火車丸(烈火の炎)
かしゃまる
本編の裏武闘殺陣編で烈火達と準決勝で対戦した麗(魔)の一員。
忍者のような格好をしており、一人称は『某(それがし)』で、ゴザル口調で喋る。
忍者なだけあって変装も得意であり、作中でも小金井や柳の姿に化けていた。
下記の薬を使った搦め手を用いることはあるものの、基本的に性根は真っ当で、正攻法による戦いを嫌っている訳でもないため、一本筋の通った餓紗喰や、ナルシストだが仲間への情はそれなりにある月白とは結構仲がいい。
烈火に敗北後はチームリーダーである魔元紗の手によって月白や霧沢風子と共に別次元へと強制転移させられてしまうが、利害の一致で手を組んだ風子の活躍によって脱出に成功し、以降は餓紗喰・月白と共に烈火たち火影忍軍に協力することとなる。
火影の民や他の流派の忍の『火影一族の頭首にしか使えない炎術士の力』への憧れを叶えるために作られた、手の甲に装着して使う魔導具で、装備すると烈火や紅麗のように火炎を操ることができる。
しかし、ただそのまま使うだけでは二人や歴代の火影頭首の操る炎には遠く及ばないらしく、火車丸は後述のような工夫をして使用していた。
偽火竜(にせかりゅう)
作中で火車丸が披露した偽火の応用技で、自前の武器やホログラムと組み合わせることで、烈火だけにしか使えない八竜の力を自分も同じように使役できるかのように見せかけることで、烈火を欺き大きく動揺させてピンチに追い込んだ。
ただし、当たり前だが火車丸本人が見たことがない(知らない)火竜の力は模倣できない。
作中で披露した偽火竜は以下の三種類だが、偽刹那と偽円は披露していないためどのような工夫をして模倣する能力なのかは不明である。
六番目の火竜が現れた時に模倣しようとしたが、よりにもよってその6番目の火竜は幻炎(炎でできた幻覚)の能力であった為、模倣しようにも模倣できない一枚も二枚も上手の火竜だった。