概要
折り返し設備があり、早朝深夜に当駅始終発の電車が存在する。1986年のダイヤ改正までは日中の半分の電車が大阪方面に折り返していた(当時は京都ー甲子園口、吹田ー西明石間それぞれ4本ずつの運行だった)。
甲子園球場は当駅より阪神電車の甲子園駅の方が近いが、誤ってこちらに来てしまい、徒歩で球場を目指す観戦客も少なくない(ちなみに約30分かかる)。
その場合は南口を出た所にある停留所から発車するバスをお勧めする(特に夏は)。2系統あるが、いずれも必ず中継地である甲子園のバス停に停車する。(阪神電車の混雑を避けて敢えてこちらを利用する観戦客も相当数いる)
1991年から1993年にかけては甲子園球場での高校野球観戦客向けの宿泊列車「ナインドリーム甲子園」号が運転されたことがあり(583系使用)、新大阪駅と大阪駅で乗車、甲子園口駅まで運行されホームに電車を止めて一夜を明かすというものだった。
駅構造
島式2面4線の高架駅であるが隣の立花駅や西宮駅などとは違い配線が少々特殊である。
1・3番乗り場は内側線、2番乗り場は折り返し線となっている。
4番乗り場は外側線で新快速を通過するが、柵はいつでも取り外せる。
下り外側線は戦時中に建設された阪神武庫川線(阪神はこの駅の構内で武庫大橋駅方面に分岐していたが、阪神にはホームは設置されず、貨物線として用いられた)を転用したためホームが無い。
そのため、ホームの幅が異様に狭く、実際に人身事故が起きるなど問題になっている。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | JR神戸線 | 下り | 三ノ宮・明石・西明石・姫路方面 | 内側線 |
2 | JR神戸線 | 上り | 尼崎・大阪・新大阪・北新地方面 | 折り返し線 |
3 | JR神戸線 | 上り | 尼崎・大阪・新大阪・北新地方面 | 内側線 |
4 | JR神戸線 | 上り | 外側通過線。 |
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は18,915人である(兵庫県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 19,605人 | 39,211人 |
2009年(平成21年)度 | 18,962人 | 37,923人 |
2010年(平成22年)度 | 18,986人 | 37,973人 |
2011年(平成23年)度 | 19,088人 | 38,175人 |
2012年(平成24年)度 | 19,148人 | 38,296人 |
2013年(平成25年)度 | 19,288人 | 38,575人 |
2014年(平成26年)度 | 18,841人 | 37,682人 |
2015年(平成27年)度 | 19,120人 | 38,240人 |
2016年(平成28年)度 | 19,079人 | 38,159人 |
2017年(平成29年)度 | 19,184人 | 38,368人 |
2018年(平成30年)度 | 18,915人 | 37,830人 |