「お前達、オルフェノクだな?」
演:小林俊
登場話:第44話「最後のメール」
概要
アークオルフェノクの半覚醒状態である青年。仮面ライダー図鑑では鈴木照夫とは別の人物として扱われている。
オルフェノク態が人間の姿を見せるように、影が青年の姿に変化した後、現実世界に実体化する。
この間、照夫は意識が途切れているため、気付くと知らぬ場所にいるという状態になってしばしば困惑していた。
また、自身の存在を周囲に悟られないためか、しばしば化石化したオルフェノクを放置することもあった。
その名の通り、普段は照夫の影の中に潜伏しており餌となるオルフェノクを感知すると照夫の精神を乗っ取って実体化。
指先から放つ「光のムチ」で切りつけてオルフェノクを化石に変えて殺害し、そのオルフェノクを捕食することでエネルギーに変えてしまう。
当初は照夫に付き添う海堂直也/スネークオルフェノクをターゲットとし、隙を狙って喰らおうと画策したが、運悪く偶然が重なって失敗が続いたことで「王の覚醒までの間あえて放置しておけば自分の役に立つ」と方針を転換し、海堂を襲おうとすることは無くなった。
この判断は功を奏しており、海堂が根気強く身内扱いした結果乾巧達は照夫を可愛がるようになり、皮肉にもオルフェノクの王を倒すべく花形/ゴートオルフェノクの手で秘密裏に奪取され巧達の手に渡ったライダーズギアが、王を守護する本来の役目を果たしてしまう羽目となった。
村上峡児/ローズオルフェノクを襲った際には既に本来の姿に覚醒しつつあり、北崎/ドラゴンオルフェノクを捕食した後も暫くオルフェノクを襲い続け、最終的にはスマートブレインタワー建築予定地の地下施設にて遂にアークオルフェノクに覚醒した。