曖昧さ回避
- 花の咲くのを知らせる風。初春から初夏にかけて吹く風をいう。
- 二十四節気中の小寒から穀雨に至る八節気を24に分け、各候に咲く花を知らせる風。24候にそれぞれ新たな風が吹くとして、それに花を配したもの。二十四番花信風。
- 上記のものをモチーフとする「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。本項で解説。
概要
「銀雪夜催花,風令已眠淺,
誰醒江山詞?一甌茶煙對夢閒。」
日本語訳:
「銀色の雪が夜に花を掻き立て、風令(天地の号令)で眠りが浅くなった。誰がその江山(風景)の言葉をわかろうとするか?俺はただ夢の余暇に、茶の湯気を楽しむだけだ。」
称号:二十四番(にじゅうしばん)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂異數」を主に活躍していた。
「魔龍八奇」の一人である凄腕の剣客。
慎重で用心深い性格で、冷劍白狐の師匠としても知られる。
プロフィール
霹靂シリーズ
英雄戰紀
性別 | 男 |
---|---|
初登場 | 霹靂英雄戰紀之刀說異數 第3章 |
根拠地 | 蹈天橋 |
身分 | 魔龍八奇の一人 |
弟子 | 冷劍白狐 |
上司 | 冥海龍靈 |
武器 | 衍那魔刀 |
人物
雪のような白い肌を持つ、凄腕の剣客。
かなり用心深い性格で、よく弟子たちに「命は一つしかない。軽々しく危険を冒すべからず。自信のある事だけ行えよ。」と戒めた。
太黃君らと同じく「魔龍八奇」のメンバーだが、素還真ら「天虎八将」との戦いには積極的に介入せず、マイペースで自身の利益にしか興味がない。
邪剣や魔刀を集める趣味を持つ。入手した邪剣「金鱗蟒邪(きんりんもうじゃ)」は弟子の冷劍白狐の武器となる。
時空聖戦にて、集境の太幻樓に救われたことから、太幻樓の主である花影人に仕える。集境が苦境に進軍した際、集境側として出陣するが、鬼王棺の術にかかり殺された。武器である幽靈魔刀も鬼王棺に奪われる。
英雄戰紀にて
「霹靂異數」のリメイク版「霹靂英雄戰紀之刀說異數」では、デザインが大幅に変更され、美形キャラになった。
オープニング映像では半裸の姿で、刀を振り回すシーンが確認できる。裸に近い姿で動ける人形は、布袋戲業界初である。
原作より出番が増え、かなり優遇されている。追加シーンとして、刀の手入れや、茶を嗜む場面などが見られる。武器の名称が幽靈魔刀から衍那魔刀(えんなまとう)になったり、人物設定もいくつか変更点が見られる。
関連タグ
関連リンク
※いずれも中国語