「東京は、京都に負けず劣らずの霊都だからきっと楽しいわ。メリーと一緒なら」(蓮子)
「お願い、貴方に夢の事を話してカウンセリングして貰わないと、どれが現の私なのか判らなくなってしまいそうなのよ」(メリー)
蓮メリとは
『東方Project』における二次創作のカップリングのひとつ。
「宇佐見蓮子」と「マエリベリー・ハーン(メリー)」のカップリング作品につけられるタグである。
2人しか居ない、他キャラとの繋がりが薄い、ということも相まって、公式からして百合っぽいと言われることも。
二次創作
pixivのタグ
「蓮メリちゅっちゅ」や「秘封夫婦」というタグが考案されており、これらは”蓮メリ”作品の中でも特に百合色の濃い作品に付される傾向にある。
カップリング作品であっても本タグが付けられず、両名が所属するオカルトサークル「秘封倶楽部」タグにこの意味を含んでいる場合も多い。
コンビとしてのタグにも使用されるので、何かと使用率の高い用語である。
二次創作における描写
振り回す蓮子、なんだかんだ蓮子に付き合う心配性なメリー、という構図が多い。
これは2人の性格の違いによるものと思われる。よってメリーが嫁ポジションなのがほとんど。
しかしその逆として、メリーに振り回される蓮子というのも増えている。
これはメリーの方が蓮子を意識しているパターンが多かったため、蓮子に異常なまでに好意を持つ、酷い時には変態と化したメリーが暴走しまくっている作品である。
大抵はギャグに全振りしたものである。
この際、蓮子はメリーのテンションに振り回されるだけだったり、冷静に突っ込む場合もある。
さらには、蓮子がメリーに引け目を取らない場合もある。そもそも2人は公式からして墓荒らしみたいなことをしたりしている。
一方、シリアスの場合は八雲紫が絡んで、紫=メリー説が適用される。
八雲紫となったメリーと離別してしまう、蓮子がどこかに消えてしまう、メリーの能力が増長するなど、バッドエンドものが多い。因みに離別ポイントで多く描かれるのは外の世界の博麗神社である。
しかし、蓮子がメリーを探しに行くなど、前向きな内容ももちろんある。
尚、2人は一度トリフネにて化け物に襲われたが、慌てるメリーに反して蓮子は化け物の考察をしていたり、そもそも幻想郷や未知に憧れ、色々と常識破りな行動を犯しているので、案外幻想郷に適応してしまいそうな思考回路なのかもしれない。
非公式人気投票
2013年6月にニコニコ動画で行われた「第5回東方ニコ童祭」の人気投票・ベストパートナー部門（有効投票総数14,449票）において、蓮メリは他の人気のカップリングを押し退け、703票を獲得し第３位となった。
蓮子側・メリー側双方のカップリングの中で得票率99%を記録しており、ほぼ固定カップリングの様相を呈している（これ以外ではメリー×紫が6票、蓮子×紫ほか5人が各1票）。
また同年10月に中国で行われた人気投票のカップリング部門（有効投票総数5,738票）では361票を獲得して第１０位にランクインした。
東方Project人気投票では、第13回ベストパートナー部門(2017年)と第16回Ex(ベストパートナー部門／21年)で第２位という好成績を記録した一方、第18回Ex(ライバル部門／22年)は第３３位であり、やはり多くのファンからベストパートナーと認識されていることが窺い知れる。
東方キャラの日
二次創作イベントタグ「東方キャラの日」では、「12月14日は蓮メリの日」が、東方企画を通じて提案されている。由来は、同月が「秘封月間」とされることと、各月14日が韓国で「恋人同士の日」とされることから(ちなみに同月は「ハグデー」)。
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