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日本版の正式タイトルは『誓約少女~祝砲の元に集いし戦姫たち』。開発・βテスト実施時の仮題は『オース×ガールズ ~祝砲の下に集いし乙女たち~』、略称は「オスガル」だった。


2022年9月28日にiOS/Androidの両方で事前登録が開始され、2022年10月26日に正式リリース。


英題は発表当初『Tales of Abyss』とされていたが、この会社このゲーム商標でバッティングするのは流石にまずかったのか、英語圏およびブラジル繁体字圏(台湾香港マカオ)でのβテスト開催中に『Tales of Abyssus』へ改題された。これに伴い、中華圏でよく使われる「艦○」式の略称は英題から取った「艦T」(簡体字舰T」)が暫定的に割り当てられているが、開発国でのリリース予定が不明なため、原題は公表されておらず、繁体字版(後述)もβテスト段階では漢語ではなく英題が共通使用されていた。


日本での第2回βテスト終了後、2022年9月8日に公式サイト、Twitterが消滅したが

翌日、『誓約少女~祝砲の元に集いし戦姫たち』とタイトル変更されたTwitterアカウントが開設された。


繁体字版

繁体字中文版はβテスト開催後に『茶の恋姫』へ改題され、キャラクターデザインは日本版と同じだが艦船でなくお茶を擬人化した設定へ変更されたのみならず艤装が取り外されている。理由は不明だが、中国大陸で政府審査の締め付けが厳しくなっているため軍事要素を排除した新設定が別に用意された影響の可能性がある。


英語版

オーストラリアでは豪州等級審査委員会(ACB)の公的審査において「性的」「薬物」の2点が審査基準に違反しているとして発禁処分を下され、現地のストアではリリースが不可能になった。


概要

2019年に中国、2020年に日本でリリースされた艦船擬人化ゲーム『蒼藍の誓いブルーオース』(艦S)のスピンオフ作品。本作はBabelTimeの香港法人が運営を行っている。

※前作のブルーオースは開発が中国の北京巴别时代科技股份有限公司(BabelTime)、日本語版運営は香港のZephyrusが行っている。


ゲームジャンルは前作の3Dアクションではなく放置系RPGとされており、戦闘画面では前作の基地やコレクションで見られたちびキャラが使用されている。


登場キャラクターの戦姫は半分ぐらい共通しているが、本作が初登場の戦姫(扶桑、涼月、ユニコーンなど)や前作から登場しているものの外見が全くの別モノに変わった戦姫(妙高、羽黒、ヘレナ、ハーミーズなど。また、前作のヤウズ・スルタン・セリムは本作では旧名の「ゲーベン」として登場)もいる。前作から引き続き登場している戦姫の場合も配役は共通ではなく、声優はもとより性格も大幅に異なる。ストーリー面においても、ブルースフィアが舞台であることやオースエネルギー関係など前作とはある程度の設定を共有しつつも連続している訳ではなく、一種のパラレルワールド状態である。


ナビゲーション担当で最初からプレイアブルの初瀬(実艦解説)は、前作に登場する朝日の妹に当たる(が、外見上は初瀬の方が姉のように見える)。


ストーリー

18年前、オースエネルギーが引き起こした巨大災害、「第二次オグドインパクト」は、世界中の沿岸部や島嶼部の都市に壊滅的な打撃を与えた。

そして同時に発生した原因不明の結晶病により、ブルースフィアの人口の半数近くが失われた。

しかし、人類は諦めていなかった。


戦姫——溟海(オグドアビス)に抗う最終兵器。人類の想いを乗せた旧時代の軍艦が、オースエネルギーの力を借りて少女の姿として降臨した。

彼女らがもたらすのは、人類の滅亡か、それとも生き残る希望か?

いずれにせよ、開けられてしまった禁忌の箱は、もはや二度と閉じることはないのである。


戦姫と所属陣営

戦姫(ブルーオース)を参照


ソサエティ

アメリカに当たる。所属戦姫はワシントン、ホーネット、ヘレナ、フレッチャーなど

桐桜

日本に当たる。所属戦姫は響、愛宕、初瀬、鳳翔など

インペリアル

英国に当たる。所属戦姫はフッド、ベルファスト、アークロイヤルなど

リリウム

フランスに当たる。所属戦姫はル・ファンタスク、ヴォルタなど

連合

ソ連+中国?所属戦姫は平海、寧海、キーロフ

ライン

ドイツに当たる(ブルーオースでの陣営名は「琥珀」だった)。所属戦姫はZ1、Z3など


備考

前述の通りキャスティングは『蒼藍の誓いブルーオース』から一新されているが、なんと本作ではKADOKAWA系列のためこのゲーム以外の艦船擬人化タイトルに所属声優が出演した前例が皆無(他の事務所から移籍した声優前所属で出演した事例はある)だったプロダクション・エースの生え抜きとしては初めて古川未央那が出演している。


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