キミにとってのラッキーナンバーだと、一言でも言ったかな?
効果
機術士ディール |
VR 水文明 コスト6 |
クリーチャー:マジック・コマンド パワー6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストの相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。 |
「本日のラッキーナンバー!」 |
VR 水文明 コスト3 |
呪文 |
数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストのクリーチャーを召喚できず、同じコストの呪文を唱えられない。 |
概要
『双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!』にて登場したマジック・コマンドのツインパクト。
まずクリーチャー面。
登場時に指定したコストのクリーチャー全てをバウンスでき、ガチロボ等特定のコスト帯に偏ったデッキには刺さる。
クリーチャーを指定するわけでは無い為、異端流しオニカマスの様なアンタッチャブルも排除可能。
この効果だけでも決して弱くは無い………のだが、問題は次の呪文側。
その問題の呪文が「本日のラッキーナンバー!」。
選んだ数字と同じコストのクリーチャーの召喚、及び呪文を封殺でき、それが次の自分のターン開始時まで持続する。
相手のデッキ構成を見抜けば、強力なロックカードとして機能。
召喚以外の踏み倒しに対応しないのは時の革命ミラダンテ等と同じだが、攻めのタイミングでのトリガーを封殺するだけでも強く、終末の時計ザ・クロック等、強力・凶悪なクリーチャーのコストを指定するだけでも十分。
そして呪文ロックは踏み倒しにも対応し、何よりコスト3と非常に軽いのも特徴。
召喚なのでGRクリーチャーにも対応。
コストが軽い為、サイクリカ系列の踏み倒しや、芸魔隠狐カラクリバーシからカクメイジンへの繋ぎに唱える等、数ターン連続してロック、または確実にワンショットを決める為の保険として使える。
ワンショットを狙えるデッキでコレを唱えると、相手は逆転の要素を全て潰される為、このツインパクトが全盛期だった環境では、コストの異なるカードを採用するのが主流となった。
反面、デッキの傾向やプレイングから宣言するコストを言い当てる必要がある為、初心者にはなかなか厳しいカードでもあった。
魔王の傲慢やSMAPON等、スーパー・S・トリガーを潰せば確実に攻撃を通せる為、その影響力やGR召喚のギミックとの相性の悪さもあってか、2020年1月1日に殿堂入り。
その後も性能を遺憾無く発揮できる機会に恵まれ、2024年3月11日にはプレミアム殿堂入りを果たした。
このカードのメインは呪文側であり、温泉入りする程のパワーを見せつけたのは、やはりマジックのカードパワーのエグさが原因に挙げられる。
クリーチャー側がマジック種族なので、マジック関連のサポートも受けられる。
単純に代用と呼べるかは微妙だが、♪やせ蛙ラッキーナンバーここにありはコスト2でクリーチャーの動きを止め、神ナル機カイ「亜堕無」は呪文封殺と連続攻撃効果と噛み合ったプリン効果が特徴。
総合的に見ても玄人向けだが、温泉行きも納得な1枚。
余談
デュエル・マスターズ_プレイスでは、なんとクリーチャー側だけをオリジナルカード扱いにして実装。
ラッキーナンバーで隠れていた部分が見える様になり、全体像が判明した。