ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目が冴える蛇

84

めがさえるへび

目が冴える蛇とは、じん(自然の敵P)による「カゲロウプロジェクト」に登場する能力の1つ。

概要

カゲロウデイズを生み出したメデューサアザミが持つ「目にまつわる力」の一つ。

「目が冴える」能力の

「目が冴える」能力は現在ケンジロウの持つ能力

「取り憑いた能力者の願い叶える能力」だと思われる。

小説

以下、「メカクシティレコーズ初回盤ブックレット」及び、

カゲロウデイズⅣ-the_missing_children-」のネタバレあり

『 ようこそ。   ようこそ、我が主よ。 』

『 どんな主、どんな願いだとしても それを叶えるための私なのですから、どうぞご安心を。 』

『 では、また次のよき夢でお会いしましょう。 』

自身が不死である為に寿命の違いからくるツキヒコとの別れに恐怖していたアザミに、「終わらない世界」であるカゲロウデイズを創り出すよう提言した張本人。

小説4巻においては、ツキヒコと恋に落ち娘であるシオンを授かり幸せに暮らす中、頭でどれだけ納得しようとしてもぬぐい切れないツキヒコとの死別の不安に泣き疲れたアザミに『』という形で初めて現れて干渉した。

具体的にどういった能力であるかは上述の通り不明だが、アザミが能力について記した日記を読んだキドシンタローによれば、他の能力の蛇とはあまりに異質で、そもそも能力と呼べるものかどうかさえ疑問と取られていた。

アザミ本人ですらコレを『能力』とは認識していなかったらしい。

上述の夢に関しても、「目が覚める」蛇の能力も持っていたアザミには睡眠を必要とせず眠気自体感じないはずの為、この時の“夢を見る”という事自体この蛇による何かしらの影響だったのではないかという推測もある。

カゲロウデイズが創造され、8月15日に死んだ者たちが能力を得て現実世界に戻っていくのを見届けていた中、と共に土砂崩れに巻き込まれて死亡したケンジロウに取り付いたと思われる。

ブックレットではアザミにカゲロウデイズ創造を助言した事自体がこの蛇の「謀略」と書かれており、カゲロウデイズに関わる全ての根本的な元凶であると考えられている。

この事に気付いているアヤノと、彼女から事情を知らされていたエネからも、カゲロウデイズを攻略するにあたり絶対に倒さなければならない存在として認識されている。

つまりこのカゲロウプロジェクトの黒幕である可能性が高い。

以下、更にカゲロウデイズⅤ-the_deceiving-のネタバレあり

「……はぁ、まさかこんなことになるとはなぁ。つくづく、こいつらには呆れてものも言えん」

「……とはいえ、あいつのおかげで計画は失敗だなぁ。こっちに全ての蛇を集められなくなった以上、こいつの嫁を連れ戻すことは出来ん、一体どうしたものか……。」

「アホか。失敗したならやり直せばいいんだよ。最初から。」

実はケンジロウ自身が『目が冴える蛇』本人とも呼べる存在になっている。

その本質はかつてアザミに語ったように「どんな願いでも叶える」というもので、アヤカがカゲロウデイズに閉じ込められた時、ケンジロウが「アヤカにもう一度会いたい」と願ったことが悲劇の始まりだった。

冴える蛇はケンジロウの身体を完全に乗っ取り、ケンジロウの願いを成就させるために暗躍し始める。ケンジロウとして数々の悪事に手を染め、巨額の資金を得て街のあらゆる組織公共機関を自分の支配下に置いていた。

カゲロウデイズにいるアヤカを会わせるためには、10の蛇を現実世界に出して『目を合体させる能力』を持つ女王(マリー)に取り込ませ、完全なメデューサを作りだす必要があった。貴音と遥の実験も、二人に残りの蛇を宿させて現実世界に出すのが目的だった。

蛇によって生かされている能力者は、蛇を抜かれると死んでしまう運命にあった。その事実を知ったケンジロウの娘アヤノは、自殺することでカゲロウデイズに接触し『目をかける蛇』を宿したままカゲロウデイズに留まった。これにより『目をかける蛇』だけが現実世界に出せなくなり、『目が冴える蛇』の計画は失敗に終わった。

しかしこれで諦めるだろうと思っていたアヤノの思惑から外れ、冴える蛇は上記のように「最初からやり直せばいい」と語り……。

二重人格のような状態であり、普段はケンジロウの人格が表に出ているが、既に「目が冴える蛇」が殆ど主導権を握っている。

口調もかつてアザミと会話していた時と変わっており、カノと「ケンジロウ」ではなく「目が冴える蛇」として会話した時も口調はケンジロウのままであった。一人称は「俺」。

アザミにカゲロウデイズを作るよう誘導し、ケンジロウに能力を集めさせようとしてる彼だが、そこから一体何をしようとしてるのか。真の目的は不明のままである。

「てめぇらは俺の手の平の上で生きてんだ。忘れんなよ? 糞ガキ」

アニメ

「 まさか、彼女らを此処に引きずり込むとは……貴女も人が悪い 」

「 いやいや黙りませんともぉ……利己的で安直な欲望に従い、この世界を創ったのは貴女ではありませんか! 」

「 素晴らしい、実に愚かだッ! そう…そう、そうでなくては!!そのエゴこそ、私たちにとって何よりもの喜びなのだから!! 」

CV:宮野真守

アニメ版であるメカクシティアクターズにおいて劇中幾度かその存在を示す描写がされてきたが、第10話にてついに直接登場。

8月15日に起ったマリーの襲撃事件によって死亡したシオンとマリーを自身のカゲロウデイズに引き込んだアザミの前に、心臓のような赤いに巻き付いた一匹の黒い蛇として現れる。

口調こそ小説4巻での丁寧な敬語だったものの、あからさまにアザミを見下し、嘲笑するかのような言葉を矢継ぎ早に投げかけるなど、悪意を一切隠さない慇懃無礼な態度を終始とっていた。

アニメ11話にて、願いを叶える能力だという事が示唆される。蛇は誰かの願いによって存在する事ができ、自己の存続の為であれば、人の理想をいっさい考慮せず、手段も選ばず願いを叶えようとする。

また、ケンジロウに宿った当初は夜ケンジロウが眠った時のみ「目が冴える蛇」の人格が出ていたが、時間が経つにつれて眠るような時間でなくても蛇の人格が表に出ており、本性を露わにした状態でアヤノやカノと対峙していた。

ネタバレ

以下アニメ12話ネタバレ

楽曲「アウターサイエンス」は、メカクシ団はおろかアザミさえも見下し嘲笑する歌詞の内容からこの蛇の視点による話ではないかと推測され、楽曲の中心人物として描かれている「黒コノハ」の正体こそがこの蛇ではないかと最近は仮定されていた。

その推測通り、黒コノハの正体はケンジロウの身体から離れ、コノハの身体を乗っ取った「目が冴える蛇」の人間体であった。

目的は自分の存在を維持し続ける事。願いがなければ自我を存在させる事ができないが、願いを叶えるという存在意義も無視できず、彼は「ケンジロウのアヤカに会いたいという願いを叶える」範囲でしか行動できなかった。そのためアヤノを自殺を図らせ「目をかける蛇」をカゲロウデイズに閉じ込め、ケンジロウの願いを叶わないものにさせて、それでも願いを成就させるという名目でマリーに「最初からやり直し」を実行させるように誘導していた。こうして終わらない悲劇を繰り返し、ケンジロウの願いを永遠に叶えられないようにすることで、自分の存在を維持してきた。

アニメ12話でも自我が消えかけていたコノハの身体を乗っ取り、その優れた身体能力でメカクシ団を追い詰め、マリーに7つの蛇を使わせて再びループを引き起こそうとした。しかし幾多の悲劇の記憶を受け継いだ「目に焼き付ける能力」を持つシンタローと、彼にカゲロウデイズから連れ戻されたアヤノによって10の蛇全てが揃い、アヤノの「目をかける能力」でシンタローの記憶と情報を引き継いだマリーが蛇たちを完全に制御し、カゲロウデイズを開けることに成功。その結果ケンジロウがカゲロウデイズにいたアヤカに再会する事ができ、ケンジロウの願いは成就されて彼はカゲロウデイズに留まり、「目が冴える蛇」は完全にケンジロウから引き離された。

そしてコノハに宿っていた事が災いし、新たな宿主であるコノハの願い「ヒヨリを助ける」という願いを成就させる事になり、自由の効かない命代わりになることへの絶望を抱きながら、ヒヨリの命として彼女に宿るという末路で完全消滅した。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉

    恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉壱拾捌

    「アビス」キャラで「カゲロウデイズ」本編18回になります。現在「終わる終わる」詐欺実行中です。終わりませんでした。 今日は6月9日「ルークの日」でしたね。丁度1年前でした。この作品の初期設定を投稿したのは。 まさかここまで長引かせる気などさらさらなかったのですよ。 やはり衝動書きは危険でした。 後もう少し、もう少しと自分を叱咤しながら書きあげますので、もう少しだけお付き合い願います。 さて今回は「ルーク劇場、時々冴えるさん」でお送りします。 本作のカゲロウデイズのトレスはもうほとんどなくなりましたが、今度はアビスのトレスが頻繁に入ってきますのでご注意願います。 では『恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉壱拾捌』をお楽しみくださいませ。
    14,265文字pixiv小説作品
  • 【サンプル】殉教/目に焼き付いたハイドアンドシーク

    2024年8月4日に開催されるエンドレスワールド〜永遠世界〜にて頒布予定の「殉教/目に焼き付いたハイドアンドシーク」のサンプルです。 内容は ・冴える蛇が知らない間に大ピンチに陥っていた話 ・アザミがカゲロウデイズに囚われる直前まで戻ってしまった焼き付ける蛇(コミックルートの次のルート)の話 の2本立てです。 頒布価格は400円、表紙は親愛なる衿さんに描いていただく予定です。 通販https://privatter.net/u/wildcatmaster21
  • ミカヅキ〓〓〓

    映画班のゆかいな仲間たち

    (何か一つでも――一緒に) 椚ヶ丘中学3年E組の如月の話。非公式二次創作小説。 昨日が5月5日だったので、5月のうちに投稿しました。
  • 今日も蛇たちは呪いを祓います

    蛇たちは最強と出会う

    attention! このお話は呪術廻戦とカゲプロのクロスオーバーです 苦手な方は回れ右をお願いします 前提としまして カゲプロのキャラたちが呪術の世界に転生するお話です そのため キャラ崩壊、過去改変しております カゲプロのアニメ後のお話です 目が冴える蛇、コノハ、遥はそれぞれ単体としています 上記のご理解のほどよろしくお願いします 誤字脱字等ありましたら 教えていただけると嬉しいです ~ここから雑談タイムという名の独白~ 思い付いて設定だけが盛り上がって我慢行かずに書きました…(o・ω・o) とりあえずプロローグだけを… 今回のシリーズは 他の二次創作の作品みたいに設定を書いていかずにいこうと思ってます この先のお話のネタバレ防止のため… 一応プロットまでかいて最後の結末まで考えてる作品です 最後までお付き合いいただけたら嬉しいです(o・ω・o) 最後の結末まで考えてますが 第1部的なもので一応そのさきも気力とネタが尽きなければ書くつもりではいます その旨ご理解のほどよろしくお願いします… ところで… 10周年のチルレコ最高でしたね‼️ もう…長年好きでよかったと思いました… もう…10年近く推してきましたが… 涙でそうになるくらい最高でした… カゲプロ10周年おめでとう…( ;∀;)
  • 焼き付けるとシンタローの異世界紀行

    プロローグ

    こんにちは、焔です。 プロローグ、投稿です。 駄文です。 見てみて下さい。 頑張った方です。
  • 冴蛇喰らい共同戦線

    SCP-XXX-JP-815-7関連文書 “PC内の日記”

    おっすおらりんごんご!! 夏井トリ様のタグに参戦して書くシリーズ物第一話やぜ!! 駄文です SCP財団 http://scp-jp.wikidot.com/ SCP−076/アベル http://scp-jp.wikidot.com/scp-076
  • 冴える蛇と小さな二人

    仕事中にふと書きたくなって衝動で書いたカノシンを育てる冴えるの話です。三人が好きなだけ。あと、密かに某方へのお礼も少し兼ねていたりします。 カノシン+冴えるもっと増えようぜ。 この後、成長したカノシンがくっ付いたり何なりして苦労する冴えるとか、冴えるの味方しちゃうカノシンとか、色々と考えて力尽きました。
  • 息抜き

    作者の息抜き兼メカクシ団の息抜き。なんかごめんなさい。 もちろん続かない。
  • 目が冴える蛇

    メカアク12話の後日談?的なもの 目の冴える蛇はどんな気持ちで消えたのかなーと思っただけです 妄想&文下手なのは勘弁
  • ☆蛇との出会いと別れ。(ねつ造有)

    アニメ「メカクシティアクターズ」最終回迎えた記念として ケンジロウと目が冴える蛇の小説を。 出会いと別れを妄想で書いてみます。 ちょい修正とループが終了したことを表すセリフ追加。 あと個人的に12話解釈してみたんでよかったらここからどうぞ。 http://yaplog.jp/gwdapt/archive/4015 ニコニコのスレ見ると自分も気が付いてないのもあったんでまあ参考で読んでみてください。 あと知恵袋よりどこのルートでも出会いのシーンはなかったようでマジで謎ですね。 カゲロウプロジェクトタグ、つけた方ありがとうございます。 つけるの忘れてた…
  • メカクシティアクターズ if 【幸せのカタチ】

    メカクシティアクターズ if 【幸せのカタチ】 プロローグ

    メカクシティアクターズのもしものお話しでっす ネタバレが結構含まれる…ので、おkという方はご覧ください! 注意:ケンジロウが大活躍。    気分次第投稿予定。
  • 最善策

    こういう彼が好きだ あらすじ カゲロウデイズ攻略において最後のループとなり、冴える蛇と相対したメカクシ団。 ついに冴える蛇を撃退しカゲロウデイズを終わらせられるかに思えたが…?
  • 『冴える』は女王の頭脳を潰す

    ” もし『焼き付ける』の存在が『冴える』に知られたら? ” という発想から書いたものです。 『冴える蛇』の一人語りのようになっています。 久々にカゲプロに再燃したので思い切って書いてみました。
  • ミカヅキ〓〓〓

    あと、ひと月

    (また夏がくる) 椚ヶ丘中学3年E組のシンタローの話。非公式二次創作小説。
  • 焼き付ける蛇の話

    ツイッターから転載。妄想7割考察3割ぐらいの話。
  • 終わってしまったあの夏の日への追想

    どうも。「アビス」キャラで「カゲロウデイズ」なる物をこそこそ書かせて頂いておりますasagiyaと申します。                                                                                               実は今回、本家「カゲプロ」のパロが無性に書きたくなりまして。本作は深夜テンション一夜で書いたものを、2日掛けて修正したものです。修正かけたら深夜にはいなかった「目に焼き付ける蛇」がなぜか実体化していた不思議。                                                                                                                            しかも本家「カゲプロ」は初投稿にもかかわらず「シンタロー嫌われ」やっています。「カゲプロ」キャラすべてに愛はあるのですよ。これは所謂「好きな子は苛めたい」現象でしょうか。温いですが暴行シーンあります。なお「メカクシ団」メンバーには救いがないので注意が必要です。                                                                                            クロハではない「目が冴える蛇」がいます。                                                                                                                                 またラストでアザミさんが乙女化しているのも注意喚起しておいた方がいいでしょうか? 何気にアザミさんラストを飾っています。                                                                                      シンタローと彼を嫌う「メカクシ団」。そしてシンタローに救われた「冴える蛇」を中心に壊れゆく世界を書いてみたのですが、いかがなものでしょうか。                                                                                                                   『このループ最後の世界は如月シンタローにとってとても厳しい世界でした。なぜならこの世界の「メカクシ団」はみんな最初から彼を嫌っていたからです。なぜ彼らが如月シンタローを嫌っているのかはわかりません。ある者は彼が「化け物」だからと主張しますが。それは結果であって理由ではないのです。この世界はそういう理の元に廻っているのですから』                                                                                                                                                                          世界の中心である如月シンタローが嫌われてしまう話                                                                                                                            PS:誤字脱字がかなり目立っていたので一部修正しました。8ページ目、17~18行目。完全に言葉が違っている場所がありました。正しくは「目の前に展開されている光景・・・・・・」でした。
    22,695文字pixiv小説作品
  • ゲスとドSと愉快犯と

    みんなちがって、みんな悪い(性格が) 冴えるはこの辺(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4098438) 醒めるはこの辺(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4282522) 焼き付けるはこの辺(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4252585) の性格付けを参考にしていただけるとカイチの蛇キャラ事情がよく分かります。 こいつら絶対仲良いと思う
  • 悲劇を繰り返した彼のお話。【カゲロウプロジェクト二次創作】

    あー・・皆さんこんにちは、こんばんはおやすみの方はおやすみなさい(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ 本作はカゲロウプロジェクトの二次創作となっております といっても続かないよ、中途半端よ、あったとしても私が食べるよん きっとしょっぺぇ味でしょうね(^p^) えっとですねー、冴える蛇(クロハ)が主に中心ですです しかし、語り手は・・誰でしょうね(( ちょくちょく変わったり変わらなかったり・・意味不明でおk、なんでもこい!途中でも半端でもこの温かい胸で全部受け止めてやるぜ!!という方向けデスヨ いきなり始まっていきなり終わります・*・:≡( ε:) 【追記】 何故か続いたよ奥さん!! ついでに3ページも改造しましたよ旦那さん!! .。o○【part2】○o。.三└(┐卍^o^)卍ドゥルルル →http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5005798
  • 黒シンタロー(別名:傀儡シンタロー)の話

    焼付ける蛇の気まぐれ

    初投稿です。動機は黒いシンタローが書きたかった。 それだけです。書きたい言葉を入れってたら、ごちゃごちゃしてしまいました。 データが何度も飛んで何度も心が折れましたが何とか完成させることができました。 しかし、清書に時間がかかり過ぎてしまったので楽しみにしてくれていた友人への申し訳ない気持ちでいっぱいです。
  • 恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉

    恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉弐拾捌

    つ、ついにこの時が来ました。恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉最終回です。 こんなトレスだらけの作品にここまで時間を掛けてしまい、本当に申し訳ありませんでした。 トレスだらけの上、ラストまでの大まかな構想はすでに出来あがっていたため簡単に書けるだろうと、構想を書き起こす作業を怠ったための遅延でした。そのため何度も躓き、何度投げ出そうかと思った事か。しかしここに完結を迎えられた事には喜び以外ありません。 またこの作品を書くにあたり、きっかけを下さった「あなた様」には感謝してもしきれません。イラストを拝見させて頂いただけですが「あなた様」の作品がなかったらこの物語は生まれもしなかったかも知れません。 『これすごい!』『でも私ならこうするかな』等と拝見したイラストを元に妄想が膨らみ、抑えきれなくなった結果がこの作品になりました。(その為元イラストとはかなり設定が違う代物になってしまった事は大変申し訳なく思っております) あのゲーム本編のルークの性格の変化を促がしたのが『目が冴える蛇』だったというこの作品、ダブルパロディでありクロスオーバーでもありました。彼らには幸せになってもらいたいものです。 なお、まだまだ未熟な文章のため、もしかすると大幅な改稿をする事があるかもしれませんが、しばらくは完結の余韻に浸っていようと思います。 それでは『恩讐の匣〈アビスinカゲロウデイズ〉弐拾捌〉』最終回ごゆるりとご鑑賞くださいませ。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

目が冴える蛇
84
編集履歴
目が冴える蛇
84
編集履歴