概要
1923年2月1日の鳳来寺鉄道開業に合わせ湯谷停留場として開業。
1943年8月に鳳来寺鉄道が国有化され国鉄の駅になり湯谷駅に昇格。
1987年に国鉄分割民営化によりJR東海の駅となった。
1991年12月14日に湯谷温泉駅に改称された。
改称は駅周辺に立ち並ぶ温泉街を宣伝するためのもので、当時の鳳来町と湯谷温泉発展会が費用を負担して実施された。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。ホームへは階段とスロープで上り下りする。
豊川駅管理下の無人駅。かつては駅員が配置されていたが、1985年4月1日に無人駅となった。
その後新城市観光協会と湯谷温泉発展会が業務委託を受け簡易委託駅となったが、2015年3月31日に契約終了となり再び無人駅となった。
開業時は鳳来寺鉄道直営の宿泊施設を併設する2階建ての木造駅舎が使用され、国有化後も施設は国鉄の寮として使用されていたとされる。
三河大野駅の駅舎解体後も長らく残され、観光案内所としても使用されていたが、老朽化に伴い2019年に解体された。
トイレは駅舎と別に建てられたものが残されている。