでも健在(寧ろこっちの方がテンションが高い)。まして、ドジッ子的な要素が強くなっているのも特徴である(ラジオ版のみ)。

人間関係

 相部屋に住む同居人は原田真琴であるが、職場が違い過ぎるためなのかあまり劇中で一緒にいる場面は確認されていない。また、ラジオ放送では寝ている真琴にドッキリインタビューをしようとしたが怒られている。

 上司に当たる雪には、憧れているような節がある模様。当初では古代に好意的でなかった雪の忠告に対して「そうします!」と同意しているのが確認される。最終話でも、雪が奇跡の復活を遂げた時には、涙を流して一番に「おかえりなさい!」と抱きついていった。

 音泉版YRAラジオヤマトでは、アナライザーと共に出演していることが殆どである。その都度、アナライザーに的確な突っ込みをされてしまうのも、日常茶飯事と言えよう。また、途中参加した桐生美影とは、ラジオパートナーとして仲を深めている。

 山本玲主演の漫画版『紅眼のエース』では、人付き合いの苦手な玲に明るくふるまったり、後のラジオ放送のゲストとして招いているなど、人付き合いの良さを強調されている。

星名との関係

 ヤマト乗艦時に知り合って以来の友達。ヤマトへ向かう輸送車の車内では隣の席に座っており、星名が彼女を気に掛ける描写がある。

 地球出発後、早くも土星衛星エンケラドゥスへ寄港する前では、星名と共に行動する姿が確認されており、食堂で一緒に食べている模様。漫画版では、メ2号作戦時に負傷者の救護に追われていた百合亜に、星名が手伝ってくれるなどの気配りや気遣いもあり、感謝していた。

 当初は周囲から付き合っていると見られるのは嫌だった模様で、彼が話しかけてくると軽くあしらっていたものの、時間が経つにつれて仲が進展していった模様。そして、本心では星名に「ぎゅってしてもらいたい」というのが憑依していたユリーシャの口から彼に伝えられている。七色星団海戦の最中、星名が敵兵に撃たれ負傷したのを見て、自身の意識を取り戻し、海戦後に星名と相思相愛となる。

 互いの呼び方も最初は「星名君」「岬君」だったのが、物語後半では「星名」「百合亜ちゃん」と呼び合うようになっていた。

 漫画版では、最後の通信の為に並んでいた加藤三郎の後ろに、戦死した杉山の霊が居たことに気付いてしまい、気分を悪くしている。そこに星名が駆けつけ、気分を悪くした彼女を部屋まで送り届けていった。

 その際、はやくも星名とキスをしたり、抱き締めてもらったりと、アニメ版以上に進展している(星名が赤道祭に合わせて女装なのでシュールではあるが)。また、うまい具合に、アニメ版でユリーシャが「ぎゅってしてもらいたい」という理由付けにもなっている。

 『2202』では(劇中では一切描写が無いが)星名と結婚。結婚後の百合亜は星名のことを下の名前で呼ぶようになっている。

経歴

『宇宙戦艦ヤマト2199』

 ヤマト乗組員の一員としてイスカンダルへの航海に参加する。

YRAラジオヤマト

 太陽系赤道祭から始まったのが、岬百合亜主催のYRAラジオヤマトである。これは、長旅の疲れを少しでも和らげるためにか、沖田十三艦長に艦内ラジオの許可を得て始めた模様。明るいトーンでパーソナリティを務め、乗組員のメンタル面を養う一面を担っている。またラジオ番組らしくもリクエストを受け付けており、実際に真田志郎から朗読のリクエストを受け取っている。

 また、劇場版『星巡る方舟』でも、沖田十三から『ムシデン(日本語訳版)』をリクエストされ、蓄音機を通して艦内に放送した。

 なお、アニメ以外でも現実にラジオが放送されており、内田彩とアナライザー役のチョーの2人で行っていた。途中で桐生美影役の中村繪里子が参加。この2人が主流となってラジオを行っていった。

憑依されて

 次元断層に閉じ込められてしまった際にユリーシャの思念と邂逅。その後ヤマトが精神波攻撃を受けたのを機に、百合亜は度々にユリーシャから身体を乗っ取られている。このことに関して、百合亜本人も気づいている様だったが確信は無く、「記憶が飛んじゃってるんです」と話している。

 第17話以降は完全に身体を乗っ取られてしまっており、百合亜の意識が表面に出てこなくなり、周囲の人間(特に星名)に心配される。

 しかし、七色星団海戦時に星名が敵兵に撃たれて負傷したのを目の当たりにした際、ショックで百合亜の戻りたいという意思が強く出たため、それに反応するようにユリーシャの身体が本格的に覚醒し、自分の身体に戻ってくれた為に百合亜も自分の身体を取り戻すことに成功する。

解放後

 身体を取り戻した後は本来の職務に復帰。ガミラス本星の戦いではレーダー手として活躍する。

『宇宙戦艦ヤマト2202』

 ヤマトクルーの反乱に参加するが、ヤマト発進時にドックのサブコントロール室へ向かった星名を案じて離艦、ドック内への注水により沈みかけていた星名たちを安全な場所へ誘導後、地球連邦防衛軍に捕まり地球に残留する。

 ガミラス大使の手回しで拘束が解けた際には同じく捕まり別の部屋にいた星名に抱き着いていた。後に星名と結婚し、姓を『岬』から『星名』に変える。波動実験艦「銀河」建造に携わり、同艦のクルーになる。

『宇宙戦艦ヤマト2205』

 戦闘空母ヒュウガのクルーになる。船務科に所属し、艦橋にて主任レーダー手を務める。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 女の子恋愛モノ

    ガールズトーク(恋する女の子3)

    女の子がキャッキャ恋話する内容を書くのも好きだったりします。 女体やら、(気が触れて)以前山本兄×隊長とか書きましたが......。 【9/15追記 観覧数が1000越えました。観覧ありがとうございますm(__)m】
  • = Distance =

    = Distance = #5

    JUJUの歌から始まった、しんどい捏造SSです。 新年早々こんなお話・・・すみません。 しかも次第に内容が暗~くなってきます。ご注意下さい!! そして今回、古代君はミスを犯します。 このミスは二人の今後に、吉と出るか凶と出るか・・・? 【追記:2015.01.09】 「小説男子に人気ランキング」に入ったそうです。 意外と男性が読んでいるですね・・・(勝手に私がそう思っているだけ?) 皆様に楽しんで(これは楽しいのか?)頂きまして、ありがとうございます!! 厚く御礼申し上げます・・・引続き、宜しくお願い申し上げます。 ※2015.07.18 修正
    10,966文字pixiv小説作品
  • サイコ・ゾーン セカンド シリーズ 〜ヤマト2199

    サイコ・ゾーン セカンド 4 〜赤道祭〜

    【これまでのあらすじ】  ヤマトが惑星イスカンダルに到達するために波動砲を開発、製作した真田志郎は、波動砲の引き金を引く戦術長の古代進に罪悪感を抱かせてしまったことに、罪の意識と責任感を感じることになる--。  本シリーズ第4作目です。よろしくお願いします。  甥っ子のタブレットが壊れてしまい、しばらくの間(おそらく数ヶ月〜半年間ぐらい)私のスマホを貸すことになりましたので、pixivでの小説投稿はあまりできなくなると思います。    投稿できない間は、本業の勉強などに取り組みたいと考えております。  完結していない作品をいくつも抱えての中断は非常に心苦しくはありますが、何とぞご了承のほどよろしくお願いします。  本文中に有名な方の話が出ておりますので、タグ付けしました🙇‍♂️
  • 男体化ヤマトガールズ

    誰も男体化書いてなかったので、書いてしまった。 初小説投稿です! ■追記11/21初投稿で駄作なのに、閲覧とブックマーク、ありがとうございます!
  • 旅に終わりはない(2)~2199年12月9日

    ブックマーク、コメントなど、たくさんありがとうございました。 コスモ・リバース・システムが、「魔法の杖をひとふりすれば次の瞬間すべてがバラ色に変わっている」といったシロモノでないかぎり、こういうことが起こったに違いないと思いながら書いています。ただ、化学や生物学の知識はからっきしなので、詳しい方から見ると荒唐無稽かもしれません。またアニメ本編は全て視聴済みですが、設定資料集などほかの資料は全然見ていませんので、公式設定と食い違うところがあったらすみません。
  • 古代守がヤマトに乗っていたら

    船務科士官候補生と戦術長

    古代守がヤマトに乗っていたら、シリーズ第10弾です。ユリーシャに憑依された岬と戦術長(古代守)のお話です。今回は原作15話の前半部分と絡めています。  *星名くん、沖田艦長、ちょこっと真琴ちゃんもご出演。真田さんご本人は出演していませんが、二人の会話にしっかり出てます。  *真田さんや進くんといる時と、他の乗組員といる時では、守さんの性格が少し違っていますが、どちらも守さんの本質かなと感じて書いています。このシリーズでは主人公なので、扱いが他のキャラと全然違うのが申し訳ないというか、守さんばっかりですみません(>_<)な感じで…。  *楽しんで頂ければ幸いです。 *このシリーズは、守がユキカゼで帰還(第1作目「ヤマト出航前」)し、戦術長としてヤマトに搭乗しています。進はその部下の戦術科士官です。他はほぼ原作通りとなっています。  (追記)読んで下さった皆様、ブックマークや評価点を付けて下さった方々、フォローして下さった方、ありがとうございます!
  • 4月1日

    可愛い嘘

    エイプリルフールネタオムニバス第一弾 航海中に4月1日は11話と12話の間辺りで迎えたはず…という設定です
  • 黒い南部とバカップル

    夫婦漫才風会話劇拡大版…内容的にはアフターストーリーですが、時間的には未だ復路航海中 本来別々の作品を無理矢理合体させたので、繋がりもオチもすっきりしてません。ご容赦下さいm(__)m
  •  2018夏のヤマトSS

    2018年夏にお題をいただいて書いたヤマト2199/2202のSSです。後半に行くとカップリング色が出てきますので、お好きな方だけどうぞー
  • イベント

    これまでチョコチョコと使ってきた星名と百合亜をメインに据えてみました。 戦死者の総数(最終話直前の乗員数)は推定捏造…どなたか公式の数字ご存知でしたら教えて下さいm(__)m 次回予告 艶笑(?)小噺…の予定でしたが別ネタ思い付いたのでそちらを先に出します。2199ではオミットされたアレを再現してみました。
  • きみの瞳に恋してる

    約10年ぶりのSSです。 やっぱり、ヤマトいいですね。 熱さも、切なさも、優しさも アンドロメダ銀河級に溢れています。 作品は、古代&雪中心になります。 よろしくお願いいたします🎵 この作品は、2199本編の、10話前後をイメージしています。
  • 美女と野獣

    注意!以下の文章中にネタバレあり 宮崎駿監督作品で劇場公開版とは同タイトル異内容の絵物語「もののけ姫」がありまして、宮崎駿版「美女と野獣」と言ってよいと思うのですが、ラストで「野獣」=「もののけ」は元の人間の姿には戻りません。これを念頭に書いてます。
  • 隊歌募集

    ED曲が本来の名曲だったのは7話のみのスペシャル版ということ? 落胆しつつ歌をネタにしましたf(^_^;
  • ヤマトかるた

    時事コラムで「いろはかるた」を取り上げていたのを読んで、天啓が閃き、いろは47文字分でっちあげましたf(^_^; 出来不出来、無理無理なこじつけ、多々ありますが、まあ、お屠蘇気分で読み流して下されm(__)m 三ヶ日のうちにと頑張りましたが…ギリギリ間に合わなかった( ノД`)…
  • パシフィック231

    冨田勲さん追悼作品。 やらないはずはないと待ち構えていた追悼番組を見て思いつきました。 初めて入手したシンセサイザーから、苦心して出した最初の音がホワイトノイズだった…というような苦労話を聞いた記憶があります。
  • サイコ・ゾーン セカンド シリーズ 〜ヤマト2199

    サイコ・ゾーン セカンド 7 〜叛乱〜

    【これまでのあらすじ】  対異次元潜航艦戦で艦の指揮をとることになった真田志郎は、自分の予想を超える行動をとる古代進に翻弄される--。  本シリーズ第7作目です。よろしくお願いします。  甥っ子に自分のスマホを貸している状態で、自分が小説執筆に費やす時間は10分程度しかないため添削できず、適当な文章となっています。   自分の手元に完全に戻り次第、執筆内容を確認する予定ですが、意味不明な内容になっておりましたら、誠に申し訳ございません🙇‍♂️
    13,413文字pixiv小説作品
  • スーパージェネラリスト シリーズ 〜ヤマト2205

    使命を帯びる者 10 〜転機〜

    【これまでのあらすじ】  ヤマト艦長に復帰した古代進は、無理がたたって意識を失い、再び病院に入院する事となる。  現状を鑑みた藤堂統括司令長官は、古代進を解任し、ヤマト艦長の後任として山南宙将を正式に任命する。  解任された古代進は、藤堂の判断で二十四時間体制で護衛を付けられる事となったが、解任された衝撃は小さくはなかった--。  本シリーズ第10作目です。よろしくお願いします。  森雪さんが艦長を務める補給母艦『アスカ』の副長を男性にしたら大変な事に(泣)。やはり女性にするべきだったのでしょうか……。  古代くんを地球に置き去りにしてヤマトは発進してしまいましたが、このあと古代くんはどうなってしまうんでしょうか……。自分でもよくわかりません……。
  • 大和撫子の恋

    森雪と岬百合亜の恋の馴れ初めについて書いてみました。森に想いを寄せる岬に、森が応えるという内容です。
  • メシア・サポーター 番外編 〜オールヤマト

    あのときの 百合亜ちゃんと相原くん 「しろしんた」

     なんだ、これ(・_・;  真田さん推しの方々、誠に申し訳ございません🙇‍♂️  チャリ漕ぎしながら浮かんだネタです🤣  これはある意味、ホラーなのか⁉︎🤣

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

岬百合亜
28
編集履歴
岬百合亜
28
編集履歴