概要
黄巾党討伐に加勢した功績を認められ、凪(楽進)や真桜(李典)と同じく華琳(曹操)に仕えることになった元義勇軍の将。
語尾に「~の(なの)」を付ける。
凪と真桜と共に前線指揮官を務め、新兵の訓練教官も任されている。武官としては珍しく眼鏡を付けている。後に凪や真桜と共に北郷一刀の直属の部下となる。
流行の服や小物を愛好し、愛らしい声と口調が魅力的である。しかし魏ルートの凪・真桜・沙和の個別シナリオにおいては、新兵の訓練が上手くいかない沙和に対し、一刀が沙和にフルメタルジャケットのハートマン軍曹の海兵隊式訓練法を教授した。その結果、沙和はハートマン軍曹を模した罵詈雑言を吐き散らす手法を取るようになり、いつしかそれが奇癖になってしまった。だが、結果的には新兵訓練には役立っている模様である。また、コミックアンソロジーでは、沙和の訓練方式を見て相当不思議がった春蘭(夏侯惇)が秋蘭(夏侯淵)と共に海兵隊式訓練法を体験したが、他人の人格を完全否定する訓練方法が仇となってしまい、沙和はブチギレた秋蘭に殺されかかってしまう。(春蘭はなんとかギリギリ我慢が出来た模様)その後、華琳のおかげでなんとか命拾いしたが、しばらくは立ち直れない状態となってしまっていた。
萌将伝では、凪や真桜と共に一刀を補佐し、都の運営に貢献している。
ちなみに、于禁自体は前作でも名前だけ登場しているが、沙和と同一人物かどうかは不明である。
アニメ版では、黄巾党の乱が勃発する前に既に華琳の元に仕官しようと行動しており、に襲われている村を凪と真桜と共に助けていた際に、桃香(劉備)達と出会い共闘している。その際、桃香と意気投合し、張三姉妹の話で盛り上がり、自らの力不足と戦いに迷いがある自分を吐露するなど親交を深め、黄巾党討伐では一緒に作戦を手伝っている。ゲーム版のように兵を従えての行動はないため、罵詈雑言を浴びせる場面は無い。
最終決戦では伏兵部隊の第2陣を華雄と共に担っている。
ちなみに、普段着と戦闘着が異なるためにアニメのスタッフが服の描き分けに苦心した一人であるという。
OVA版では、聖フランチェスカ学園1年。張三姉妹の親衛隊団長で団員には厳しい。地上波アニメと違ってOVA関係は規制が緩いため、ゲーム版の罵詈雑言と海兵隊式訓練法が初めて映像化されていた。
なお、声優は春日アン(PC版)/ 加澄もも(コンシューマ版及びアニメ版)