「いじめに理由なんていらないのよ!楽しいからしてるのよ!ちがう、間違えた!」
プロフィール
人物
普段は規律に厳しい品行方正な優等生として振る舞っているが、サディスティックな部分も持っている。あすかをいじめて遊ぶのが最近の楽しみ。こはるからは非常に慕われている。
円城寺れいかの側近(というか太鼓持ち)春秋コンビの「秋」であり、「春」の伊藤さくらとは固い友情で結ばれている。猛勉強の末、卒業後はさくらと同じ大学に進学した。れいかに対しては彼女の権力を目当てに近づいており、さくらと違い忠誠心はなく、隙あらばこきつかってやろうと企む獅子身中の虫のような存在。
あすかとは幼馴染で、今でこそ『せがっち委員長』と呼ばれているが昔は『お姉ちゃん』と呼ばれていた。家族同士でも昔から付き合いがあり、彼女の母親とあすかの母親は古くからの親友でもある。
風紀委員を務めており、よく手荷物の抜き打ち検査などを行っているが、これは他人が嫌がることをするのが好きだからという理由から。ただし、違反者を積極的にいじるが違反内容への指摘などは意外とまともなものであることが多いので、理由のみで咎めることは出来ない。権力が好きで風紀委員になっているのも他人を踏みにじれるからという点でやっている、しかしながら君咲学院にはそういった権力を何とも思ってない生徒も少なくないため、よく行き過ぎた取締りや悪事を行っては生徒からやり返されたりしている。またヘタレな面も持っており、権力を盾に違反者をいじっても逆に相手に正論をぶつけられたり相手の迫力に圧倒されてしまうこともある。
このように性格面ではかなり問題のある彼女だが、自分の母親のことを非常に愛している。母親を心配させないために普段から家では猫を被っており、自身のことも学校では人気者と話している。この理由は、彼女の家庭環境が複雑に絡んでおりそこにはあすかの出自なども深く関わっている。明言されていないが、
- かえでは「妾の子」と呼ばれている
- かえではあすかの父親をクソオヤジと呼んでいる
…事からつまりはそういう事なのであろう。なお、この辺りの事情をかえでは知っているが、あすかは何も知らないままでいる。
円城寺政権に組み込まれたのがあんずが転校した後であるため、問題児との関わりも浅い。そのために湖南やこからは毎度「あんた誰」と言われている。後にれいかの後継者となる転校生・鶴海ひまりとは同時期に拾われたため、元は仲が良かった。
出自が原因で微妙な立場にいるが、一応良家の子女であるため桐島かいりとも知り合い。ただし純粋すぎるかいりに対しては少々やりにくさを感じている様子。
幼い頃は近所に住んでいるひかるくんに憧れており、彼に守られていたいじめられっ子を妬んでよくいじめていた。