「この人いつも一言多い…」
「君は完全に思い違いしているね」
「ハハハ 君表に出なさい!」
概要
桜才学園(高校)初登校時、ネクタイを緩めていたのを生徒会長天草シノに注意され、そのまま副会長として半ば強引に生徒会に引きずりこまれた。
外見
茶色がかった黒髪で、やや髪は長め。特にもみあげ辺りは顎に届くくらい伸びている。それなりに整った顔立ちをしており、身長も高い部類に入る。
生徒会唯一の男子ということもあってか、学園の女子から隠れた人気を得ているらしい。
人物像
一人称は「俺」。若干受身体質(兼M男疑惑)気味。
登場人物の中では希少な常識人であり、作中におけるツッコミの半分以上を担っている。普段は礼儀正しく、目上の人にはきちんと敬語も使う。
ツッコミの際にはやや言葉使いが荒くなることも。辟易したような低い声になったり、スルーするかどうか迷ったり、萩村とツッコミを押し付け合ったりすることもある。
彼がいないところでは萩村のツッコミの負担が激増する。さらに萩村がツッコめないボケが発生すると「津田はー!?ツッコミの津田はー!?」と悲鳴が上がる。最終的に彼女さえいないところでは、ツッコミ不在のアラームが鳴る。
文才があり、学内新聞に寄稿したエッセイは学校中の生徒を感涙させた。だがそれ以外の能力は平凡で、生徒会で万能人間に囲まれているプレッシャーを少なからず感じている。勉強面に関してはギリギリらしい。補習経験あり。
それに加えて普段のツッコミ疲れからか、他の氏家ト全作品主人公たちより比較的病欠描写が多い。そしてそのお見舞いにやってくる女子たちのボケでさらに疲弊するという負のスパイラルが発生する。
少々面倒臭がりな所があり、約束の時間に遅刻したり、ホッチキスで留めた書類のズレを気にしなかったりする。桜才学園に入学したのも、家が近かったからである。しかしそれ以外の取り組みにおける態度は真面目であり、能力的には上だが性格に難のある先輩たちのフォローに回ることも。
小学校では野球、中学校ではサッカーを経験しており、現在部活動はしていないが体力には自信があるらしい。生徒会は自分以外が女子ということもあり、率先して力仕事をしている。しかし高い身体能力を持つ三葉を見て「立場がない」と語っている。
妹の津田コトミは頭の中が春真っ盛り。
やや面倒臭がりなところや勉強面は兄妹似通っているが、妹に頼られると世話を焼いてあげる兄らしい一面がある。ただし大抵扱いがぞんざいだったり、後々説教をしたりする。彼のツッコミスキルは、幼少期から下ネタを連発する妹によって鍛えられたといっても過言ではない。
先述の兄らしい一面の例としては、生徒会の作業があるにもかかわらず、コトミに泣きつかれ部屋の模様替えを手伝う。しかしそのせいで満身創痍となり、生徒会の作業が手つかずとなった結果、翌日萩村から大目玉を食らうことになった。
何故か局部についてよくネタにされる。周囲からは過小評価され、妹からは過大評価される。真偽は不明。
人物関係
生徒会に入った当初は共学化直後だったこともあってか、会長に手を出さないよう脅迫文が届くぐらい女子生徒に警戒されていた。しかし前述したように今ではすっかり受け入れられ、多くの女子から好意を寄せられている。
しかし色々斜め上の発言ばかりする人が多かったり、津田本人の朴念仁っぷりも相まって中々進展はない。ちなみに朴念仁が発動すると萩村がツッコミに回ることが多い。
生徒会に引き込んだ張本人である生徒会長。一緒に過ごすうちに彼女の方は津田に好意を寄せているが、いつも一言多く下ネタをぶちかますため意識されない。
生徒会書記。毎度天然でどぎつい下ネタを連発するためツッコミが止まない。他の女子よりも遅めに好意を匂わせる態度を見せたが、自分以外の恋愛事情には感づいている模様。
同じくツッコミ担当の生徒会会計。当初は男子の津田を警戒していたが、そのうち好意を示し始めたツンデレ。子ども扱いされてキレたりすることが多いため進展なし。
柔道部創設のため声をかけてきた純情女子。当初から「タカトシくん」と呼んで慕っているものの、当の本人が自身の好意に気づいていないため友人止まり。
毎回スキャンダル記事を捏造するため目が離せない新聞部。「気になる人は?」と聞かれた津田が名前を挙げた人物でもある(何やらかすか分からないから)。
男性恐怖症の風紀委員で、津田と接するときは毎回緊張している。その様子を周囲からからかわれることもあるが、本人にそういった感情はないらしい。
最近になって努力の甲斐もあり(?)津田限定で男性恐怖症を克服した。
年下好きの変態女教師。何度か津田の童貞を狙っており、危険人物扱いされている。
思春期かつ中二病の妹。兄妹仲は良好だが、兄にまつわる下ネタをあることないこと周囲に触れて回るため、よく説教されている。また、とある宿題で兄の顔写真をとんでもないコラ画像に編集したものが校内に展示され、学校中に広まってしまった。
英稜高校生徒会長。当初から津田に好意を持っている節があり、親戚の結婚で親戚同士になってからはさらにアプローチが積極的になっている。周囲に負けず劣らずのエロボケをかます。
魚見のツッコミ役である英稜高校生徒会副会長。ボケないから一緒にいて安心できるとして、津田とはお互いに好印象を持っており、津田に好意を持っている者たちからダークホースとして警戒されている。
余談
思春期の妹に振り回される、ツッコミ役、果ては童貞であることや性的嗜好まで妹に握られてるなど、家庭内状況が氏家ト全の別作品『妹は思春期』主人公城島シンジと似ている。
関連タグ
大門カイト:中の人ネタ。津田はとある場面で「説教タイムの始まりだ」という、彼とよく似た発言をしている。