琥珀(HiGH&LOW)
こはく
かつてのSWORD地区を支配していたムゲンのリーダーで、親友の龍也と共にチームを結成した。
人物
後に100人を超えるチームをまとめる器とそれに見合う圧倒的な強さ、カリスマ性を備えたリーダーに相応しい人物。幼い頃はいじめられっ子だったが、龍也に助けてもらったことをきっかけに親友となる。中学になってから喧嘩を覚えていくが、この頃に左目を負傷し、義眼を付けることになる。その後から自力で心身共に逞しくなっていき、現在の強さを身につけるまでになる(中の人も番組の企画ではあるが中国拳法を学ぶ、腹筋も8つに割れているなど、高い身体能力の持ち主)。収入に関しては不明。
同じ身寄りの無い九十九の心を開かせる、ノボルが事件を起こして弁護士の道が断たれたことに怒りを滾らせるコブラとヤマトを「居場所を創って待っててやれ」と諌めるなど、器の大きさも端々に見せる。
このように、本来は人の痛みがわかる明るく心優しい性格だったが、龍也をはじめとした初期のムゲンのメンバーが各々の事情により脱退していくことが心に影を落とし、闇堕ちが始まっていく。
Instagramでは、龍也と並んで屈託なく笑う姿が幾度か見られるが、彼が周囲の話を聞いていれば未来は変わっていたかもしれない・・・。
MOVIE
ドラマでは過去編でしか目立った活躍は無かったが、ここから本格的に活動を再開。SWORDを獲ると言う名目で海外マフィアと結託し、MIGHTYWARRIORSを率いて九十九と共に行動する。しかし、実際は得た兵力で九龍と戦い死ぬ腹づもりであり、コンテナ街の戦いの最中に九十九からも咎められる。しかし、既に精神は完全に限界を迎えて狂気に満ちた表情のまま九十九に襲いかかる。そこへ、駆けつけたコブラとヤマトも加わり3対1の対決となる。
人数差を物ともせずに終始圧倒するが、3人からかつて自分が九十九の入院費のために売り払った自身のバイクを龍也が買い戻していたことをコブラたちから聞かされ、その鍵を渡される。ここから正気に戻って戦いを放棄し、自動的にSWORDの大勝利に終わった。
「龍也、お前の言う通りだったよ。ムゲンが無くても、俺にはこんな馬鹿な仲間がたくさんいたよ・・・」
ムゲンが無くても仲間がいる。そのことに気づいてようやく過去の呪縛から解き放たれた。
なお、今作ではラスボスまたは哀しき悪役として描かれている。
ただし、応援上映に行くような熱烈なファンからは「精神的にテンパってるせいで、やってる事が色々とおかしいネタキャラ」として愛されている一面も有る。
RED RAIN
心の傷が癒えた様子でラストシーンにて登場。ライバルから託されたUSBを手に海外へ向かうところで物語は終わる。
HiGH&LOW ムゲン 山王連合会 雨宮兄弟 MIGHTYWARRIORS 闇堕ち 哀しき悪役
阿久津真矢:日テレドラマの教師キャラ。壮絶な過去が原因で真逆の性格へ変貌したキャラ繋がり。
柊一颯:同じく日テレドラマの教師キャラ。彼に匹敵する過激な手法で生徒を教育しながら目的を果たそうとした。ちなみにこちらは琥珀のように敵がハッキリしている相手に対して不特定多数であり、琥珀よりさらに厄介な敵と戦っていたと言える。
アナキン・スカイウォーカー:悲劇の内容と闇堕ちの様子が似ていることから。また、身内のおかげで道を正す結末も同じ。
ゴンさん:こちらも闇堕ちと変貌する経緯が似ていることから。