さあ〜、解剖の時間だよお〜〜〜!!!
概要
読んで字の如く残忍の一言に尽きる。
このタグの発祥は特撮ヒーロー作品『ウルトラマンZ』に登場する人物オオタ・ユカの狂気全開な性格から。
発祥の経緯
前述の彼女は地球防衛軍日本支部の対怪獣ロボット部隊『ストレイジ』の装備研究開発班に所属している。
…で、その狂気全開の性格というのが怪獣自体に相当目がなく、生の怪獣に興奮するのはともかくノリノリで怪獣の解剖に参加したり、宇宙人(或いはそう思われる人物)に対して満面の笑顔を浮かべながら「研究させて〜」と近寄るほどのぶっ飛び様。さらには採取した怪獣の体の一部をコレクションする趣味を持ち、保管庫には今までストレイジやウルトラマンに撃破された怪獣の体の一部が納められている。
その上、このストレイジの隊長を務めるのがヘビクラ・ショウタなる人物なのだが、彼の正体は無幻魔人ジャグラスジャグラー、つまり宇宙人である。
ジャグラーは一度正体こそバレなかったものの魔人の姿である宇宙人からユカを救ったのだが、後日ユカは隠し撮りしたジャグラーの写真をうっとり眺め彼を「仮面の宇宙人様」と称し「解剖したぁ〜い!!」と意気揚々と発言していた。
正体を知らなかったとはいえ、自身の命の恩人かつ自身の上司に対し(直接ではないが)こうも狂気に満ちた発言をする彼女の性格から残忍な美人というタグが与えられた。
ただ、フォローしておくと彼女はマッドサイエンティストとして研究結果や成果至上主義ではなくロマン寄りのため、「地球は1つの生命体」という考えから、マッドではあるが、人としての良心を持ち合わせている人物である。
ホロボロスやM1号のように、倒さずに済むなら無力化する案を実行・賛同する(手遅れの場合は、涙をのんで、これ以上苦しませないために怪獣を倒すことをウルトラマンに頼んでいる)。
また、D4の実験映像を見て危険性を訴え、地球怪獣達がウルトロイドゼロを恐れて暴れている事にいち早く気づいている。
ただ残忍ではなく、正義側の人物として相手を思いやる心を持っている事を、理解してほしい。
また、本編で「解剖させて」と迫ったピット星人姉妹に関しても、事件後はちゃんと拘留しており、『セブンガーファイト』にて、姉妹から地球に連れてきて忘れていたエレキングについてのメッセージを受け取るが、その内容はかなりフランク且つふざけ気味の文章である。
同じく、セブンガーファイトにて撃破したジラースの解剖を望むが、遺体回収は怪獣研究所に一任されると伝えられ、不満の声を上げるも往生際悪く駄々をこねたりはなかった。
この事から、サンプルのコレクションや解剖についてはちゃんと許可を得てやっている事であることが推測される。
後番組である『ウルクロZ』では、公式Twitterでユカが登場しており、取り上げられる怪獣たちの紹介をした後、「解剖してえええ!!」と叫ぶのがお約束となっている。超古代怪獣や根源的破滅招来体さえもターゲットにしているが、流石に赤い球は対象外だった。
関連タグ
残念な美人:この当記事の大元。