概要
董卓配下の武将。
そもそも「名前はコレでいいのか」というアイデンティティの根幹に関わる議論があったり※、上司胡軫と同僚呂布の喧嘩に巻き込まれて敗死したり、と残念な人。
陽人の戦いにて孫堅に首級を取られて晒される。特に武功が伝わっている訳ではなく、孫堅の強さを示すだけのかませ犬ポジション。
※本名は「葉雄(しょうゆう)」であるという説もあるが、当時葉姓の武将はいなかったという話もあり、真実は定かではない。
三国志演義
やはり董卓配下の武将。身の丈九尺(2m10cmくらい)とされている。
汜水関の守将として討伐軍を迎え撃つ。緒戦では孫堅軍と対峙し、副将の胡軫が討たれるが、孫堅軍が味方から兵糧が届かず弱っているところを強襲し撃破。そのまま怒涛の勢いで討伐軍相手に無双するが関羽が出撃した途端、ろくに抵抗も出来ずに討ち取られる、というやっぱり結果的に残念な人。関羽の強さを示すためだけのかませ犬ポジション。
ちなみに、この戦いで鮑忠、祖茂、兪渉、潘鳳などを討ち取っており、袁紹は「顔良と文醜を従軍させるべきだった」と嘆くほどであった。
相手が悪かったとはいえ、一角の武人だったようである。
なお、胡軫との主従関係が史実とは逆転しており、『正史』では華雄が胡軫の副将となっている。
真・三國無双
一番左の人物(声優、モデリング自体は文醜、馬騰(馬超の父)、文欽と共有)
声優:服巻浩司(2)江川央生(3、6、7)田中大文(4)神奈延年(6Empires)ボルケーノ太田(8)
武器:破棒(6)短戟(6Empires)大剣(7)砕棒(8)
公式エディット武将に選ばれた6Empiresを除き、7Empires迄一貫して一般武将(俗に言うモブキャラ)
虎牢関の戦いで退場するのは恒例だが、7猛将伝の呂布伝では虎牢関で華雄の死を回避させる(この時の華雄の相手は何故か関羽でも孫堅でもなく典韋と公孫瓚だったりする)事が呂布が天下を取るIFルートの重要なキーパーソンのモブとなっている(魏、呉、蜀、晋、呂布のシナリオでIFルートのキーパーソンがモブなのは彼だけ)。救われた後は呂布軍として登場する。
IFルートではこれまでの噛ませポジションを脱却する程の目覚ましい大活躍で、分岐ステージ開戦前に曹操軍の策を見抜き、開戦後はいきなり呂布の名を騙って囮に飛び込み、放置しておいても単身で武将3人(内1人は無双武将の楽進)を相手に撃破してしまう。史実ルートでは曹操軍に裏切る魏続、宋憲、侯成もIFルート最終決戦では不在の中、彼は最後まで参戦し、稀に演義では討たれた関羽を逆に倒す(関羽が出現した頃にはどの武将に撃破されてもおかしくない状況の為)事もあり、プリレンダリングのムービーでモブの中で唯一台詞ありで登場する(台詞なしなら同ムービーに恐らく高順と思われるモブも登場している)等破格の待遇を受けた。
同じタイプの他の一般武将よりも身長が高く、呂布並みなので、武力も相まって正に呂布の分身。
8では特殊NPC(専用のモデルが用意されたNPC)の一人として登場し、後日追加予定のDLCで使用可能。→華雄(真・三國無双)
恋姫†無双
董卓配下の武将(上記二人をモデルにした美女キャラ)。
脳筋設定にされたり、女性キャラ全員にあるはずの真名(まな)が長年不明だったり、と三人のうち一番残念な人。無印版ではあっさり関羽に討ち取られる。再登場を果たしてはいるものの、完全にネタキャラ化していて、その後の公式サイトでの扱いもひどかった。やっぱりかませ犬ポジション。
詳細は華雄(恋姫†無双)を参照。
覇-LORD-
董卓配下。実は倭人で、後漢への使節として中国に向かう途中、通訳・常元の裏切りで全てを失う。そして、死ぬ寸前だったところを董卓に拾われる。董卓の非道には反発しながらも、拾われたことに強い恩義を感じている。
かつては劉備や孫堅とも意気投合していた。
仲間割れのせいで圧倒的不利の孫堅軍に対し、そこを突くのは不義として、孫堅との一騎打ちで決着を付けようとする。結果敗北し、最期は劉備や孫堅に看取られながら亡くなる。珍しくかっこいい華雄。
妖怪三国志
おぼろ入道が担当する。ほとんどの作品でかませ犬だったのに比べ本作のアニメ版では何故かレギュラーとして最後まで登場しウィスパー孔明を酷い目に合わせて(ほとんど食べている)オチを付ける役。
三国伝
董卓ザクの配下として登場。『首斬り華雄』と恐れられている。演者はザンネック